紙の本
寝る前に読むと楽しい夢を見れそう!
2018/06/05 20:46
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読んだら、笑いすぎてお腹が痛くなるから、寝る前にちょっとずつ読む(結局、終盤になると一気に読むのだが…笑)。この作品を読んでる間は目覚めも良かったかな…それは気のせいかな?納豆や鍋の蓋、あるいは中島みゆきの歌で、ここまで面白く書ける人は、この人だけでしょうね。今回は河童、寿司男など妄想系のネタ炸裂でしたね。お父さんも面白い!いい味だしてます。
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やはり、クスリと笑ってしまいます。日常生活を切り取って笑いに変えてしまう筆力は圧倒的。本書では、勉強にもなりました。(補聴器が異様に高価な代物だということに)宮下奈都さんの解説も程よい感じです。
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公子先生の本はとても面白い!面白すぎるから人に話すのだけれど、どうも夢の話を聞かせてるみたいにうまく面白さを伝えられなくてもどかしかったのですが、最近周りの人に愛読者が増えてきて折にふれて、「それ公子だね」で通じるようになり、アラブの石油王やら佐藤浩市というキーワードのみで笑える友人が増えてとても嬉しいです。さらに布教に励みます。
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もはや中毒になりつつあるキミコさんのエッセイ。
今回は河童の話が一番よかったなあ。
そんな出会いと別れ!私もしてみたい。
中島みゆきの「悪女」に関する考察もなかなか。私は詩を読んだ限りでは「マリコという女友達に自慢してる」んじゃないかと思った。
あと、納豆が食べたくなりました。
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北大路さん、おもしろいです。
これはエッセイなのか。
北大路さんの妄想から発展した、もうほとんど小説ではないのか。
納豆のくだりも笑えた。
パックをあけて食べるまでの描写はあるある感満載で、納豆を食べたことがある人は誰でも経験してることだと思うけど、それをあんなにも面白く描けるなんて。
なんだろ、そういう表現を絞り出してるわけじゃなくて、たぶんフツーに北大路さんの頭から出てきた言葉がおもしろいんだろうなーと思う。
それとも実は頑張っておもしろい表現をしようと思って、苦労しておられるのだろうか。
一度ぜひ聞いてみたいところだ。
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北大路公子先生によるエッセー。日常生活や最近の出来事といった些細なお話をきっかけに、妄想に妄想を重ねて、誇大妄想でどんどんお話が大きく展開していきます。読んでいて本当に楽しい。
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解説の宮下奈都さんが北大路公子さんの作品を「エッセイなのか、小説なのか・・・?」と仰ってました。「妄想エッセイ」なんですよね(^-^) 「私のことはほっといてください」、2017.7発行です。半裸妻を描いた「自由への戦士」、とても暑い日の恋人たちを描いた「北海の盗み見の白熊、敗北す」、そして、納豆パックの進化を描いた「人類が進化を諦めた日」が秀逸かなと感じました(^-^)
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今まで読んだキミコさんのエッセイ本の中で、一番ちゃんとしていました。いや、違うな。ちゃんとしてはいないんだけど、飲んだくれ日記ではなかったというか(笑)。
妄想部分は、もはやちょっとした短編小説。私も河童の話をもっと読みたいです!
面倒臭がって書かないだろうけど、キミコさんが普通の小説を書いたら名作になりそうなんだよなー。エッセイだけでは勿体ない文才。
でも・・・書かないんだろうなぁ~(笑)。
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解説の宮下奈都さんも悶絶! 人妻界の秘密を知っておののき、河童とのひと夏の感動的な邂逅を果たし、フェイスブックに「なりすましアカウントの削除」を申し立て、深夜に父の部屋から漏れ出るテレビの大音量と格闘する日々……。ビールを飲みながら妄想を膨らませるキミコの日記風爆笑&脱力エッセイ。あえて「見ない」という稀勢の里への応援、納豆パックに見る人類が進化を諦めた理由など、今回も笑いが止まらない! 文庫オリジナル。
凄いと思う。ゆるゆるだけど凄い!…のかなぁ??
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読み物としては面白い。けれど、同時に呼んでいた本があまりに格調高く、こちらは別に読まなくてもいい内容かと思い、途中までで図書館に返却してしまいました。
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すごく好きというわけではないのに、なんとなく気になって、出ると読んでしまうこのシリーズ。妄想エッセイなら断然しをんちゃんが好みで、これはなんか、どこがどうとうまく言えないが、ちょっと違う気がする。
だが、今回「あ、そうそう!私もそれはずーっと気になってた」と激しく同感したことがあって、それは中島みゆき「悪女」の歌詞について。(もう三十年前の曲だって。北大路さんも「電卓で計算しなおした」と書いてたけど、ほんとにまあ、そんなに前なのか。)この曲のヒロインはなんで自分の部屋に帰らないのか?「マリコの部屋に電話」してるのはどんなシチュエーションなんだ?実に不思議である。名曲だけど。
他に笑ったのが、フェイスブックの「友達」というものについて痛烈に皮肉ったくだり。あれって本当にヘンだよ。
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相変わらずの公子さん。この笑いのセンス、本当に非凡。なぜ公子さんのまわりは、こういうネタに溢れているのだろう。湯煎の発想はなかったなぁ。確かに湯煎。お父さんもなかなかのお人柄☆さすが公子さんのお父さん。タイムリーなテレビの放送に爆笑でした。そんな偶然ある?あるんだろうなぁ、公子さんだから。人前では読まれないことを強くおすすめして、ぜひもっと公子さんファンを増やしたいと思う♪公子さんの担当さんも大変そうに思うけれど、エッセイ読んでいたら、なんだか楽しそう。てかツワモノ。そうじゃなきゃ勤まらないんだろうな…笑
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解説の宮下奈都さん「北大路さんの本の解説など野暮以外の何者でもない。解説できるようなら北大路さんの本じゃないとさえ思う。」その通り、説明できないけど、今回も笑ったり脱力したり楽しませてもらいました(解説は勿論面白かったです)。酔っ払いエピソードが減って来たのはちょっと寂しい。「人妻界の秘密」は、本当にそういうもんなのかしら。。衝撃。
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私はこの本を電車で読んでいて、気づくと、普通に声出して笑っていました。
日常のちょっとしたこと(ちょっとした違和感)から、筆者の想像力は果てしなく広がり、もともとの事象から遠く離れた物語が進んでいく。
それは違和感の連続であり、「もしも」の仮定の連続であり、壮大なる「ボケ」だ。
筆者はそのフィクション(ボケ)に対して、自ら的確なツッコミも入れ(ボケツッコミ?)I、笑いに昇華している。
中々非凡な才能である。
河童の話が特にかわいらしく、物哀しく、良かったです。
それぞれの短編が一遍の小説になる要素を持っていると思うのですが、これがそのまま小説になって面白いかというとまたそれも違うと感じた。
それは、この本のストーリーの持つ面白さと、ある意味的確な説明が、「言葉では表せないモヤモヤした何か」を表す小説とで、ギャップがあるからなのではないか。
筆者が作るストーリーに何だかわからないカオスを追加するととんでもない小説ができるのではないかと思う。
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私の笑いの感覚がズレているのか…
笑える箇所なんて思い返しても見つからない(笑)
素朴な日々の暮らしを独特の目線で、独創的に書かれているのは
本当にセンスがよくまとまっていて天才的ではある。