投稿元:
レビューを見る
人探し 過去の光探し 面白かった、最近こんなストーリの本は手に取らなかったから なおさら新鮮に思えた。
投稿元:
レビューを見る
特撮雑誌の編集者をしている神部実花。彼女は過去に特撮に関わりながらも消息不明となっている人を探し出すことから、「人捜しの神部」と呼ばれている。
面白いキャラクターは登場するものの、残念ながら月村作品にしては、いま一つだった。
投稿元:
レビューを見る
特撮雑誌編集者の人探しストーリー。片寄った世界の中から探すのはもしかしたら見つけやすいのかも? 2017.5.31
投稿元:
レビューを見る
「人捜しの神部」と呼ばれる、特撮雑誌の女性編集者が活躍する姿を描くお仕事小説&ミステリ。特撮にはあまり興味がないのだけれど、それでも特撮に対する愛情がひしひしと伝わってきて、楽しく読めました。癖の強いキャラたちも魅力的。
お気に入りは「封印作品の秘密」。ミステリ読みの性として、なんだか物騒な隠された事件なんてのを想像しながら読んでしまって、反省(苦笑)。なんとも美しい物語、という印象です。作中のストーリーも情景が目に浮かぶようで、沁みました。
「帰ってきた死者」の腰砕けな真相もこれはこれで印象的(笑)。なんなんだそのオチは! でも妙にすっきりしちゃうなあ。
投稿元:
レビューを見る
人探し神部の異名を持つ特撮を扱うコアな雑誌編集者が主人公。彼女は,雑誌テーマで取り上げる特撮番組に纏わる過去の関係者を驚嘆すべき粘り強さで探し出していく。なぜ?と問う人に「それがわあたしの仕事ですから」と答えながら…。彼女はSFでもなければハードアクションでもない。でも,根底に流れるテーマは同じ,人間ドラマだ。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
消息不明の大物映画人を捜し出し、不可能と思われたインタビューを成功させる―“人捜しの神部”の異名を取る女性編集者・神部実花は、上司からの無理難題、読者からの要望に振り回されつつ、持てるノウハウを駆使して今日も奔走する。だが自らの過去を捨てた人々には、多くの謎と事情が隠されていた。次号の雑誌記事を書くために失われた過去を追う実花の取材は、人々の追憶を探る旅でもあった…。
投稿元:
レビューを見る
人捜しの神部さん
いいですね(*^^*)
夢もロマンも有有です。
探す方は大変でしょうけど、探せちゃうからつい次も!
って思っちゃうのかなぁ
人と人って今も昔も結局繋がってるんだな~
なんて。
投稿元:
レビューを見る
新聞の広告で知った本。前の自衛隊の話とは全然違った。ので、ちょっと期待外れ。面白くないわけじゃないけど。いわゆるお仕事小説。特撮の雑誌編集者のお話。連作短編集。自分の好きなことを仕事にするってこういうことか、と思う。私にはできないけど。『封印作品の秘密』が一番印象深いかな。やっぱ子どもに弱いように人間はできているのだ。特撮ものが好きな人ならもっと楽しく読めるんだろうな。しかしレビューの少ないこと。私も最近読んでないけど、皆もっと本読もうぜって感じ。
投稿元:
レビューを見る
素晴らしい。今まで読んだどの短編集より面白かった。設定が抜群に面白いが人物構成もよく、何より出来過ぎ感が全くないので変な疑問が湧くことなく読めたのが一番良かった。ここまで自分の仕事に誇りを持てるなんてカッコ良すぎるよ!
投稿元:
レビューを見る
良かった!
これまでとは全く違う作品なんだけど、ストーリーは、どのお話もとても素晴らしい。無駄な表現は一切なく、しかも味がとても濃い。
幻の31話も良かったし、外人女性の微妙な友情も良かった。ラストは最初からオチが読めちゃったけど、どの短編もすばらしい連作集だった。満足だ。
投稿元:
レビューを見る
特撮愛にあふれ、仕事に対してのひたむきさも感じる。
『特撮旬報』の神部実花は「人捜しの神部」と言われている。
1970-80年代に特撮で活躍していた人で今でも映像や表現の舞台で残っている人は少ない。その人を探し出すのだから困難さが伴う。なのに神部は見つけ出す。
そこには特別な方法はない。
しらみつぶしに可能性に当たっていくだけである。
なぜそこまでして見つけ出すの?と言われればそれが私の仕事ですからと答える。
(現にいなくなった人のインタビュー記事が雑誌に乗ればその号の売り上げには関係する)
表舞台から去った人々の思いを捜し当てた時に、あぁ神部さんありがとうとなる。
投稿元:
レビューを見る
特撮の業界には全く詳しくないけれど、主人公の女性編集者同様、相当なマニアであろう作者の描く世界にまんまと引きずり込まれ、よく分からない業界ごとでありながらもそれなりに楽しみながら読むことが出来た。まぁ、特撮じゃなくても、昔見たドラマや映画の俳優さんで、あの人は今?的な登場されるとやっぱり懐かしくて興奮しちゃうもんね。
6話の短編の中で、結局、最初の話が一番面白くて良かったかな。最後の話も人探しとして面白かったけど、オチはすぐ分かったし。捜し出さない方が良かったかも、、、な展開もあり得るかもしれないけど、一方で作品を愛するファンも存在するわけで、人探しの神部の異名らしく、実花にはこれからも頑張っていただきたい。
投稿元:
レビューを見る
消息不明の大物映画人を捜し出し、不可能と思われたインタビューを成功させる―“人捜しの神部”の異名を取る女性編集者・神部実花は、上司からの無理難題、読者からの要望に振り回されつつ、持てるノウハウを駆使して今日も奔走する。だが自らの過去を捨てた人々には、多くの謎と事情が隠されていた。次号の雑誌記事を書くために失われた過去を追う実花の取材は、人々の追憶を探る旅でもあった…。
何も特撮がらみにしなくてもと思う。モデルになっている人物や事件が想像できてしまうだけに。
投稿元:
レビューを見る
登場人物のキャラクターが良かったのか面白かった
読み終わって続編を書いて欲しいと思った久しぶりの小説でした。
投稿元:
レビューを見る
月村了衛 著「追憶の探偵」、2017.4発行。連作短編6話。特撮旬報編集長の神部実花28歳がみんなの記憶に残る昔の特撮に関する記事を作成するため、その関係者に辿り着くまでの長い苦労の道のりを描いた作品。著者にしては地味な感じ(落ち着いた感じ?)が致します。新しい作風でしょうか・・・。