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P7. どこを目指せば良いのかわからないけど、とりあえすずは家から出ないといけない。自分がその時いる場所によって見えるものや考えらことは変わるから、もっといろんな場所に行って、いろんなものを見ないといけない
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旅行が、いつもと違うところに行って同じことする、なのがすごくわかる気がした。サウナは、おじさん文化なんだな。ちょっとよかった。
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近い歳の著者ということで読んでみた。些細なことも細かく心情も含めて説明しており、参考になった。
こちらは著者が苦手な郊外から通う、サラリーマンの家族持ちだけれども、逆の考えを知ることができた。とくに、パチンコをする理由はずっと不思議だったので、それを知ることができたことは大きい。
家族をもつ身としては、自分以外がいるから頑張れるけれども、そうでない人がどう感じているかを知ることができるのも本の醍醐味と思う。
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筆者と好みが近いところがあり、共感できるところが多かった。
特にサウナ、水風呂、電気風呂が「何がいいのかわからない三大拷問風呂」のくだりは、共感できすぎて笑ってしまった。
その後のサウナ、水風呂のイメージが変わったエピソードは興味深く、今度銭湯に行った時は挑戦してみようという気持ちになった。
作中に出てきた漫画『漫画 サ道』『ハイスコアガール』は是非読んでみたい。
あとフィッシュマンズも聴いてみよう。
鴨川にも行ってみたくなった。
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どこか外で休憩したい時に、コーヒーがありすぎる。
確かにと同意しますし、共感しました。
カフェインを控えているときに、さて何飲もうかと選ぼうとしても少ない。
ネカフェで三時間パックの例がしっくりきた。
やっぱり席代だけでお金をとってくれた方が、外でのんびり過ごすにはありがたい。
そういう居場所が増えればいいなーって考えにも賛同しました。
喫茶店でコーヒー一杯で三時間粘るより、ネカフェで三時間集中した方が、没頭したい時は適してる。
やっぱり、喫茶店でコーヒー一杯で座っても、場所がフランチャイズの店で待ってる人が増えてざわつき始めたら、20分ぐらいで失礼するし。
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著者の生活が綴られた本
普通ではないと自己認識する著者が、何を感じながら生活しているのか、幸せに感じる瞬間はいつなのか
サウナの話題が出てきたときはアツかった
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phaさんの言葉は、凝り固まった私の思考をゆるゆると解してくれて、ありのままの自分、とか言うとすごくカッコつけた言い方になってしまうけど、今の自分に焦りとか不安を感じずにあるがままを受け入れていいんだと思える。だから好き。
ユートピアなどない。がつんと来た言葉だった。現状に不満を言うばかりで、どこか別の場所に行ったら、何かを始めたら、この状況を打開できるかもしれないってずっと思ってきた。だけどそうじゃない。結局どこにいこうが何をしようが、不満や苦しみがひとつもないなんてありえないし、追いかけても追いかけてもユートピアなんて存在しない。
私には諦めの言葉ではなく、救いの言葉でした。
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日本人は物質的な豊かがステイタスのようにとらえる場面が多くて、
他人の地位や、持ってるもの、着ているもの、住んでいる場所などで評価しがち。
でもphaさんの文章からはそれが感じられない。
もっと精神的な豊かさを第一優先として生きている。
深夜特急の旅の仕方に少し通ずるものがあるような。
日々の息抜きのヒントにも。
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定職につかず、好きなことをして生活しているという印象のphaさん。
この本を読むと、それなりに葛藤があったようにも思える。
p5~6
例えば会社に勤めることや、家庭を持つこと。近所付き合いや親戚付き合いをこなすこと。同じ家に何年も住み続けること。きちんと洗濯をしてきちんと服をたたんで収納すること。1時間以上じっと座って会話を続けること。映画を見ること。メールや郵便をため込まずに処理すること。半年以上先の計画を立てること。特定のパートナーと何年も関係を続けること。睡眠薬なしで毎晩同じ時間に眠って毎朝同じ時間に起きること。
そうした、社会の多くの人が毎日こなしている(らしい)ことが自分にはできない。だから世間一般が言うような普通の生き方や暮らし方は自分には全く参考にならない。
p44
僕はコーヒーとチョコレートが大好きだったのだけど、一切摂るのをやめた。ちょっとつらいがしかたがない。お茶も、緑茶や紅茶や烏龍茶はカフェインが入っているので、麦茶やハーブティー以外飲まないようにした。コーラもカフェインが入っているのでだめだ。
著者は不眠症気味で、カフェイン抜きの生活を送っているそうだ。中々ストイックである。
その効果たるや、寝付きが良くなった、昼寝がスッとできるようになった、睡眠時間が多少短くなっても平気になった、など。
この辺は、見習いたい気がする。
自分の場合、鬱状態、不眠、食欲不振などで、7月より精神安定剤のお世話になっている。幸い、ここにきて、大分良くなってきたので、減薬を始めたところだ。ただ、夕食後の服薬をしない日は、寝付きが悪く、眠りも浅い感じ。
この辺を何とかするためには、カフェイン抜きというのも一考すべきかもしれない。
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京都国際漫画ミュージアム行ってみようかな
ニートなのに1人でも暮らしていけているというのがやはり高学歴。
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ひきこもりすぎて何も手につかなくなった時に図書館で借りました。家で憂鬱になるより、知らない土地で憂鬱になるほうが少しはマシだと。まずは近所の知らない土地から散歩をすることからはじめてみようかなとおもいました。
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なんだかんだ言っても 京大に行った方だけある。頭が良いし 自分の事も良く考えていて フラフラしているようで 生活できている。
旅や居場所についての考え方は好き。私も自由になれたらいいな。
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何となく手に取った『引きこもらない』(pha)。
タイトルからして「引きこもり脱却術的な何か」が書いてあるかと思いきや、
中身は全然違うもの。
著者が「半年以上定住NGな方」だからこのタイトルになったのか、とりあえず謎です。(書いてあったかもしれないけど…)
読んでみて以下4点は「そうよねー!」ってなりました。
❶人間というのは周りの環境にすごく影響を受けるものだから、身を置く環境を変えてみると、自分の行動のどの部分が周りの影響でやっていたことで、どの部分が環境によらず自分がやりたいことなのかが見えてきたりする。
❷別に旅に出たからといって何かが根本的に解決するわけじゃない。だけど、自分の部屋で「あーもうだめだ」とうだうだ考えているよりは、よく知らない場所で「あーもうだめだ」とうだうだ考えているほうが少しだけ気分がマシだ。
❸高速バスのターミナルの真ん中に立つと、「その気になればここからどこにでも行けるのだ」という万能感と、「一旦乗り込んでしまうともう簡単には戻ってこられないのだ」という不安感の2つを同時に持つことができて、そのなんとも言えないミックスされた気分が、すごく旅っぽいと思う。
❹その場所に実際に行ってみないとわからない地理感覚がある。だから知らない土地に行くのは、そこに特別な何かがなかったとしても面白いのだ。
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そして…
【別荘購入話】や【音の話】は勉強になりましたし…
「自分のやりたい事は常に考え続けよう」と思った次第です。
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以前、『ニートの歩き方』を読んだ。
定職につかないタイプの人たちの共同生活、どうやって暮らしていくか、な話で
ネットがあるからできることがたくさんあるんだなーと思った記憶。
この本では、一つ所にひきこもることも耐えがたく、いかに動き続けながら暮らすか、な話で
いろいろ共感するところもある。
引越し、旅行、散歩、固定された窮屈な場所から逃げる手段はいくらでもある。
旅行して予定を詰め込んで観光することだけが楽しみの要素ではなく、
場所を移動して、いつもと同じように暮らすことって意外に面白いのだ。
何でもない道をただ歩くだけでも、気付いたり新鮮に思うことが多い。
長い移動時間すら楽しむphaさんの域にはなかなかたどり着けないが、
昼の長距離バスでのんびりした時間を確保するのも、リフレッシュの一つかもしれない。
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出かけること、旅をすることについて書かれた本。シェアハウスを作ったり別荘を買ったり、バイク旅行やキャンプ場でテントを張ったり、行動力は高い。
37歳でサウナに目覚め、サウナ通いをしているという。やはりサウナは最高らしい。
文庫版は『どこでもいいからどこかへ行きたい』に改題。