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お洒落なBAR、ゴールドコースト、甲子園……巧みな舞台設定と絶妙なテンポが癖になる!
行きつけのBARで勧められた奇妙なお酒。アルコール度数マイナス14%……? 不思議なお酒の秘密とは?――「マイナ酒」 1話5分で非日常の世界に酔いしれる! 新世代ショートショートの旗手による、極上の傑作21編!
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1作、大体5分前後で読める短編集。久しぶりのショートショートだったので、初めっから納得&驚かされた(笑)どの作品も気楽に読めて、しかも面白いという。うーん?と思う作品もあったけど、それは胸にしまっておく。個人的には「グチ清掃員」がクスッと笑えて好き。「あの人の手」で未だに出口が分からず悩んでる。あっという間に読み切っちゃった。楽しかった!
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表紙と「BAR」の文字から、勝手に美味しいお酒にまつわる話だと思い込んでたので肩透かし。
サラサラと読めるし、面白くない!という事もなく、移動中や時間潰しにいい本だと思います。
それにしても、表紙の雰囲気が良すぎる…
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お洒落なBAR、ゴールドコースト、甲子園……巧みな舞台設定と絶妙なテンポが癖になる!
行きつけのBARで勧められた奇妙なお酒。アルコール度数マイナス14%……? 不思議なお酒の秘密とは?――「マイナ酒」 1話5分で非日常の世界に酔いしれる! 新世代ショートショートの旗手による、極上の傑作21編!
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トニーさんというマスターの営むお洒落なBAR、ゴールドコースト、甲子園、という三つの舞台で繰り広げられる出来事の数々である。それぞれの場所の物語は、少しずつリンクし、続けて読むと何となく別の物語も見えてくるような雰囲気も漂わせていて、愉しめる。ブラックなものは少なく、ラストが明日につながるものが多かった印象もある。隙間時間でも愉しめる一冊である。
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最初はお酒にまつわるお話しが沢山書いてある一冊かと思って読み始めたのだけど、単なるショートショート(^^;)
最初のマイナ酒というショートショートを読んで、本当の色々なお酒の話かと思ったら・・違ってました(^^ゞ
私の早とちり。数編はおもしろかったのだけど、段々読み進むとネタを無理して出している感じがして、少し残念。
中にはいいものもあるけど、ショートショートだから仕方ないか!?いやそう言うわけにはいかないか(^^;)と言うことで評価は少しよくありません。
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1話数分のショートショート
軽快なショートショートを楽しく読めた。東大工学部なの?すごいな。まだまだ若いから、もっともっと深い物語がショート化できそうな期待感があるな。
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お酒やちょっと豪華な旅行がテーマになったショートショート集。どのお話も最後には「お後がよろしいようで」とぺろっと舌を出していそうなユーモア(ブラックジョーク含め)溢れる作品だった。
あと、時折出てくるバーのマスター、トニーさんがすごくミステリアスなオジサマだった。そもそもトニーさんは人間なのか……?!?!
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全部ほんわかするショートショートで面白かった。
こんなバー行ってみたいな、ってのと、ゴールドコーストで話が繋がってるのも良かった。夫婦の話好き。
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実はショートショートは苦手だった。
長文の方が印象に残るけど、短いとすぐ忘れちゃう。
だけど、ちょっとした隙間時間には最適だと感じた。
どの作品もスパイスが効いてる感じでスカッとサラッとしてて面白かった。
「BAR」の連作もあったけど、そうじゃない話もあって、いいですよ。
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何篇かBARでの話を含んでいるので、この題となったとおもうが、全部が酒などに関するわけではない。まあ、気軽に読めてそれなりの水準で面白い。作者としては、さんざん頭を捻って作ったことだろうが。読者は、言いたい放題で申し訳ないなあ。
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ショートショート集の中の、2つの連作ショート(?)が楽しい。
「いらっしゃい」
地下一階の扉を開けるといつも笑顔でお客を受け入れてくれるバーのマスター・トニーさん。
銀髪を後ろで結び豊かな白髭を蓄えてウクレレを弾いている…なんてチャーミング。
ジャズが静かに流れる店内で、お客の悩みに真面目に、少しユーモアを交えながら応えてくれる。
頭の中が冴え渡るというマイナ酒は私も呑みたいな。
あと、12月のオーストラリア話。
ほんと羨ましい。陽気なサンタを私も見てみたい。
真夏のクリスマスで偶然出逢う3組のカップルの話はほのぼのとしていて良かった。
そして連作ではないけれど一番印象に残ったのは『霊鈴』。
亡くなった人が家に帰って来たことを鈴の音で知らせてくれる、というこの不思議な鈴が実際に我が家にあったらちょっと怖いかな。
ほのぼのとした展開の話と思いきや、ラストでびっくり…切ない。
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スラスラ読める話たち。
繰り返し出てくる同じ登場人物の話が繋がっていくのが面白い。
ショートショートって奥が深い。
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山形のスイデンテラスという宿のセルフバーにこの本が置いてあり、山形の地酒を飲みながら読み出した。
オシャレでちょっと不思議なショートショート。読みきれなかったので家に帰って近所の図書館で借りて読破。
以前、表紙に惹かれて読んだ「海色の壜」と同じ作者と知り納得。
雰囲気似てた。