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シリーズ最新作。
『人間がいちばん怖い』という基本的な路線を踏襲しながらも、本書では皮肉な結末を迎えるエピソードが多かった。
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今さらながら、題名が言い得て妙だなぁと感心。
誰の足元にもぽっかりと口を開けている現代のグレーな靄々から真っ黒な闇の数々。子ども関連の話は心が痛むが、時に「田舎の闇」のオチのようにクスリと笑えるユーモアも混ざっててこのシリーズやめられない。
何より見開き二ページで一話完結だから、育児の合間の空いた時間にサッと読みやすい。
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岩井さんのライフワーク、現代百物語第9弾。
読む側もライフワークになってるなぁと、少々マンネリ化した感を感じつつ読ませていただいた。
毎回読んでるとオチがわかってくるというか、オチがないようなオチまで読めてくるというか、いい意味でも悪い意味でも期待通り。
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幽霊話より生きている人の方が怖い。「不実」だからかなあ。
100話目の「あとがき」こういうあとがきも面白い。
後日談
他の「現代百物語」を読もうと検索していたら、突然PCがバグった・・・・
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岩井志麻子が実際に聞いた話を集めた怪談集。マグロ女が来るとか、実際に聞いた話を基にしているためか、とんでもない方向から怖がらせてくる感じがとても良かった。1話ずつサクサク読めるのもいい。事実は小説より奇なり、という感じの本。シリーズになっているので他のも読んでみたい。