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フランス的なものが好きな方には面白いのかも
美味しそう食べてみたいとは思えず
内戦や難民などかたい話題をちょこちょこ入れてくるわりに扱いきれていない
いかに筆者が「よそから来た人たち」として生活しているかはわかる。そこの葛藤を各章ごとに入れられてもなー定住してりゃあ旅行者ほど浮ついてられないんだろうど…
一言でいうと海外で定住って羨ましい!
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著者は、元雑誌編集者。80年代末にフランスに渡り、以来世界各地で生活されてきた方。
複雑なルーツを持つ夫の両親(日本人ではない)、これまで暮らしたアメリカやイギリスで出会った人々、日本で暮らしていた若いころ、ともに過ごした人々など、人の思い出とその場その場での食卓の思い出を淡々と語っている。
静かにお茶を飲みながら、かみしめるように読みたい。
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食がテーマなので かろうじて
軽さが出たかな と思うほど
一人一人の人生のバックグラウンドが
見えてくると 噛み締めるように重い
クミンやコリアンダーが効いた
魔法のスパイス「バハラット」
ユダヤ系イラク人に伝わる「タビット」など
世のなかには まだ想像がつかない味が
それにまつわる郷愁がある