紙の本
謎解きが面白い
2017/12/14 10:13
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投稿者:本大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書室のキリギリスの続編です。前回同様謎解きがとても面白い本です。
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続きが読めると思っていなかったので詩織たちのその後が読めて嬉しい。
作中では、1年しかたっていないのか(笑)
詩織と山村の関係がそう進むのかー、という感じ。
山村にもプチ能力があるって、ちょっとできすぎみたいだし、だからって詩織のことも気づくの?というのも微妙。
でも、詩織が資格取得に向けて動き出したのはよかった。生徒たちの成長も嬉しい。
ピーナッツと村上春樹の意外な関係が面白かった。
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図書室のキリギリスの続編。
なんちゃって司書さんが司書資格を取るために通信で学び始めるあたり、すごくリアリティがあった。
作者男性なのに、女性目線でうまく書いてるなー。
高校図書館ともなると本好きが集まるから楽しそう。
本と図書館を愛する人には楽しい本だと思う。
あれ?
読んでたのか。また読んじゃった…。半年後。
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オザケンとか村上春樹とか、中二に戻らされたわい。
司書には特殊能力が…ってあながちフィクションでもないのだよなあ。なんつって。
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おもしろかったけど、イマイチよくわからないところが多かった。
読んだ後で調べたらシリーズ2作めだった。そりゃわからないはずだ。1作め探して読もう。
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サンタクロースっているんでしょうか?
サンタの友だちバージニア
うさぎ! 小沢健二 子どもと昔話
環境とつきあう50話
R.O.D
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『図書室のキリギリス』
夫が失踪し離婚が成立したのを機に、学校図書館に学校司書として働くことになった詩織さんのお話
の続編
ブクログの 右側⇒ にでてきたので知り、読みました。
この高校の図書館、うらやましいなという印象は前作と同じ。
やはり、本を手にすると、それまで読んだ人の感情が残留思念として判るという特殊能力にやはり違和感あるし
山村さんにも特殊能力あり
そこがちょっと興醒め。これがなくても十分書けるでしょうに、と思ってしまう。
知ってる本や、読みたい本がでてきて、そっちも面白い。
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学校図書館の司書(資格なし)が主人公、2作目。
実際の書籍や雑誌がたくさん登場するので、知ってる本が出てくるとテンション上がる。(小澤昔ばなし研究所の「子どもと昔話」とか、中村妙子の翻訳とか)
1作目は無資格で職について迷いつつも仕事の楽しさに気がついていくのが面白かった。同時に学校司書ってこんな仕事なのか、と興味深く読んだ。
今回は親しい生徒も出来て、司書としてどうしたらいいか、と悩みつつも前向きに取り組んでいく。
連載作品だったみたいで、一章ごとに1つのテーマを解決?していく形式。
実際の現場ではもっと色々苦労があるのかもしれないけど、図書館のひとつの理想の形が書かれていると思う。続編もありそうな終わり方なので、続きも読みたいな。
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くすぐったいながらも、自分を見つめ直す機会を与えてくれた本の続編。
続きが出るなんて思いもしていなかったから、嬉しかった。
読みながら、主人公の成長がすごくよく分かった。なにより、前巻で自分が犯してしまっていた間違いに気づき、反省し、より丁寧に生徒と向き合っていく姿に好感が持てた。
「私より、ずっと、ずーっと仕事できるわ、この人」と、ちょっと自分に悲しくなるくらい。
朝に行う図書委員体験の仕事アイデアもすごくいい。
書架整理で、自分の興味のあるものを選ばせて面出しさせる、というのが良いアイデア。
ピーナッツの謎に関しても、ちゃんと解決に導いていて、その手腕と生徒たちに尊敬と憧憬の念を抱いた。
また、あまりやる気のない、どこにでもよくいる先生代表っぽい若森先生が、図書館ノートで生徒に対し、とても良い気配りと言葉を残していることに驚いた。やるじゃん!と、思わず言葉をメモしてしまったり。
私も若森先生の言葉を使わせてもらおう。
もろもろ、参考になることがたくさんあったので、このシリーズはちゃんと手元に残そうと決めた。
前巻は文庫で買ったので、こちらも文庫化したら、ちゃんと購入しようと思う。
また続き出たら嬉しいなぁー。
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図書室でなんちゃって司書が、プロの司書のアドバイス等請けながら、どう生徒と向き合っていくかを考えていて、これほど真剣に仕事に向き合う姿を尊敬した。図書館司書の山村さんとのロマンスや、ちょっとした能力も披露され、物語の幅が広がっている。それにしても司書って仕事は、何気ない疑問に根気よく根拠ある事例をさぐっていくので大変さが分かった。
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図書室のキリギリスの続編!毎回謎解きが楽しいし、同じ仕事をしてるから倍楽しめる気がします。子どもと接してるのを読んでわたしもここで働きたいなあという気持ちが湧き上がってきました。お勉強もがんばろうと思えるし、登場する本が読んでみたくなる!モモは読み返したいし、ピーナッツはちゃんと読んでみたい!!
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【収録作品】サンタクロースの証明/ハイブリッドの小原庄助/ロゼッタストーンの伝言板/ピーナッツの書架整理
学校図書館の司書・詩織の成長物語。司書養成講座版といいたくなるような内容はやや青くさく、詩織の情熱がやや鼻につくが、失敗談を入れる余裕がないのか、さくさくと進んでいくのが読みやすくも拍子抜け。それでも、本を読んで欲しいという気持ちに溢れていて、本好きとしてはそれだけでマル。
巻末の紹介図書リストも役立つ。読みたい本がまた増えてしまった。
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シリーズ2。少し恋ばなもありの不思議な力は活躍無い話。まぁ普通。 2017.6.11
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「図書室のキリギリス」の続編。やはり出ました!
冒頭で謎を解いてしまう私こそ超能力者かと思いましたが、子供向けなのかも。読者の楽しみを味わえるし、中学生にはとてもいい本だと思うので機会があったら勧めてみたいと思いました。
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シリーズ2作目。
司書の資格を持たずに、教員である友人に勧められるままに学校司書の仕事に就いた、高良詩織。
1作目は、学校の図書室で司書はどんな仕事をするのか、前任者の作ったていねいな手引書を頼りに手探りで、薄闇の中を進むような感じだった。
本作では、本格的に司書の勉強も始め、今までの間違いに気付いたりもする。
図書館常連の生徒たちも、卒業したり、新入生が来たりとメンバーの入れ替わりがある。
そんな中でも、去年からの在校生が「先輩」となって後輩を導いている成長がうれしい。
詩織にも、まわりを眺めるゆとりと、司書としての仕事を楽しむ気持ちも生まれた。
『去年蒔いた種がこの春どんな花を咲かせるのか今から楽しみ』
何かとアドバイスをもらい、司書の先輩として頼りにしてきた、市立図書館の山村とも、ごはんを食べたり、本の話がはずむ。
個人的に、小枝歩乃佳ちゃんの調査能力に大注目!
将来は、詩織よりも頼もしい『図書館探偵』になりそう!
第一話 サンタクロースの証明
詩織の特殊能力について観察されていた?!
「サンタクロースがいた」という新聞記事について調べる事になる。
「ある」ことを証明することと、「ない」ことを裏付けること。
第二話 ハイブリッドの小原庄助
小枝さんは会津で、大隈くんは白河で、それぞれ「小原庄助の墓」を見たという。
どちらが本物か言い合いになるが、詩織は、それぞれの説を調べて行って検討してはどうかと提案する。
雑誌記事でも書けそうな、二人の調査能力がすごい。
良きライバル以上の発展はある?
第三話 ロゼッタストーンの伝言板
詩織といっしょに、図書館というものについて学んでいる気分になる。
今年もオリエンテーションで、一年生が二人、話題を提供。
「『図書館ノート』を置いてほしい」というのと、「小沢健二の『うさぎ!』っていう本を学校予算で買って!」という希望。
ここから、詩織も生徒も「図書館の利用の仕方」について学ぶことになる。
第四話 ピーナッツの書架整理
ピーナッツ、PEANUTS、その意味さまざま。
スヌーピーで有名な英語の漫画と、村上春樹の小説。
こういった「謎解き」は他の作品にもあるけれど、学校図書室が舞台だと「調べ学習」という言葉で置き換えたくなる。
みんなの持ち寄る情報とひらめきの一つ一つの小さなピースが合わさって、パズルが完成する喜びがある。