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正確に書くと星3.8。
椿にまつわる謎解きの話が主で、ちゃんと意外性もあり読みやすくて面白かった。
白川さんの小説はキャラクターの良さや、ちょっとレトロな感じがあり、続きが読みたくなるものが多いと思う。
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3人称視点かと思いきや、登場人物たちを見つめる家目線の話。この設定自体は面白いからもうちょっと活きても良かったのではと思うところ。
やっぱり家の問題ってめんどくさいねぇ。結婚とか出産とか後継とか遺産とか。
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2023.3.19 読了。
寿町四丁目にある通称・椿屋敷に住む柊一と十九歳の香澄は利害の一致により結婚した偽装夫婦。町の相談役の柊一の元には近所から度々相談事が持ち込まれる。椿屋敷に関わる人々を家目線で語る物語。「契約結婚はじめました。」シリーズ第一弾。
下鴨アンティークシリーズを読んでこちらも読んでみた。白川紺子さんの描く食べ物や食事風景が好きだし古いものを大切にしている感じも好き。
登場人物が色々訳ありで、けれどそこを荒げて書かず仄かな悲しみを漂わせながら静かに穏やかに語られる雰囲気がいい。
丁寧な生活感に思えてゆっくりお茶菓子とお茶を入れてみたい気分になる。
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視点固定って無機質な定点か個人視点か、っていうイメージだけど、本作は定点ながらも人格(家格?)が宿った語り口で面白かった。
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シリーズ1作目。
全体的にほんわかしてて読んでて癒されます。
2人の落ち着いた人柄もよき。
日常の謎もあってその点も好きでした!
続きを読むのが楽しみです♪
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読了。表向きは夫婦の2人と、そこに舞い込んでくる日常ミステリー。利害関係での夫婦だけど、これから変わっていくのではないかとワクワク。2人の住む椿屋敷である家が話を進めていくスタイルは、新鮮で面白かったです。
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契約結婚と言うからどんな生活をしているのかと思えば、掃除も行き届いていてご飯も丁寧に作られて中々に仲睦まじく暮らしている。
そこへご近所さんの困り事やらを押し付けがましくなく、さりげないヒントで解決していく。
ゆったりとした流れのホッコリする温かい作品でした。
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椿屋敷と呼ばれる家に住む男女二人のお話。
恐らくですが、集英社オレンジ文庫を読むのは今作が初めてです。
「契約結婚」という言葉が気になって手に取りましたが、思っていたより修羅場は少なく、ずっとハートフルほのぼのストーリーでした。
普段、恋愛に関連するような作品を読まないのですが、こういう作品ならありかな? と思えました。
椿にまつわる話が要所要所に登場するのと、趣のある日本家屋での暮らしが描かれていて、それだけでも楽しめる作品です。
シリーズ作品のようなので続きも読みたいと思います。
あんまり頭を使わずに読書をまったりと楽しみたい人にオススメしたい一冊です。
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語りが家で、新しい視点。白川先生の本は、掃除、洗濯、料理をきちんとこなしてる人がたくさん出てきて、自分の生活を反省させられます。私も見習いたいわ。
契約結婚の2人が微笑ましくて、先の展開がとっても気になります。きっと仲良しになるんだと思いますけど。
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後宮の烏で知った作家さんです。
偽夫婦とは言うものの、お互いに大切にしているようだし、いい雰囲気そうです。
誰がこの話を語っているかというところに驚きました。
スズメの噂話もいいです。
子供の頃聞き耳頭巾欲しかったんです。