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コンピューターの知性&性能&使い道、それを、扱う人間等…
流れが早すぎて、5年後のSNSの世界がどうなっているのかさえ分からない。常に変わって行かないと直ぐに何かに取り替えられるサービス。
興味深く読めた。
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現在、最も大きな違いを生んでいるのはコンテンツを見るレンズだ。デジタルによって大量の情報が手に入るようになったが、各ユーザーにとって意味があるように整理するのがレンズの役目。「検索」は探しているものが明確な時に必要なレンズ。「何を探しているか明確でない時に使えるレンズ」の役割をFacebookはニュースフィードで担っている。
私たちは1日平均3-5回「検索」をするが、Facebookは1日に10-15回「閲覧」している。何を探しているか決まっていない時の方が、何を探しているか明確に分かっている時よりも3倍多いということ。
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フェイスブックのグロースの歴史を内側から記した一冊。経営や買収だけじゃなくプロダクト視点からも書かれているのでエンジニアの現場にも通じる内容だと思う。個人的には第6章の広告や第7章のインフラの話が特に面白かった。もはや単なるSNSの枠を超え始めた同社の未来が楽しみ。
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どのような未来をみてマークがFacebookをリードしてきたかというのが、内側から丁寧に描かれています。グロースの地道な努力やどんどん挑戦して失敗してきていることも振り返られています。
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1962年 スタンフォード大学のエベレット・ロジャース 「イノベーション普及学;Diffusion of Innovations」でイノベーション理論
1992年 ジェフリー・ムーア 「キャズム:Crossing the Chasm」
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映画『ソーシャル・ネットワーク』を観ると、ザッカーバーグ氏とフェイスブックの成功は時流に乗ったまぐれ感を持つが、実は緻密に計算された戦略と実現のために揃えたスタープレーヤー、そしてそれらを支える「Bring the world closer together」という強い理念に裏打ちされたことが分かる。本書を読むまでフェイスブックがグーグル、アップル、アマゾンと並び称される理由が理解できていなかったが、非常に腑に落ちた。むしろ10億ユーザー以上のプロダクトを5つも抱え統合された将来布石を着実に打っていることを考えると現時点ではグーグルと拮抗もしくは超え始めているのかもしれない。
ホフリンガー氏が詳述するフェイスブックの飽くなき挑戦と絶え間ない努力には都度驚嘆させられるが、それ以上にザッカバーグ氏のリーダーとしての成長が興味深い。理念実現のために、例えば手薄な中国市場なら言語を習得し習近平氏とパイプを持ち長期間をかけて関係づくりをするという行動力は、真のチェンジメーカーである。
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映画ではカバーされていなかったマイクの生い立ちなど。
新興国でのFacebookゼロという取り組み
日本とドイツのはネットの普及率が高いのにFBのエンゲージが異様に低い→なぜ→匿名を好む、恥の文化か?→ドイツも?
5章目まで終了
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2019/1/27
■問題提起している課題・背景
Facebookは、グルーポン、ジンガ、マイスペースなど衰退した企業と大した違いはなく、今でも成長を続けているのはただの偶然であるかのようにとらえられているが、その成功の裏には他の類を見ない強みがある。
■筆者が伝えたいこと = Facebookの成功を実現した強み
・「世界をよりオープンにつなげる」ミッションに熱意を持ち、雑音を振り払い、その実現に集中している
→創業2年目の10億ドルの買収提案を断った。IPO直後の業績不振でもモバイル化に注力し、回復。
・パーソナルな新聞とも言える「ニュースフィード」という卓越したプロダクトをもっている
→デイリーユーザー:10億人、モバイル比率90%超
・グロース(ユーザー増)のための地道なPDCAサイクルの実践をしている
→「注目すべき指標」、指標につながる「重要なユーザー体験」と「プロダクトの価値」を把握し、施策を打つ
・広告主とユーザーの双方を満足させる品質の高い広告を実現している
→Facebookの情報と広告主の情報を掛け合わせた高度なアルゴリズムによるマッチング
・拡張し続ける超巨大サービスをユーザーにストレスなく提供し続けるシステム基盤がある
→2年間で4億8500万ユーザー増、200億枚の写真を持つインスタと基盤統合をサービスに支障なく実現
・すでにキャズムを超え、コンシューマーに深く浸透している
→09年には普及率16%を超えアーリーマジョリティーに浸透し、11年のGoogle+参入を撃退。
・自身をDisruptしそうな企業を買収し、自らDisruptを続けている
→12年Instagram、14年ワッツアップ、同年オキュラスVRを買収、13年スナップチャット買収提案(失敗)
・長期的な視点にたち、明確な優先順位をつけて戦略に取り組んでいる
→①重要な中核PJT:欧米のSNS②重要な隣接PJT:メッセージアプリ③重要でない中核PJT:日中印
・社員のエンゲージメントが高く、優秀な人員を引き寄せ・留めることができている
→「フロー」状態を保つ配置、「ジャングルジム」型キャリアモデル