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後半が若干ついていけない感じ。
比嘉さんの話はなくてもいいような気がした。そのかわり、他の人物に関する話をもっと深く書いてほしかった。
また、後半から人物の視点が交互に入れ替わるのだが、それが読みにくく感じた。
中盤までとても面白かったのに、残念。
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ぼきわん、ずうのめと面白かった澤村伊智ホラー作品。今作は、ししりばの怪異を弱く感じて残念だった。ししりばって何?!を掘り下げて欲しかった。
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これは『ぼぎわんシリーズ』なのでしょうか?
『エピソードゼロ』になるのか⁇
ぼぎわんほどにはビビりませんでしたが、やっぱ怖い。
ぼぎわんの時はおじいちゃんでしたが、今回ししりばではおばあちゃんがいい味出しててね〜 「マリちゃん、マリちゃん」が意味もなく怖いんだな
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澤村伊智は擬音がうまい。
ししりばとは何なのか、全く分からない。
わからないのにしっかりと恐怖は植えつけられていし。
読み終わると「くぅー」と唸る。
話の大筋は恐怖の館もので、あの館に何かが取りついているという始まりから
徐々に読者をその館に足を踏み入れさせて、出れなくしている。
普通にわが家で幸せに暮らしたいという誰もが思う気持ちの
普通が揺らいでいく怖さを味わっていただきたい。
比嘉家ってもしかして。。。。。。
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今回、「ぼぎわん」「ずうのめ」に比べるとあまり怖くないかな……と思いましたが。この家はとんでもなく嫌です。あんな砂まみれの家、住みたくないっ。そして「ししりば」の正体がまた強力すぎ。いかに琴子といえども立ち向かうのは容易じゃないのね。
しかし。本当に怖いのは「ししりば」じゃなくって、当たり前でないことも慣れてしまえば当たり前になる、ってな事象のほうかも。人々の狂いっぷりが怖いし、また狂っているってことに気づいていないのも怖い。正直一番怖かったのは、橋口家の真相だったかもしれません。
ところで。読み終わったらカバーを外して見ることをお勧めします。なかなか凝ってるなー。ものすごく質感が砂っぽいし。
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澤村伊智4作目。
図書館の予約が来たので読む。
相変わらず面白いなあ。
ホント読みはじめてすぐに引き込まれてしまうので、一気に読んでしまう。
今回は怖いというよりも気持ち悪い。
砂まみれの家に普通に住んでいる家族というだけでホント気持ち悪い。
読んでいるだけであちこちザラザラするわ。
ついに比嘉琴子がメインで登場である。
比嘉琴子ビギニング。
比嘉琴子を比嘉琴子にするきっかけになったのがこの怪異。
恐ろしい。
こんなに面白い澤村伊智の作品に1円も使ってないのが申し訳なくなってきたな。
次からは購入しよう。
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琴子の過去がちょっと明らかに。
一番怖いのは(妊娠した記憶がないとはいえ)子供を死なせて放置してる果歩じゃないのか。
参考文献にあの最恐トラウマ本が((((;゚Д゚)))))))
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家にまつわる話。
始めは単なる幽霊の話と思いきや、いきなりのどんでん返し。ただ、砂にどうしてそこまで嫌悪感を感じるのか不思議でした。別に、普通じゃないかと。
二章の廃屋の描写が怖かったですが、比嘉さんが参戦してからは怖さが薄れてしまったのが残念。この人がいればなんとかなると思ってしまいますからね。ある種の聖域のよう。
不穏なラストで続きがあるのかと期待。
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砂の描写が本当に
いや~~~な感じで
まず 足裏が気持ち悪くて
床がまんべんなく覆われて
布団の中に積もって
肺に入ってくるんです!
読んででとっても息苦しい
喘息もちの経験のある方は
3倍増しで苦しくなると思います・・
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一作目の「ぼぎわんが、来る」が映画化されるそうですね。
おめでとうございます!
で…完全にシリーズ化?
そうなるとやっぱり「ぼぎわん」と「ずうのめ」と比較してしまいますが
今作は不気味さや恐怖感は若干薄めでした。
今回は(も?)比嘉姉妹の長女、琴子さんが活躍するお話。
家が舞台でそこが砂にまみれているっていう…。
この世のものではない何者かと砂がタッグを組んで住人と関係者を邪魔します。
砂が怖いっていう概念がないので、奇妙な家だなという印象。
口の中がじゃりじゃりするのは嫌だし、砂に足をからめとられて歩きにくそうでうっとうしいだろうな、とは思うものの、怖くは…ないなぁ…。
嫌悪感は存分にあります。
琴子さんは除霊できるってわかっているし、窮地に陥ってもどうにかなるんでしょ、と邪推しながら読んでしまいました。
比嘉姉妹のお決まりのパターンはもういいかな~。
ストーリーはとても面白いのだけど、やっぱり比較したり予想ついちゃったりするので。
でも次回作も期待を込めて楽しみにしてます!
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「ぼぎわんが、来る」の3作目・大好きな比嘉琴子さんが出てくる、とあって、若干☆甘め。
最初は「やばいやばい、私の苦手な実話怪談系?」と、ぞわぞわするほど怖かった。
・・・読み進めるうちだんだん、ちょっと違う様相を呈してくる感じ。
1作目、2作目と怖さの感じが変わってきているというか、これはヒステリーチックというか、キリキリくる人間の怖さが「怖い」感じ。やっぱり私は、一作目の「ぼきわんが、来る」が好きだな。
でも、3作目なんだもん、少しづつ変化するのは当然だし、やっぱり澤村さんの作品、好きです。(失礼な言い方ですが「頑張って描いている」感じがして、応援してます)
ホラーをシリーズで描き続けるのって大変だとは思うんですが、次回も琴子さんが出てきてくれたら嬉しいなー。
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図書館で貸し出し予約していてようやく到着♪
【ぼぎわん】、【ずうのめ】に続きあっという間に世界観に引き込まれてしまった。
得体の知れない“ししりば”を突きつけられて
恐怖心が駆り立てられた。
後半、徐々にししりばの正体が明らかになっていく過程、伏線回収はサクサク読めて気持ち良かった。
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この家は、そもそもおかしい。(64頁)
あの家には何かいる。
序章、一章では円満な家庭、そして悲しみが描かれる。
別々の家庭の、それぞれの幸せが。
しかし、既に空気はもうもうと立ち込める砂で覆われ始めている。
孤独な果歩と偶然であった幼馴染の敏明。
廃屋探検を共にした比嘉さんと、「僕」こと哲也。
この一件関係のないように思える他人同士が「ししりば」で繋がる。
ししりばとは一体なんだ?
あの砂はなんだ。
生き霊との関係はなんだ。
家に住み着いている何か。
それは守り神か祟り神か。
しかし一番恐ろしいのは神ではなかった。
終章、ししりばから離れた果歩の独白章。
それはししりばとは関係のないところに、確かに存在する狂気。
速射はもう一度はじめに戻って振り返らざるを得ない。
ああ、普通でないことが普通になっている、と。
私たちが普通だ、常識だと考えていることの中には、他人には全くもって理解し難い異常さが往々にしてある。
おばけならば退治も出来よう、神ならば鎮めることも出来よう。
だが人間の狂気は一体誰が抑えてくれるというのだろう?
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シリーズ3作目。
今回は他の作品と比べて怖さは控えめ。ちょっと残念。
しかし砂だらけの家って生理的にイヤだなー。
家庭それぞれにその家だけのルールと言うか暗黙の了解ごとがあって、自らはそれが普通だと思って過ごしているけれど、側から見たら変わっている!と思われること
良くありますよね。
それの最上版かと。
これで澤村作品は全て読みきってしまったー。
新作を楽しみに待っていようと思います。
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ほぼ一気読みした。
澤村伊智さんは、複雑な人物関係と伏線を描くのが上手いなぁといつも思う。
砂まみれの家。気色悪いなぁ。
読んでて、土壁の匂いとか気になりだしたし。
明日から、部屋に落ちている猫砂の粒とかも気になりだしそうな予感。