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先日著者が亡くなったそうだ
ずっと読みたかった本。
新聞の広告で気になったことが
いくつかあったから
(文字通り)命をかけた体験は
正真正銘信用できる。
しかもフレンチコックなので
食事について専門家。
ただそのためか栄養学的視点は
素人的な印象はある
参考にしたいと思ったことは
①動物性たんぱく質は元気の源
②食材は丸ごと食べる。皮まで食べる
(↑マクロの基本。南雲さんも同じこと
言ってたなあ)
③偏った食べ方は厳禁。
バランスのいい「雑食」が効果的
④野菜類は「ホタテの殻」の
力を借りて洗浄
※⑤牛乳、乳製品は用いない
⑥腹六分目にとどめる
(↑これも南雲さん言ってた)
⑦甘いものは口にしない
特に⑤かな.
P120
「ひょっとしたら、牛乳を断っていることが
私がこのようにがんでも長く生きている理由
なのかもしれないと思うほどです」
(↑これは重要)
「一日2食」はすでにやっている
「精製された砂糖は最強の毒」って
砂糖は徹底して否定してる。
P158
「私は甘いものを生活の中から
完全に断ちました。」
(↑カッコいい!こういうの好きなんだよね)
食事ではないが
「がん細胞は敵ではない」というのが
いい。
がんは憎くはない。闘いもしない。
自分自身の細胞だから。
「身内です。僕のものです」
「自分の不注意で作り出しちゃったな、
なんかすまないなといった感じ」
というのもいい
あと
「さらば病院よ、医者よ。
あとは自分でやる」
というのも
自分のこととして引きうけてる。
潔くて、自分の足で立っていてカッコいい
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地産地消、一物全体、陰陽。
低体温、低酸素、高糖質はがんを増殖させる。
現代の野菜はF1種。人工的に作られたもの。F1種の野菜は腐る代わりに溶ける。
食品添加物を摂らない。
用途と物質名を併せて表示したものは毒性が高いものが多い。
原7分目、できれば6分目。
ポン酢、めんつゆ、丼だれは作る。
塩は塩化ナトリウム95%以上を避ける。天然塩を。
ゲランドの塩、ヒマラヤ岩塩、こだわりの塩藻塩。
醤油は原材料に脱脂加工大豆のものは使わない。
丸中醸造醤油など
味噌は生みそ、60度以上に暖めない。
熟成余市味噌、自然栽培玄米味噌、無添加大寒仕込み
油 オリーブオイル、米油
みりん、砂糖の代用。本みりん。本来の材料はもち米と麹と焼酎だけ。
肉魚を塩コショウであぶって、バルサミコ酢をかける。
酢は純米、純玄米、純リンゴ酢など純のつくもの。
酢は体をアルカリ性に保つ。
玄米を炊くときに無糖ヨーグルトを少々入れる。
万能うま味調味料。干しホタテ、昆布などをフードプロセッサーで砕く。グルタミン酸は使わない。
砂糖は摂らない。メープルシロップ、羅漢果顆粒、北海道産てんさい含蜜糖。
陽性の食品を取る。
植物性乳酸菌をとる=ぬか漬け、キムチ
クエン酸、重曹を飲む。
一日二食。朝は食べない
原6分目、ときどき断食。
甘いものは食べない。
深呼吸をする。
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マクロビ
すなわち玄米菜食法
身土不二…自身がくらす土地の地産地消
一物全体…一つの食べ物をまるごといただく
陰陽…物体の性質を賢く生かす
マクロビ+動物性たんぱく質の摂取
エネルギーがいるので肉を少し食べる
①地元近くで取れた旬の食材を摂取
②食材は丸ごと皮まで食べる
③体を温める陽性食品を積極的にとる
根菜類や苦いもの
④バランスのいい雑食(いろいろな食材)
⑤生命力の強い野菜をとる
在来種の野菜F1種はダメ
⑥動物性たんぱく質は元気の源
⑦極力添加物は取らない
ガンを遠ざける基本は調味料を変えること
塩 天然塩を使う
醤油 脱脂加工大豆とある醤油は使わない
味噌 自然な生みそを使い60度以上温めない
砂糖 精製された砂糖は使わない
油 オリーブオイルまたはこめ油
みりん 砂糖の代わりにみりんを使う
酢 体を弱アルカリ性に保ってくれる
食事術
主食は玄米
栄養豊富で、デトックス作用がある
水道水は塩素やトリハロメロンを除去して使う
15分以上の煮沸
夜寝る前に水をためて一晩おく
野菜はホタテの殻の力を借りて洗浄
水1リットルに対して1-2グラム入れ
10-20分つけておく
魚や肉は調理前に塩でもんで不純物を出す
食材をできるだけ陽性に変える
あげたり炒める
熱する
乾燥させる
牛乳乳製品は用いない
リンが入っているので元々ある骨のカルシウムを溶かす
哺乳類が乳を出すのは生んだ時のみ
食材の品目数には神経質にならない
5米:2野菜:1肉魚
植物乳酸菌を取り入れる
発酵食品やアーモンド
カロリー気にせずG1値を重要視
サプリメントはいらない
おでん
こんにゃくを塩でもみ数回湯でこぼす
加工品も湯でこぼす
カレー
ルーを使わない
生姜湯
皮付きのままスライス
夏4-5日冬7-10日天日干し
クエン酸水
500mlの水に対し小1
弱アルカリ性に保ち免疫力の活性化
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その通りだなって。
昔ながらの和食が1番なのがほんとに分かる。
でもその和食の素材も栄養価も低くなっちゃってるし...
時代の流れとはいえ、この後始末はどうなるんですかね。
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前立腺がんでいつ死んでもおかしくないと言われた状況から、十数年生き続けている「奇跡のシェフ」神尾氏が語る、身体にいい食事のお話。正直、食事のいい悪いについては解明されていない部分も多く、著者の主張がすべて正しいとは言い難いが、それなりに説得力のある内容であった。ただし、料理人を生業としていない我々がこの本の内容をすべて実践することは困難であり、いいと思った部分のみを取り入れていくことになるだろう。
ちなみに、昔の日本食は体にいいとされるが、それでも昔の人の寿命は50~60年、一方で体に悪い食事をしているとされる我々現代人の寿命は75~85年、何が正しいのか難しい問題である。
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自分のこれまでの食事について考えさせられる本
やはり生きていく中で食事とはとても重要なことであり、その食事が現代社会で変わり、消費者側優先の考えから生産者や運送会社優先の考えに変わっている。それで消費者に悪いものがこの社会には多いことに気づかせてくれた。
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マクロビの事が書かれています。私も妻から実践してもらっています。人間は生きている場所のものを食べるのが一番身体にいいと言うことは、よくわかります。実践したいですね。
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人間の身体は、口から入る物で成り立つということを改めて意識した。生きていく上で何が本当に大事で必要なのかを知ることができたので、自分の食生活と身体作りを見直そうと思う。また、日本経済との関係性についても興味を持った。
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数年前に体調を壊したりしたこともあり、また激務の仕事と様々なスケジュールに耐えうる体作り、健康維持の観点から、食事、ストレス対策、風邪対策、部屋トレ、呼吸法など健康本はかなり読みました。大病はもちろん風邪や発熱をかなり減らせたので、一定の効果があったと思う。本書はその中の一冊。
食事の回数、量から、素材、調味料まで、詳細に記されています。
死を前にして取り組まれた内容ですので、伝わってくるものがあります。
一番ストンと入ったのは、「考えて食べる」ということ。食事が自分の体を作っているのは間違いないので、何を入れるか、やはり良く考える事は必要と思う。
人によって何が合うか異なる部分もあると思うけど、共通する部分もありそう。全部実行するのは難しいけど、やれる事も多いので、状況や年齢にも合わせて取り入れたいと思います。
家族との相談も欠かせないですね。
あと、がんはさておき、お医者さんには他でも色々とお世話になったので、食事の大切さと西洋医学(東洋医学も)を状況に応じてうまく活用するのが良いと個人的には思います。
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第1章 さらば病院よ、医者よ。あとは自分でやる
毒にまみれていた不摂生への反省
食で病を治すんだ
和食をいっさい食べなかったシェフ時代
がんのなかった昔の日本食
第2章 がんは食事で抑えられる
食べ物を変える→体が変わる
7つの心がけ
地元食材
丸ごと
陽性食品
雑食
野菜
動物性たんぱく質
×食品添加物
第3章 がんを遠ざける基本は、まず調味料を変えること
わずか数百円の差が命を守る
本物の調味料
大びんでは買わない
第4章 私が辿り着いた、がんで死なないための食事術
主食は玄米
牛乳、乳製品は用いず
アーモンド
GI値を最重視
第5章 がんを抑え続けている私が毎日やっていること
体を冷やさない
体を弱アルカリ性に保つ
1日2食
腹6分目
甘いものは口にしない
意識的に深呼吸
第6章 憎まずに、がんと寄り添う心が命を延ばす
がん細胞は敵ではない
他人に命を預けない
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リアルな経験を元にしてるのでとてもよいしわかりやすい
てっきり、フランス料理でガンを克服したのかと思ってたから、やっぱり和食だったかーとしみじみ思った
和食、ちゃんと作られた調味料、大切なんだと思う
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末期がんだと宣告され、病院での薬がどんどん強くなり、ついには抗がん剤になったことに違和感を感じた点が素晴らしいです。
現代の医療は、儲けるために完治させず、このようにして薬でじわじわと弱らせられるので、根本治療となる自然療法、食事の改善が重要です。