電子書籍
サスペンスの醍醐味
2017/06/11 11:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kei030 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気読み。読みやすい文章、物語も先が気になる展開の連続で飽きない。
分かたれた2つの世界という設定に目新しさはないが、
その設定を上手く生かしたストーリー展開に、トリック。
それぞれの人物の思惑が交錯し、物語は様々な展開を見せていくが、
これは偶然なのか、誰かのシナリオ通りなのか、ハラハラドキドキ、
サスペンスの醍醐味であるドンデン返しの連続を味わえた良質の作品だった。
本編の売れ行き次第で続編もあるとすれば、そのためにも是非売れて欲しい。
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パラレルワールドと、最近話題の「ヒアリ」を想像させる蟻を使った生物兵器。そんな帯に惹かれて、読んでみたが、全体的に雑で、結局、何が主体なのか、よく分からなかった。「フェイスレス」と言うタイトルも、内容と合ってないし、感想にならないほど、面白くなかった。
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図書館で借りた本。今生きてる世界がある時点で2つに分かれ、その繋ぎ目は地中深くにあるのだが、アルゼンチンアリが進化し人体の穴から入り中身を食い尽くす凶暴さを兼ね備えたアリになってこちらの世界にやってきた。殺虫剤を開発する会社勤務の早川はある秘密を抱えており、もう一つの世界の自分と対面しながら、ある出来事に巻き込まれていく…と言う話。SF物だがタイムリーなアリが出てくるし、まあまあ面白かった。
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たぶん読メのレビューを見て面白そうだったから図書館のお気に入りに入れたんだと思う。
忘れたけど。
というわけでせっかくなので借りてきた。
色々無理がある話だがまあまあ面白かったと思う。
パラレルワールド話はわりと好きなほうだし。
ただし、キャラクターがどいつも好きじゃないんだなあ。
主役から脇役まで。
程度の差はあれもうなんかみんなムカつくしイライラするんだな。
全員が自分勝手だ。
まあ逆にそこがこの作品の魅力なのかもしれないとも思うけど。
というわけでまあまあ。
あとアリ怖い。
超怖い。
そこは最高。
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枝分かれした「もう一つの世界」が生み出した恐るべき生体兵器。人類滅亡までのカウントダウンがはじまる。
「もう一人の自分」に出会ったとき、世界は音をたてて崩壊する。
一気読み必至の予測不能サスペンス!!
・・・って煽られたら読んじゃうよねぇ~?w
しかも「恐るべき生体兵器」って、殺人蟻ですよ?
そりゃ読むっきゃないでしょう!!!
と、パニック物を期待したんだけど、そこはちょっと期待ハズレで「もう一人の自分」の方が主だったのよねーw
でも、それなりに面白かったんで、一気読みではありましたよん♪
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資格試験を終えて、ようやっと読書生活に戻れる。本は本でも、参考書と格闘したあっちの世界から、小説を読み耽るこっちの世界に帰ってきたつもりだけど、半年近い生活の変化と、試験結果が気になって未だ読書に集中できず。リハビリにSFでもと図書館で借りたのがこれ。それこそ、あっちとこっちの平行時空を超えて誕生した、凶暴極まるアリさんの行方が気になる。ところで、誰を軸に展開してるんだろ?タイトルからすればFだけど、そうでもないし。いずれの人物像がともに希薄であって、淡泊に読み進めるうちに読了してしまう。リハビリを終え、自分の顔を取り戻さなきゃ。
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パラレルワールドで発生した凶暴なアリが襲いかかってくる話。パニックものとして楽しめたものの、陰謀論的な展開は若干陳腐さを感じてしまいました。とはいえ迫りくる暴力と緊迫感にはハラハラしてしまい、その中でパラレルワールドと人間関係の話も絡んできて、ラストにはズシンとくる選択は良かったです。
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パラレルワールドを繋いだ力技のエンターテインメントだが、読者を置き去りにして走り回るので今ひとつ掴めずに終わってしまった。それぞれのパーツは面白そうなのに活かしきれておらず、「で?」という言葉だけが残りました。