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ついに蝶人・パピヨン登場!
いやぁやっぱりいいよねぇ、ダークヒーロー。
カズキの明るさ・真正直さと正反対で好対照。…センスの独特さだけが共通点ってのがどうしたもんかとは思うけどw
ロッテリやでのやり取り見てると、「名前」はもちろんだけど、マスクを認めてくれてる辺りが蝶嬉しいんじゃないのかなぁ、パピヨンw
そんなわけで、17話「FADE TO BLACK」は蝶傑作。
カズキの表情、「蝶野 攻爵」の独白…そしてここまで見せなかったカズキの絶望が迫力ある戦闘シーンと相俟って高密度で味わえる必見の話です。
…ていうか、膝枕とか分かってるなぁ斗貴子さん!!
で。
ブラボー登場で加速するブソレン世界。奇人変人入り乱れてカオスカオス。そりゃぁロッテリやも従業員逃げるわぁw
ボケ倒す連中ばっかりで斗貴子さんの負担たるや…。
そんな中で桜花・秋水姉弟の過去と執着はあまりにショッキング。これ、少年漫画でやったんだからなぁ…。ネタとしてエグ過ぎる。そりゃぁ程よく濁りもするわ。
その上で斗貴子さんと対立するカズキが熱い。
自分の我を貫くために、あえて斗貴子さんの前に立つということ。
甘っちょろい偽善かもしれないけど、二人の命を守るため、そして斗貴子を傷つけないために反発する姿はホントに主人公。
単に現実を知らないお花畑な理想からの行動ではなく、蝶野を殺めてしまった(結果的には生きていたとは言え)経験と後悔が根幹にあるので、説得力もあり。
そして非情に徹しきれない斗貴子さんがまた萌える…!
カズキを戦士にすることを望んでいなかった…と理由をつけ(それすら恐らく自分を納得させるための方便)、刃を向けながらも、傷つけきれないとか…もうたまらないですね!
その後の「すぐ外に武藤クンがいたら…」が叶わないけれど、それでも桜花の求めるものとして光が見えたような気がして、泣けるのです。
…それにしても、斗貴子ちゃんさんはサービスが過ぎませんかねぇ?!(大喜び)
……なんか、斗貴子さんって身体操作系の被害被り過ぎてる気はするけどw
あと、ドブ川の腐った目ネタで笑いを取りに来るのはやめなさいw
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連載中はあまり気にしなかった早坂姉弟の話でしたが、まぁ、めっちゃ重いですな。そして昔読んだ時より面白かった。
書き下ろし漫画については、まるで二次創作かのような濃密なファンサービスっぷり。短いページ数ながら、ファンの見たかったもの、思いもつかなかったものが満載。
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文庫版第二巻。早坂姉弟との戦いまで。昨今だけではないけど、児童虐待エピソードは、やはりフィクションだけにしてもらいたい。早坂姉弟は、周囲の無関心が書かれているだけに、余計にしんどい。
そんな姉弟も、後日談では新しい武装錬金の餌食に。メルモちゃんな桜花と、マッドな秋水です。肉体だけでなく、精神も外見と同時期に戻るのね。「ゆりかごから墓場まで」の「フロムクレイドル トゥグレイヴ」。次なるメルモちゃんの餌食は誰でしょうか。ま、斗貴子も火渡もブラボーもメルモちゃんになってるので、あとはパピヨンあたりがなってくれると楽しそうだけどな。蝶楽しそうだけど。ホムンクルスに刺さると、どうなるんだろうね。