紙の本
再学習の価値があります
2022/05/30 21:39
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校の頃にも勉強した山川の世界史ですが、ふと読みたくなり購入しました。あの頃よりも頭にスラスラ入ってしまうのはさておき、やはり教養としての世界史は重要かと思います。世界が混沌とすればするほど、歴史認識の重要性が問われるご時世です。
紙の本
人も歴史も日進月歩
2022/05/31 01:58
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般向けに焼き直した高校世界史の
教科書です。
内容が更新されると同時に、記述時代、
はやや閑素になった感があります。
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通史がわかりやすい、そして、それぞれの戦争や事件などに諸説あるのが歴史だが、山川だけに信頼して読めるのがよい。
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私は図書館で借りて読みました。買って家に置いておきたい本ではあるな。とても参考になるし、世界史の見方の基本構えができる。
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少なくともいま読むと世界史は面白い。
中学のときは時間が少なく、もっと要点だけだったので、「なんでそうなったの」とか「このとき他の地域はどうだったか」とか複合的に考えることができなかった。
高校では歴史は取らなかったのが悔やまれる。それでも地理も大事だから、時間を作って自分で学べということか。
いろいろな出来事や人名を聞いたあとで歴史の本を読むと、ああここに出てくるのね、という復習のようになって、興味が持てるのだと思う。それがないまま読んだり勉強したりすると、面白くないのかもしれない。
同じ時代をいくつかの視点でまとめてあり、理解の助けとなる。一方でページ数が限られているので、もっと知りたいことも出てきた。次の段階への橋渡しという点でも、よい内容だと思う。
30年くらい経って、世界史も日本史も内容がけっこう変わっているように感じられるのも面白かった。
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高校の教科書「世界の歴史(改訂版)」をベースに、一般の読者を対象として記述を見直し、時代に即応した簡潔かつ明確なかたちに書き改めた通史。現代の理解の手助けとなるテーマを解説したコラムも掲載。見返しに地図あり。
目にしたのが大学受験の時以来と言う地名、人名、出来事がどれだけ多くあったことか。大学受験がそれだけ「無駄な知識の詰込みだった」とは思わないけれど。当時は「オスマントルコ」と覚えていたのが、最近では必ずしも「トルコ人の」国家ではないので「オスマン帝国」と呼ぶようになったとか、ルイ16世やロベスピエールらフランス革命の主人公たちの伝えられる姿とは違う面とか、新たな「発見」が本書内にいくつもあった。
(Ⅽ)
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学び直し本のベストセラー。
私も学生時代は世界史を選択せず、大人になってから興味を持ち購入。
ただし、周りの評判ほど読みやすいとは思えなかった。
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海外で働く上での教養として世界史の知識をつけたくて読んだけど、残念ながら期待外れ。。
タイトルの通り、既に学んだ事がある人向け。
日本史専攻だった私には向いてなかった。
年表を文書にした様な本で、出てくる語の説明や事件の背景等の説明があまり無いので、流れを知りたい人とかにはお勧めできない。
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高校の時に世界史を選択していたこともあり改めて読んでみることに。
基本的には世界史履修者向けの内容のため、初めて世界史を学ぶ人には向かない。
大人になって世界史を改めて学ぶと社会構造の基本的知識が身に付いていることもあり、高校時代よりとても面白く感じた。
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学び直し世界史通史。中世のペスト、新大陸の天然痘、第一次世界大戦時のインフルエンザなどの影響。農業、兵器の発展、宗教、民族など少しだけ理解できたような
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この教科書、私はあんまりよくないと思う。微妙に明示化されない価値判断が入ってる記述があるし、記述そのものがわかりにくいと思う。
あとたとえばペリクレスのころのアテネの人口はどれくらいだったか、ていどの話さえ書いてないのでわかりにくい。
わざわざ現行のとはちがう昔の教科書を復活させてるのかな? なぜそんなことをする必要があるのか。
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論述される内容は、近年の研究動向などを広く浅く反映しており、とても興味深い。単なる世界史教科書にならぬよう、気合いを入れて執筆したのに違いなく、秀逸な一冊だ。よくある固定観念(ex.西太后=悪)に縛られない柔軟な観点を紹介してくれるのは、とてもありがたい。
文章自体も非常に読みやすいし、問われる知識レベルはセンター程度だ。ただ、登場する語句の細かな説明や、地図・図解などは一々ないため、受験から遠ざかり知識が抜けた状態で読むのは難しいかも。私自身は、世界史の講義系参考書を3週読んでおいたところ、本書をすらすら読むことができ、とても楽しく充実した時間を過ごせた。
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社会人向けの世界史のテキスト。情報量としては、高校世界史Aと世界史Bのちょうど中間あたり、といった印象。ただ、図表(特に地図)が多くないため、別途手元に資料集(図説)があると、より理解を深めることができる。教科書として書かれているだけあり、文章は単調だが大変読みやすい。
社会人向け、学び直し向けということで、以下の二点を特徴として挙げておきたい。
まず第一に、適宜コラムが設けられている。そこでは「歴史」(あるいはその解釈)がどのように変化していったかを垣間見ることができる。第二に、ポピュリズムやクリミア半島の歴史など、今日的なイシューに関わるトピックも扱われている。
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高校時代に学んだ世界史も、少し大人になってから振り返ると解像度が大きく変わる。
大学で学んだことや過去の読書、どこかで得た知識などが時の流れに紐付いて整理されていく。
改めて痛感したのは、全ての出来事が綿密に繋がっていたということ。事象には必ず背景と理由があり、それは複雑に絡み合っている。
飽くまで高校の範囲の通史であるため、詳細を知るにはのも足りないが、読書として大枠を掴むのには適した一冊。
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通史をざっと確認するにはよいのだろうが、良くも悪くも教科書的で少々味気ない。受験で世界史をガッチリやった人が再確認するにはこれだけでもいいのだろうが、そうではない人は参考書を2~3冊併読し、要点を確認しながら読んだ方が理解はしやすいとは思う。