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イギリスの寄宿学校+少女探偵のコンビと知ってこれは読むしかない!
期待を裏切らないワクワク感。翻訳が楽しみなシリーズがまたひとつ増えました。
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すべてが憶測で進んでいく!
証拠いじっちゃいけないでしょう!
デイジーの傲慢さが少女と貴族さっぴいても鼻についてしまい魅力的だと思えず、
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1934年の英国の寄宿制女学校を舞台とするミステリ。本筋の推理は殺人事件のシンプルなアリバイ崩しが基本線だが、いかにジュニア向けにしても、証拠・動機の扱いや推理展開にかなり穴が多い(この手の安易に殺人を扱う児童向けミステリを読むと、本邦のはやみねかおるの偉大さが身に染みる)。あえて世界恐慌真っ只中、挙国一致政権時代を舞台にした必然性も理解できなかった。語り手が香港出身の中国人生徒という設定で、その第三者的視点による当時の英国貴族社会へのアイロニカルな批評性が垣間見えるのは興味深かった。
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図書館で。
英国寄宿舎のミステリーはあまり珍しく感じないけれども主人公が中国人留学生ってのはちょっと珍しいかも。でも彼女は大分イギリスかぶれしているので東洋人っぽくない。普通、驚いたら母国語ぐらい出そうなものだけど徹底してるなぁ(って書いてる人が中国人では無いからそれも当然か)。昔のミステリーのお約束、中国人が犯人はナシって言うパロなんだろうか。
個人的には出る杭は打たれそうな学校生活がうへぇという感じ。ちょっと時代的に古そうだけど今もあんな感じなのだろうか。そしてホームズ役の彼女が相当イイ性格していてお近づきになりたくない。まあ友情なんて当事者が良ければそれで良いんでしょうけれどもねぇ。
シリーズみたいなので次も借りてみようかな。なんでごく一般的普通人がそう何度も殺人事件に遭遇しなくてはならないのか、という大前提が上手にクリア出来てるシリーズだと良いなと思います。