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「発想力や思考力を磨くヒントになるような箴言集」
*引用された短い言葉が読みやすくしかも意図が伝わりやすい。著者の考えがよく理解できるし、飲み込みやすい。
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精神的に疲弊しているなと感じている時に何気なく読んでみた本だったが、読んだあとは頭がスッキリして思考が晴れやかになった不思議な爽快感が残った。
それはきっと、1ページずつに集約された金言の中にある柔らかい考え方や捉え方に頭をほぐしてもらったのだと感じた。
冒頭に書かれた「スピーチとスカートは短い方がいい」その言葉を美しく体現した一冊だと感じた。
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面白い本は途中で閉じる。
閉じた後に自分の頭に働いてもらうことこそ、読書の醍醐味。
無い物ねだりに陥らない。
よくわからないからこそ、ひかれるのである。隣の芝は青い。
書き直しの労力を惜しんではならない。
書くことによって少しずつ思考の整理が進むから。
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タイトル通り、考え方を教えてくれる1冊。
1つの考えではなく、様々な視点で物事を捉えて、考えることの大切さを実感できます。
名言集になっていて読みやすいので、すごくおすすめ。
自分だったら「こう考える」と感じながら読み進めることができるのもポイント。
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考えることについて目から鱗の話が次々と出てきた。特に、思いついたことはすぐにメモるのではなく、頭でじっくり考えると余計なものが削げ落ちて考えが昇華される事と忙しい時こそ遊ぶという言葉が驚いた。
私は考えが浮かばないと焦って懸命に考えようとするが、それは逆効果で、一旦中断してよそごとをしたり、何か別のことに取り組みながら考える事が必要と知った。
考えるときには、完璧を求めるのではなく、一度忘れて他のことに取り組んだり、雑に考えたり、切り替えることが大事と学んだ。
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文字数が少なくて読みやすかった。
150個の比較的短い言葉たち全部に心当たりがある
本を購入することはあまりないが久しぶりに買うか迷った
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・借り物の知識をもつより、自分で「考えること」が大 事。
・使わない知識はいらない。
・読書メモは傲慢。重要なことはメモしなくても頭に残る。
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一昨年お亡くなりになった外山滋比古さんの著作のいいとこどり。名言集です。
昔から彼の本は読んでいるものの、道半ば。亡くなるまでに何冊書いたのか?調べるのも面倒くさくなりました。
さて、本に対する所感ですが、外山滋比古さんの作品をまだ読んでいない方にはオススメしません。
彼の文章は、身近な事例をやさしく書くところにその魅力があります。平易な文章から彼の気付きへ導く。そうすることで、読者が自然に理解できる仕組みです。
本作はその抜粋なので、前置きが当然ながらありません。なので、一見よいフレーズに出会えるのですが、少し消化に悪いのです。
すでに読んだ本の振り返りに。何冊か読んだ後に手を伸ばしてみてはどうでしょうか?
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外山滋比古氏の21の著書から引用された、150の短文で構成されています。
くしくも、「はじめに」で紹介されているイギリスの”簡潔は智の真髄”ということわざがこの書の性格をあらわしています。いちおう7つの章立てになっていますが、どこからよんでもよく、平易な解説を含めてわかりやすいと思います。
目次は次の通りです
はじめに
第1章 発想力を鍛えるヒント
第2章 思考のプロセス
第3章 思考力を高める方法
第4章 知性を磨く性格
第5章 思考につながる読書
第6章 発想が豊かになる”おしゃべり”
第7章 未来を創るヒント
出典一覧
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語録的な文章形態で読みやすく短時間で読破出来てしまう。
身体と頭が密接に繋がっている事を意識して生活すべきである。散歩の重要性を再確認出来た。
アイディアは読書よりも対話から生まれることが多い。対話の重要性からコミュニケーションの大切さを痛感した。
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外山滋比古さんのエッセンスに触れることができる名言集。
・アイデアを思いついてもすぐ人に言わない
・忘れるためにメモをとる
・読書によって得た他人の考えをさも自分の考えかのように思ってしまうことの危険性
特に読書への向き合い方についての警告は身が引き締まる。
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いろいろな本からの引用をまとめた本、私にはあまりピンとこずでしたが、レビューを読んだらまた全然違うふうに受け取ってる人が多くいたので時間を置いて読み返してみようかな〜
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著者である外山さんの過去の著作の中から、発想力や思考力を磨くヒントになるような言葉を集めたアンソロジーのような一冊。
すぐに読める短い文が1ページに一つずつ。全部で150収められており、ちょっとした隙間時間に読むにもちょうどいい。
個人的印象では、外山さんの言葉は、ピタゴラスイッチの佐藤雅彦さんの言葉と雰囲気が似ている気がします。
簡潔な言葉で本質を語り、その語り口が押し付けがましくもなく読み手の好奇心を刺激するような感じは、お二人の魅力として非常に共通しているように思います。
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表紙より、
「考えかた」の超入門書。
とのことなのですが、だいぶ構えて読んだ。
そしたら、あらまぁ。読みやすいのね。1ページにつき一つの見出しで、簡単に内容が書かれてる。
いきなりの001で、こころを打たれました。
発想のおもしろさは、化合物のおもしろさ。
これなんですよ。
どこをどうしたって模倣な気がして、オリジナルってなんなんだろうって悩みはじめたらどうしようもなくて。
「元素をつくり出すことではない。」
なんと、勇気の出るお言葉。
他にも、執着をなくす、とか、笑いで頭を良くする、とか、仕事じゃなくても、日常においての大事な部分での考え方、言ってしまえば生き方においてこうしたらいいんじゃない?っていうのがたくさん書いてあって、しかも難題ではない。
私は早口なのが欠点だと思ってて、「ゆっくり話す」っていう項目もあって、そうだよなぁと。
のろまなのにせっかちなんです。よくない。
いつか私が読みづらかった本の感想に書いた、最後まで読まなきゃいけないのかなって気持ちに関しても。なるほどと思った。乱読、面白そう。
すぐ読めて、しかも外山さんの他の本からの引用のようなので、他の本にも興味も持ってしまう、なかなかに良い一冊でした。
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「忘れること」の大切さが繰り返し説かれる。 眠ることで思考を整理する。書いてしまうことで安心して忘れられる。 たしかに自分が持つ「思考ができる頭」は一つしかなくて容量も限られているのだから、忘れていったほうが新しいことを考えられる。 嫌な思い出や怨みつらみで脳の中身を圧迫してしまうことの愚かさを痛感した。 覚えておきたいことは、書いて残して。 不要なものは忘れて、もっと新しいことへ。