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経理部の森若さんシリーズ第二弾。
1冊目が面白かったので、続きを待てず新刊で即買い。
1巻よりちょっとミステリー要素が増えて(?)、どんでん返しも大きくなってパワーアップした感じ。
太陽とちょっとずつ進展している様子も微笑ましい。
1巻でもそうだったけど、ラストにおまけみたいに入ってる真夕ちゃん視点のやつ好き。
分かってるようで分かってない部分が面白い。
来月3巻が出るようで楽しみ。
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森若さん、一巻ではもっと可愛らしかったと思うのだが…。なんだか独りよがりで自意識過剰な嫌な女の子になってて読後感不愉快。太陽君とのお付き合いの中で変化があるのかな。
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経理部の森若沙名子、27歳。多くの領収書を処理する沙名子には、社内のいろいろな人間関係が見えてくる。周囲に与えた分以上のことは期待せず、されず、精神的にも経済的にもイーブンでいることを大切にする沙名子は、他人の面倒ごとには関わりたくないのだけど、時には巻き込まれることも。ブランド服、コーヒーメーカー、長期出張…それは本当に必要なものですか?
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今回はみんな一旦は収束するもののもやもや感の残る終わり方で、このあとどうなるのかとか、沙名子さんがただ悶々とする話が多いです。最後なんて仕事をしただけで悪くないのに悪いことをしたかのような流れになってなんともひどいとばっちりです。
そのおかげで太陽くんはちょっと役得ですが。
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天天コーポレーションの経理部として働く主人公・森若沙名子は余計なものを必要とせず、過不足のない生活を送りたいと思っているがいつも関わりたくないトラブルに巻き込まれ、振り回されてしまう。それでも沙名子はくじけずに最後まで自分の仕事をやり抜いていく。
ある日、沙名子が提出された領収書の会計処理をしていると広報課の部員がCM撮影などのために高額な衣装や大量のお菓子を買っていたことが分かった。撮影があるたびに衣装やお菓子を買う広報部員に沙名子は疑問を持ったが広報部員と話をし、解決させた。また、総務部ではエスプレッソマシンを総務部に入れるかどうかで対立が起こる。沙名子は関わりたくないのだが総務部員から用意することについて意見を求められ、「総務部のことは総務部内で話し合って決めてください。会計処理だけはきちんとやります。」と冷静に対応した。エスプレッソマシンを購入し、対立はおさまったはずだったが企画課の部員の化粧用品が割れていたことが原因で女性社員の間で仲間はずれが起きてしまう。一時期、関係が悪くなったが女性社員全員で食事に行ったことで仲間はずれは解消し、良い関係になった。
さらに、営業部員の出張が長いことも気になったが自分には関係のないことだと判断し、いつものように書類精算をした。その後、製造部でもトラブルが発生。次々とトラブルが発生し、そのたびに沙名子は巻き込まれるが巻き込まれながらも会計処理という自分の仕事を不正のないように行っている。
沙名子が仕事上のトラブルに巻き込まれて振り回されても逃げずに立ち向かっている所が格好良いと思った。見習いたいと思った。
沙名子のように急な出来事にも慌てずに落ち着いて対応できるようになりたいと思った。
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どんどん読み進めたくなるが、前作より話は重め。女性社員の孤立や、100万以上の着服は読後感がすっきりしない。
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主人公は仕事も私生活も淡々としたマイペースで、いまどきの人という印象。毎日の夕飯の献立のことやら冷蔵庫の中身のことやら、ときに帰宅しながら、ときにデートや飲み会にいくかどうかと天秤にかけながら考えているのってなんだか徹底しているというか、多少自分も似たところがあるというか・・・。
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入社6年目の経理部員・森若さんを主人公にしたシリーズ第2弾。
毎日取り扱う様々な領収書から、その裏に隠された真相を探っていく、いわゆる「日常の謎」ものの分類になるのだろう。
そういう視点で読めば、それなりに楽しめるけど、同じ職種の人間が読めば、突っ込みどころ満載。
本来ならば、許される行為でないことも、森若さんは「自分の権限ではないから」と言う理由で、最後までは解決しない。ま、確かに27歳ぐらいの経理部員にはそんな権限もないのかもしれないけど、何となく、中途半端な解決法で終わっているのが、イマイチすっきりしない。
地味でイーブンな生活が出来れば、と言う割には同年代のOLより遥かに贅沢な生活をしていると思ってしまうのは、私の穿ち過ぎだろうか…?
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概要
集英社オレンジ文庫、2017年・初版。251ページ。
4部に分かれ、細かい個人的品物の経費での購入、女性社員同士の対立と落とし所での和解、研究職を希望しながら営業職に就き好成績を挙げる男のヤケ、仕舞いには経理部の主人公・森若沙名子が業務上横領を見つけ出し当人を自主退職に向かわせる。
主人公は27歳の経理部員であり、山田太陽という明るい恋人候補との交際が4話を通しながら、題材は重い。
感想
第1巻の感想で、政治状況と絡めて述べたが、間違ってはいなかったと思う。
進歩主義の夢が破れて以来、このシリーズの内容も暗いようである。
それがまた読者に支持される理由かも知れない。
現役職員だった頃の、仕事処理の苦労と、様々なしがらみの苦労を、思い出した。
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森若さんの恋愛よりも経費の諸々の方が気になってしまう。自分も傷付きたくないから大事にしないだけなんだよね
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「自分以外の人間によって、自分の世界が崩されるのが怖い」
2巻目!
「風呂ソムリエ」も読んでるから美月が出ると嬉しく感じる。
太陽と沙名子の恋がすこ~しずつ進んでるのがほほえましいけどもどかしい!笑
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シリーズ2も面白かった。森若さん、実際近くにいたらとっつきにくくて親しくならないと思うけど、とってもキュートに感じる。
太陽との付き合いで、少し丸くなってきたけど、どうなっていくのかな~。普通にはなってほしくないわ。
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図書館で予約した2と3が届いたので買っておいた1をあわてて読みました。2ではキャラクターも動いてきておもしろくなってきたかも。経理のあれこれは相変わらずゆるいけど、谷川史子の「おひとりさま物語」みたいなテイストもあり。しかし沙名子といいビブリア古書堂の栞子さんといい、美人でなかったら成り立たないお話というところが、うーん。頑固で自分の考えに固執しすぎてて疲れる。彼氏候補の太陽くんがいい子なので、影響されて上手くいくといいな。
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社内の人間関係を見つつ、今日もいつものように
経理の仕事をする主人公。
変わった事と言えば、車内に友人が出来た?
土産経費、女の戦い、出張手当、経費所ではない話。
連続短編の間に、徐々に間を詰めてくる男性社員。
彼は彼で主人公に合っている、とは思いますが
問題は…最後の話の社員、でしょうか。
どこまでがそうで、どこからがそうでないか。
確かに線引きが辛いものがありますが
少しずつ増額していけば確かに…。
一番最初の話は引き返してください。
二番目は、それよりも犯人は…?
自分が行きたいところと、適正があってない3話。
経費がどう…という枠から脱してしまった4話。
どれもこれも中途半端に終わっているので
その後がどうなったのか、謎です。
さすがに、最後のは若干先が見えている終わり、でした。
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『男の湿っぽい友情が気味悪くて寒気がする』今作を読んで一番心に刺さった一言だなと感じました。親友に甘いみたいなのあるよなーと思う。それにしても嫌な感じが続きました。コーヒーのくだりもすごい気持ち悪い、そこまでする?って感じ。でもそういう人いそう。熊井と勇太郎のも本当に嫌だ。自分のせいにしつつも許しちゃう勇太郎にも腹が立つ。太陽は癒し。休日の森若さんのネイルを実は『変なネイル』って思ってるところもそれを可愛いと思ってるところも良い。