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訓練できるかな
2018/05/02 18:42
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あやめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地頭力は生まれつきではなく、鍛えられるものであるとのこと。私も優等生(能力はおいといて)タイプの考え方でしたが、少しでも取り入れてみようと思いました。
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自分の頭で考えるうえで必要なスキルを分かりやすくまとめてある。
本書だけで鍛えることは難しいが、理屈や今後の学習の参考になる。
入門書といった感じ。
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頭の良さは3つある
・知識量がある
・機転が利く
・地頭力がある
自分では論理的に考えているつもりでも、全体像を把握した時に、間違った方向に進んでいる可能性もある。
完璧になる時など永遠に来ない。短いスパンで失敗を重ねながらも前に進んで行く方が、確実に良いものが生まれる。
すごく基本的で忘れがちな事が書いてある。バイブルに最適な一冊。
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・正解病をやめる
・地頭力とは
①仮説思考
┗結論から考える
②フレームワーク思考
┗全体から考える
③抽象化思考
┗単純化して本質を抽出する
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1.仮説、ゼロベース、抽象化
2.ありえそうな仮説で進んでブラッシュアップする
3.フェルミ推定
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尊敬する上司がいつでもどんな問題にもパッと回答出来てたのは答えの出し方を知ってたからだったのか。フェルミ推定を学んでみようっと。
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知識は簡単に手に入る時代なもんで、これからは『考える力』が嫌でも必要。
私にすっごく足りないものだってわかっているので、本で補います。
これからは考える力がないと、生き延びられないと思っています。ネットが知識を賄ってくれてしまう分、コミニケーションと地頭力(考える力)が大事。
優等生タイプでなかなか踏み出せない人も、少し思考の癖を取り除けばこの地頭力が鍛えられます。
何事も100%でないといけないって思ってしまうけど、行動のきっかけは小さな一歩でも充分踏み出せる。なかなか行動に起こせない人に読んで欲しい。
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これからの時代で必要になる「頭の良さ」とは、一体どんなものだろうか。
そもそも人の頭の良さには、以下の3つの要素があると言われている。
1: 知識力 → 物知りであること
2: 対人感応力 → 人間関係を円滑進められること
3: 地頭力 → 未知の課題を解決できること
この中でも特に、旧来の日本では、頭が良いことは「物知りであること」とされてきた。
受験やクイズ番組の例が顕著だろう。
欧米の真似をして追いつくことが目標の時代なら、それでも良かった。
だがこれからはグローバルな舞台で、先例のない課題に答えを出していかなければならない。
またインターネットの普及により、誰でも簡単に情報を入手できるようになったという側面もある。
よってこれからのビジネスで求められているのは、知識力よりも地頭力なのである。
では、その地頭力とは何か。
これも3つの要素で説明できる。
# 1: 仮説思考
結論から考えること。
間違っててもいいから仮説を立て、検証と修正を繰り返して内容をブラッシュアップしていくやり方。
結論を出すためには情報を集めきらなければ、と考える「完璧主義」だと、いくら時間があっても足りない。
それよりも65点スピード主義で次々と動いていった方が、ビジネスの立ち上げ期には上手くいく。
# 2: フレームワーク思考
全体から考えること。
人には思考の癖や偏りあるが、チームで動くためには、それを取り除かなければならない。
フレームワークを使うことで全体を俯瞰することができ、全員の視点を合わせることが出来る。
# 3: 抽象化思考
単純に考えること。
「で、何が言いたいの?」と言われる人は、要約力が足りない。
どんな複雑なものでも30秒で説明できるくらいに(エレベーターピッチ)、シンプルに要約できなければならない。
そのためには物事の本質をつかむ必要があり、そのポイントは、関係無い部分をバッサリ切り捨てることである。
どれも大切な要素であり、ビジネスで必須とも言える能力である。
本書は、地頭力についてマンガで解説した本である。
フレームワークの使い方など具体的な部分はなるべく切り捨て、
・なぜ地頭力が必要なのか
・地頭力を使えばどう役に立つのか
にという点に絞って、分かりやすく解説されている(まさに要約力!)。
無論これだけでは不十分だが、地頭力を鍛える最初の一歩としては最適な本だろう。
読みやすく、内容も充実している。
とても良い一冊だった。
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フェルミ推定といった地頭力を鍛えることについての本。
自分も地頭力はないほうなんだろなとこの本を見て思った。さすがにフェルミ推定で解ける課題に1週間かかるのはかかりすぎだと思うけど。
ただ、自分が地頭力が低いということもあるのだろけど、この本にでてきたフェルミ推定の例がどうにも納得いかない。壊れる可能性のある家具を持っているのは人口のうち20%ぐらいとして計算したけど、その20%はどこからでてきたんだよと。そういうもんなのかもしれないけど、そうなってくるとフェルミ推定うんぬんよりも、勘が働くかのほうが大事な気がしてくる。
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この本単品では何の役にも立たない。マンガで分かるマッキンゼー式ロジカルシンキングのような、実践につながるような本でも、何かへのイントロダクションとしても、全く内容が無い。
本屋で斜め読みして、ハードカバーの方を買って読むのが良いだろう。
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主人公川口さんの完璧主義さ加減を見て、自分も昔そうだったかもと思った次第(完璧にやろうする必要はない)。20点型(まずは20点を目指す)と80点型(最初から80点を目指す)のうち、20点型は小さく始めてどんどん修正していくという点でアジャイルみたいだなと思った。
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【感想とネクストアクション】
・自分は思考のクセが強く、フレームワーク思考で全体を見て俯瞰して考える能力をつけられる様になりたいと思った。
・20%で壁打ちをすると言うのは徹底的にやりたい。リーダーでなくても周りのメンバーに壁打ちするなどでブラッシュアップをしていく。ただし、ゴールがブレることが有るのでこの点は注意する
・抽象化思考については考えることは出来るが、対面で話すときに話が冗長になることが有る。それはだいたい考えられていないとき。具体と抽象の本を読む
【メモ】
■地頭固有の3つの思考力
・仮設思考力
・フレームワーク思考力
・抽象思考力
仮設思考力
-ゴールから逆算して考えられる力
-最終目的地から最短でたどり着ける
-粗々で仮説をぶつけながらブラッシュアップして行く
-大きな目標に向かって、情報や時間がなくても限られた時間で答えを出してみる
-この現象を繰り返しながら修正して行く
フレームワーク思考力
-全体から考える
-ゼロベースから思い込みを排除して考える
−人間には思考の癖があるのでそれを取り払う。「自分は◯◯だと思うから」という思い込みを貫くなど
−最初に全体を見ることによって自分がこだわっていることが客観的に見れる。
−それを見た上で何をやって何をやらないのかを判断する
抽象化思考力
-単純に考える。そのために本質ではない枝葉の部分をバッサリと切ってしまう
−全然違うと思ったものも抽象化すると応用できる部分がある
-少ない知識を応用して様々な範囲の問題に当たれる
−抽象化が下手な人は「要するに何が言いたいの」と言われがち→枝葉を切り捨てて、全体のコンセプトを伝えられるように、目的に合致したまとめ方が出来る
■詳細
※知識を詰め込む知識力とは全く別物
優等生の思考停止
-知識はあるけど自分の意見は言えない
-完璧主義で前に進めない
-他の人の課題は見つけられるけど自分の仕事は進まない
-アイデアは豊富だが何が言いたいかわからない
-業界の常識を超えたアイデアは出せない
美味しい料理は3つの要素から
-①食材、②調理、③見た目(盛り付けなど)
-①食材=知識力
-②調理=地頭力
-③見た目=対人感性力
これからは地頭力
-品質の良い製品を作るために、正解を暗記して作るだった時代は終了
-AIも。正解の暗記はAIに勝てない
知識と地頭の違い
-唯一の正解はないなど
ないない病
-地頭力がない人は「時間がない」「お金がない」
-地頭力がある人は「今のお金、時間でできることは?」と考える
仕事の進め方(仮説思考力)
-最初から80点でなくても20点で出してブラッシュアップして行けば良い
-スピーディーに意見を出す
-意見を出すためには問いをたくさん作る。2w5hなと
エレベータートーク(抽象化)
−短い時間で相手に本質を伝えないといけない
−コツは①全体を伝える(全体として何点ですと伝える)②相手に���うしてほしいのかを伝える
流れ星に願いを3回言うと願いが叶う
−流れ星「突然現れて」「すぐ消えてしまう」
−この構造はエレベータートークと一緒
−普段から強く願い続けて、スマートになっていないと絶対に無理
−それが出来るくらい願いを四六時中考えていれば叶う可能性は他の人よりも高くなる
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仕事のやり方を改善していくために小説だけでなくビジネス書も読んでいこうと考えていた。
今までの働き方は、新人で何も知らなかったこともあって知識を付けることを最優先で考えていたが、やっていることが2~3年で大きく変わる立場である以上、知識で勝負するのは得策ではない。
でも、学生時代からとにかく知識を詰めて力業で乗り切るタイプだったため、それ以外の方法を知らなかった。この本を選んだのは、それ以外の方法について学べると考えたからだ。
この本では仕事に結び付く「頭の良さ」を以下の3つに類型化する。
①物知り:知識を幅広く有している
②機転が利く:空気を読み円滑に物事を進める力
③地頭がいい:未知の領域で問題解決をする力
そして、現代の仕事では③が重要であるとし、地頭力を以下の3つに細分する。
Ⅰ仮説思考力:限られた情報から仮説の結論を描き、そこから疑問や課題を抽出する
Ⅱフレームワーク思考力:全体を俯瞰し、優先順位を付ける。思考の癖に気付き、他者との共有を円滑にする
Ⅲ抽象化思考力:シンプルに考え、問題の根幹を明確にする
非常にざっくり書かれており思考力の鍛え方まで色々書かれているわけではないので、次に原作なり解説本に当たるのが良いだろう。まず大まかな流れを掴み各論に入っていくのは「抽象化思考力」的だろうか。
また、主人公のような真面目タイプの人が持っていそうな考え方、例えば「始めたことは必ず最後までやり抜く」などといった美徳とも取れる考え方が、危ない思考としてチェックリスト化されている。
美徳とされる、あるいはされていた価値観は、それ自体は尊いものでも過度に縛られてしまうと弊害にもなってくる。その意味で地味にためになった。
「全然上手く行ってないけど、私だって私なりに一所懸命やってきたんだ」という気持ちを傷付けないようやんわりと努力のベクトルを変えさせるような、うまくできたストーリーだなとか、どうでもいいことも考えてた。次は原作を。
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地頭力の解説の入門に、と読んでみた。主人公が地頭力を鍛えていく過程、そして地頭力を発揮して周りを巻き込むプロセスを見れてかなり勉強になった。
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株の勉強本としてウルフ村田さんが推奨していたこの本。株に直接関係ない内容ですが、株のトレードに地頭力がいかに重要か、1回読んだだけでよくわかりました。
地頭力とは、未知の領域で問題解決をしていく能力のこと。株のトレードの場合、将来の株価は「未知の領域」であり、誰も答えを知らないものですから、自分の頭で考えて答えを出す地頭力が重要になるわけですね。現代人は答えのある問題を解くよう教育されてきたので、正解のある問題は解けるけど、未知の問題は解けない傾向があります。株で利益を出せている人が5%しかいないのも、地頭力の高い人が少ないのが1つの要因かもしれません。
この本には地頭力は訓練で高められると書かれています。では株のトレードで使える地頭力を鍛えるにはどうすればよいか、個人的に考えてみたのが以下です。
地頭力向上の基本は、地頭力特有の3つの考え方(「結論から考える」、「全体から考える」、「単純に考える」)で考えるクセをつけること。これらを株のトレードに当てはめると、
「結論から考える」は、株価が上がるパターン、下がるパターンで仮説を立ててとりあえずで良いから期待値を試算する。期待値が低ければやらない。
「全体から考える」は、マーケットや自分自身を俯瞰する。具体的には、銘柄のチャートだけで売買を判断するのでなく日経平均やダウ平均などの市況が良いときにだけ売買したり、自分がポジションを持っていたとしてもポジションを持っていないと考えて売買を決める。
「単純に考える」は、明確でシンプルな根拠で売買する。単純な売買ルールが成績が良かったり、優秀なトレーダーの売買ルールがすごくシンプルだったりするのは単純に、かつ抽象的に考えているからだと思います。
こういう考え方を日々続けていけば、安易なトレードもしなくなり、再現性のあるトレードが増え、売買成績も上がっていくのではないかと思います。私も常に心がけたいと思います。
===メモ=========
・地頭力とは、未知の領域で問題解決をしていく能力のこと。地頭力を構成する6つの力。根底には「知的好奇心」ベースとしてあり、その上に攻めとしての「直感力」と守りとしての「論理思考力」があり、さらにその上に地頭力特有のちからである、仮設思考力、フレームワーク思考力、抽象化力の3つの思考力がある。
・仮設思考力は結論から考えること、フレームワーク思考力は全体から考えること、抽象化思考力は単純に考えること。