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未来の話と須和目線で語られる当時のこと。
パラレルワールドで翔が死ななかった未来というのもあったかもしれない。
でもそれは、翔を失ってしまった今の菜穂や須和たちは経験できないんだよなあ。
過去に手紙を送って、阻止できたとしても。
夢で別の未来をみられたふたりは、少しは救われたかな。
翔を失った後の須和や菜穂たちがどれだけ傷ついたか。
好きな人を失った菜穂をずっと好きで居続けた須和ほんとすごい。
須和の気持ちも菜穂の気持ちも痛いほどわかって、泣けた。
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あ、5巻で完結じゃなかったんだ。更には、巻末で7巻についても言及されているから、きっとまだ続くんですね、別の視点で。今回も、それはそれで十分に楽しめたし、読者の想像力の余地を残して!って意見もありそうだけど、個人的には、好きな作品に関しては、詳細までトコトン書き尽くしてくれる方が嬉しいんで、次も楽しみです。
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主要キャラクター
高宮菜穂 成瀬翔(なるせ かける) 須和弘人
村坂あずさ 茅野貴子 萩田朔
(『なまいきざかり。』に出て来るのは成瀬翔(なるせ しょう)。余談だけれど、しょうくんのキャラの方が好み。)
5巻でメインの物語は完結、6巻がスピンオフという位置づけ。
恋愛というよりも友情の物語。軽い少女漫画と言うよりは、小説の様に練られたプロットで、読み応えあり。
どの選択が正しかったのかなんて、分からない。
確かなのは、お互いのことを思って、支えになって、築きあげた固い絆。小さな優しさが、前に進む力を生むということ。そんな当たり前で、なのに忘れがちなことを教えてくれる作品。
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本編は完結しているのでスピンオフのようなものかな?全編が須和くん目線。本編5巻の間の須和くんの人気の高さが伺える。残された5人で手紙を過去に送る流れが見れたり。題名のオレンジの意味がわかったり。スピンオフでも須和くんはいい奴なんだな。しかもそれを友達全員が認めてるってのがまたいい仲間だなと思う。後半は翔が居なくなってからの5人。大学生になってからのみんな。菜穂を笑わせるのにも翔を思い出したり、どこがで遊ぶのも翔がやりたいって言ったことを実行してみたり。須和くん汚くもないしズルくもないのにそんな葛藤があったのかとすごく切なくなった。須和くんセンスなくないよ。付き合ってもないのにプロポーズとかすごいサプライズだよ。7巻も出るそうで、それはどんな目線で書かれるものなのかすごく気になる。そして5巻に引き続き、作者さんのあとがきがすごか良かった。伝えたい事を絵と文字に表現するのが本当に上手い人なんだと思う。いい漫画に出会えた。
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マジレスすると、バルミューダに手紙が流れ着くことよりも、科学が発展して更なる未来からタイムマシンで送ってもらうことの方がまだ期待できるような気がするけど、現状理論的には過去には行けないらしいからなぁ。
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同級生の自殺を止めるために高校生たちがあれこれ頑張る話。
何故とか考えるとつまらなくなるのでそこは考えずに読むととても良い人間ドラマだと思います。
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友達に借りて一気読み。
初めはベタ甘少女漫画だと思って、ふーん…ぐらいの気持ちだったけど、意外なほどに重い話だった。未来の自分からの手紙という設定自体はありがちだけど、そこから思いもよらない方向に話が転がっていく。
未来は変わったのか、変わってないのか…
生きてる中で後悔は尽きないからこそ、今を一生懸命生きてくしかないんだろうなとあらためて思わされた。
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十年後の自分から手紙が届き、
未来を変えようとする話
ん~ん~ん~・・・
手紙を信じるんなら信じてやりきれよw
と思ってしまった。
そういうキャラだからというのもあるのかもしれないけど、
あともっと打つ手があったんじゃないかと思ってしまう
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とっても好きな作品。
ストーリーも良いんだけど、絵がやっぱり好きだなぁ。
家族を亡くして、それが自分のせいかもしれないという後悔、誰かと一緒にいて普通に楽しいのに、何で生きてるのかわからなくなって、全てがどうでも良くなって捨ててしまいたくなる死んでしまいたい気持ち、
同じ経験があるので分かるんだけど、とても上手にある意味リアルに表現されている。
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当初は5巻で完結する予定だったらしい。主人公が須和に代わって描かれる物語。切ない。翔が亡くなった後の菜穂やみんなの悲しみ・・それは計り知れないものだったと思う。でも、それを支えて未来で菜穂と一緒になった須和はえらいなぁ。
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6巻という名の須和編。 あぁこんな感じこの二人は結婚したのかとなる1冊 でも高校時代の恋は確かに一生の思い出にはなるけど、夫でもない人を一生愛するなんてまぁ現実的ではないからいい選択をしたなと思う。
結局のところ翔が死なない世界では誰が結婚するのだろうか。
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過去が変わったとしてもそんな簡単に未来は変わらないと思わせる作品でした。5巻で最終話を迎え、その後の裏のお話を知ることが出来ました。
須和の頑張りは本当にすごい。須和は自分のことずるいって思ったのかもしれないけど、須和は菜穂のために本当に頑張った。それゆえの未来の世界だと思いました。須和と菜穂が一緒になる未来(翔のいない未来)の話を知ることが出来て良かったです。とっても心に刺さるお話でした。そして、最後の方に書かれていた作者さんのメッセージもグッときました。再読でしたが読んで良かったです。
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2023/11/03 最初-最後
orange─未来─
“
写真
合成だろ!
”
まぁ、疑いたくなりますよねえ。
現代だったらAIだろって思うのでしょうか。
orange─未来─
嗚呼……そっか……。だから、「大切な人」だったのですね。
orange─未来─
ウィンナーのたい焼きって知らないのですよねえ……。この地域独特の文化?
orange─未来─
“
手紙が
届かない世界が
あるとしたら
手紙が
届いた世界だって
あるだろ?
”
確かに……。そうですね。
orange─須和弘人─ #1
“
あまりにも
幸せで
”
そんな青春があったことが羨ましいです。
orange─須和弘人─ #1
男子同士だと、見えているものが違いますね……。
orange─須和弘人─ #1
ずるいのは、菜穂ちゃんのほうじゃないですか? ……と、わたしは、思ってしまいます。酷なことを言いますけれど……。
期待させないであげてほしいって、こっちの作品じゃなかったですね。巻末の漫画のセリフ……。本当、いま、言いたいです。
orange─須和弘人─ #2
代わりになんて、ならなくていいのに。
orange─須和弘人─ #3
高校生の姿と大人の姿はダメですよ……。泣いてしまいます……。
orange─須和弘人─ #3
自分を縛り付ける必要なんて、ないです。
あとがき
“「ありがとう」=「あなたがいたから、私は救われた」”
この考え、いいですね。もっと、大切に、「ありがとう」って伝えたくなります。