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ミステリ色強くて面白かった!
短編からのミスリードに見事引っかかりました(笑)
まさか本編に独房の探偵のメンバーが出て来るとは思わず嬉しかったです。が、今回も奇跡調査!って感じではなかったな。ミステリ好きとしては楽しめたけど、蘊蓄も少ないのでそこは少し物足りないかもしれない。あとバチカン2人組は殆ど出てこないので逆にそこに驚いた(笑)本編だしもっと活躍して欲しかったな。
情報化社会という身近な問題がテーマだったのでその点は興味深く読めました。感情の問題とか特に。
あらすじの「新展開」の文字に割と期待してたけどそこまで進まなかった(笑)ローレンの真相ってこれもう分かっていたような……名文化してはいなかったけども。
ローレン、早く会いたいよ!
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短編に登場のフィオナ・マデルナ捜査官が登場。表紙でビジュアルもわかります(購入時に表紙を見て、この人誰だろうと思いました)。
なんだかまた極端な造形のASD当事者が出てくるなぁ。作者の中でASDはこういうイメージなのか。
シリーズの中ではかなり異色。奇跡が起こりますが平賀とロベルトは謎解きはしません。いくら出来が良くても、フェイク映像を見抜けないって不自然なのですが。
単発の時間がいくつか続いたことで意味を持ってしまって伝説と化した、みたいなお話。『獣の夢』に出てきた情報のパンデミック的現象を思い出します。
一番謎めいていた部分が、まんま精神に変調をきたした人物の妄想だったというのはどうなんだろう。反則ではないかという気もします。
悪魔が関わる連続事件のパートが、数年前の話だということには解決偏にあたる部分に至るまで気付きませんでした。
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読書録「バチカン奇跡調査官二十七頭の象」3
著者 藤木稟
出版 角川書店
p307より引用
“生まれて死ぬまで、冗漫な台詞が十もある
のは多すぎる。
私は、三つの簡潔な言葉で人生を理解してい
る。
生まれる。死に向かって歩き始める。そして
死ぬ。
人に定められた運命があるとすれば、たった
これだけだ。”
目次から抜粋引用
“伝説のはじまり
午前二時の聖母
交差点
象が一頭、二頭、三頭、四頭……
加速、加速、加速”
天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
テリー小説。人気シリーズ長編第十三弾。
カンヌ国際映画祭最終日、にぎやかで華や
かな雰囲気とは裏腹に、賞の発表を待つ招待
客は社交用の表面を取り繕うことに心を砕い
ていた…。
上記の引用は、シェイクスピアの「真夏の
夜の夢」の一節。
本当は単純で簡単なことのはずなのに、無理
に複雑化することで、不当な利益を手に入れ
ようとしている人が多いのかも知れません。
ローレンを中心とした短編、「独房の探
偵」の面々が活躍します。ローレンの疾走に
ついても少し触れられていて、今後の大筋の
展開により含みを持たせる一冊ではないで
しょうか。
ーーーーー
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今回の舞台は、バチカン美術館。そのために海外の辺境の地での描写が全くなく、その点がちょっと残念。
肝心の奇跡はただのネットのデマってそんだけかーいって感じ。ツイッターなどのSNSが普及している現在では現実の奇跡か編集動画かの区別することは難しく、また、多くの人が見てしまうと現実のものと錯覚してしまう危険性があるというのは伝わった。他の関連した事件も、動機や関連性がちょっと微妙だった。
裏表紙で唄っているローレン失踪の真相も2、3行書いてあるだけで全然進んでないのもイマイチだった。
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フィオナ中心の話でした。視点があちこちに移動して人もいっぱい出てくるので名前を覚えることが出来ないまま最後の謎解きへ。平賀、ロベルトとフィオナが出会い、今後の展開も気になるところ。
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今回は奇跡調査よりもフィオナ、アメデオの怪事件捜査が中心。むしろ奇跡調査に関しては無理やりストーリーに組み込んだ感じ…
ロベルト、平賀がいなくてもストーリーに影響なかったんじゃなかろうか…
奇跡調査官シリーズってよりもフィオナがメインのスピンオフ長編としたほうがしっくりきそう。
事件の内容も壮大な事件になりそうかと思いきや真相は拍子抜けで。
このシリーズ好きだったけど今回だけは正直がっかりだったかなー
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妹より。
読み始めたら、一気読み。後悔はしてないけど、時間軸が分からなくなり....フェイクニュースだったのね。
意味不明なものに踊らされている気分になったよ。
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なかなか話に入り込めなくて、シリーズの中で読むのに1番時間がかかった。最後は呆気なかったなー。平賀とロベルトの出番がほぼないのが残念(´-`)
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20191025
バチカンのとある絵画の前にマリア様が現れて予言をするという噂の真実を探る平賀とロベルト。一方、ローマでは、奇妙な紋章と連続死の謎にアメデオとフィオナが挑む。二つの事件のキーワード、27頭の象とはなんなのか。
話の作りは、なんとなく予測がついていたが、メインは平賀たちではなく、フィオナ&アメデオだったので、ちょっと盛り上がりにかけたかな。フィオナはちょっと拗らせすぎている。短編集では使えないキャラとされていたアメデオは、キレキレというわけではないが、結構地道に捜査をするし、実はかなり人情のあるキャラクターで好感度が上がった。
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今回活躍するのは心理捜査官のフィオナとカラビニエリのアメデオ。平賀とロベルトの登場は控えめでした。話の構想上、そうならざるを得なかったのかもしれませんが、今回は話の展開のテンポがあんまり良くない気がしました。読んでてちょっと飽きちゃいました。それでもなんとか読了しました。ラストの方でローレンについて言及があったのでその辺りは興味を惹きましたが。フィオナのキャラクターは風変わりで面白いので今後の活躍にも期待です。
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最初読んでて、なんか頭の中がゴッチャゴチャになったよ
いつもの2人の奇跡調査かと思いきや、
方やなんかローレン出てきてあーだこーだ
2つの話が全然リンクしないまま最終章
きれいに最後はまとめますねぇ〜、ホントすごい!!
最後でやっとスッキリして、今までの内容は本当だったんだと認識
危うく自分の文書理解力と記憶力がおかしくなったのかと思ったよ
ってぐらい、とてもトリッキーで面白い内容でした!!
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図書館で。
う~ん。フィオナさんと大尉?は嫌いじゃないけど長編でガッツリ来られるとなんか…違和感。ヒラガ達とどういう形で繋がるのか微妙に最後ゴリ押しのような感じだったし。
ローレンは…正直どうでも…というぐらいのカテゴリなので、まぁ元気にやってて時折謎めいた事をちらつかせる存在なのね、ぐらいで。またも関わるのか○×ゥ!!みたいな感じの締め多いですね。
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冗長なうえに、ミステリとしては謎解きがイマイチすぎ。今回は、平賀とロベルトはまったく活躍しない。しかもダラダラ続く猟奇事件ぽいものはすべて過去の話で、ローレンがメールで送ってきた解決をフィオナがしゃべるだけ。
う~ん、だんだん読むの苦痛になってきた……やめようかなぁ(^o^;)
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一冊飛ばして読んだコトに読み終わってから気づいた……
平賀神父もロベルト神父もあんまり出て来ない。
おかしいな、と思ってたらそういうことか!!
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短編に登場したカラビニエリのアメデオ大尉と心理捜査員のフィオナがメイン
奇跡調査官の2人は今回は出てるけどメインではない感じ
面白くはないわけではないけど、これは少し違うのでは?と思いながら読んでる
*読み終わったので追記*
盲信が酷い
平賀は「ローレンがフェイクだと言ってる」と言う伝言だけでそれを信じるの?
フェイクのメイキングって言うけど、それが本物の証拠はあるの?
メイキングは本物なんだろうけど、彼らが奇跡調査しているものを本当に作ったときのメイキングであるとは明言されていないのでそれはそれで調査が必要なのでは?
ここまで15冊かけて築いてきたものを自分で壊さんでくれ