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ちいさなうさぎがうまれてから、ひとりだちし、母親となるまでを丁寧に紹介してくれる絵本です。ワイスガードの絵がとても美しい。うさぎだけでなく、にわとりやねずみ、りすなどの動物たちが正確に、でも愛らしく描かれています。はじめからさいごまで、ちいさなうさぎに寄り添って読み進めることができます。
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繊細な筆致で描かれている動物達や森の様子、この丁寧さに惹かれながら、春に生まれた子うさぎの成長にも目が離せません。
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危険な物は何かと知った上で外に出る、怖いことも楽しいことも沢山ある中で少しずつ大人になっていきます。
お母さんうさぎの教えを守りながら、でもまだまだ子供、楽しくて森を走り回ってしまいますね!
人の成長も同じこと、危険だから家の中にいるのではなく、勇気を出して外の世界を知ることの大切さも教えてくれているようです。
季節の移り変わりと命のめぐり、うさぎの一生を通して命の尊さも知ります。
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1957年初版、コルデコット賞受賞作家による名作です。
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レナード・ワイスガードの絵がすてき。
うさぎの一生が描かれています。
突然、子どもを生んでお母さんになるところが、ちょっと唐突だったかな…