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悪霊も保険相談もおまかせください!
小笠原真備はお人よしな性格が災いし、中々成績を上げ
られない生命保険の営業マン。だがその正体は、武蔵野
を中心に人知れず悪霊調伏をする天才陰陽師だ。平日の
営業訪問で霊的に問題がある家を見つけると、週末に姉
弟子の御子神ゆかりと共に悪霊調伏をしているのだ。あ
る日の飛び込み営業中、真備は鷹の台の豪邸に住む清楚
な女子大生・二条桜子と出会う。保険に興味を持った桜
子は真備の話を熱心に聞き、訪問先の紹介までしてくれ
るが、それがどれも「週末案件」な家ばかりで――!?
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平日は保険の営業員、休日は陰陽師という主人公の物語。
ライトノベルで経済小説ってあまりなくて珍しいなというのがは始めの感想。
保険は大きく分けると3つしかないこと、外資系と国内系の保険会社のサービスの違い、悪いなど、保健の内容や営業についても良く知れる勉強にもなる小説。
世界観が非常に作り込まれて、満員電車で犬の霊がまとわりついているのは誤魔化しをしたからとか、結果を求めるマネージャーの生霊がうだつの上がらない主人公の自宅までやって来たりと、細部が丁寧でなるほどと思わせてくれる。
前半は陰陽師をやってるらしい保険営業員の話という感じで、会社の先輩でかつ姉弟子の御子神ゆかりや女子校生の姿をした式神梨華との日常生活が描かれているが、訪問先で出会った女子大生二条桜子の紹介先に訪問するあたりから一気に物語は加速する。
詳しい内容はネタバレになってしまう面もあるので割愛するが、
後半は怒涛の展開でグイグイ読み進めてしまう力がある。
また、主人公や桜子、ゆかり、梨華との関係は、
恋なのか、友情なのか、家族なのかが微妙なところもあり、
地の文では敢えて恋愛感情を示唆しない書き方をしてあるように感じる。
主人公たちの関係も今後も目が離せない。
本シリーズは現在2巻まで出ている模様。
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保険営業と陰陽師のお仕事小説。嫌味を言う上司が生霊になって家にまで付いてくるとか嫌だー!以前住んでいた場所の近くなので懐かしい地名がたくさん出てきて親しみをもってしまった。保険営業としてはまだまだだけど、陰陽師としては凄腕の真備君。姉弟子のゆかりに式神の梨華との陰陽師のお仕事場面かっこいい。清楚なお嬢様桜子さんとこれからなにか進展があるのかな。続巻が出ているようなので読みたいな。
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保険について詳しくなった気になれる。2巻の方が保険内容的には興味深かった。保険◯。文章力◯。目新しさ◯。キャラ△。
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簡単に言えば、陰陽師でもあり、保険の営業マンでもある主人公のお話。
陰陽師に話の主軸があるのかと思いきや、保険の話が結構多め。いや別にそんなに詳しく書かなくても良くないか⁇ってくらい多かった。
陰陽師の話は、後半に怒涛のごとく書かれてたけど。
軽ーく読めるところがアニメの原作っぽい。
陰陽師なのか、保険の営業マンなのか、恋愛ものなのか、どれかに力入れたお話のほうがハッキリしてて個人的には好き。
続編も買ってしまっているから読むけどねぇ…ちょっと残念。