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映画製作のロケハンで島に渡った六人、全員死亡。事件性なし。──本当に? 克明に撮影された渡島の記録と、生存者ゼロの悲喜劇的な結末が示す真実には、きっと、名探偵しか気づけない。事件と解決、動機と結果が転倒し続ける本格ミステリの極北。
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詠坂雄二はシリーズものだったのかー!
絶海の孤島で6人が全員死亡した事件。
事件は冗長、解決編も華やかさに欠ける。
だけど面白かったと言わざるをえない、名探偵、月島凪の紡ぐ事件の真相。
他の作品がどう語られてるのか非常に気になるじゃないか。
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フェイクドキュメンタリーの企画でとある無人島を訪れた撮影クルー六人。下見がわりにまわされているカメラの前で、その六人が六人とも死んだ。それは概ね事故として処理されたが、納得できないプロデューサー、
作中の事件も、月島前線企画のキャラクターたちの対話も、真相らしきものも、メタ的な何かも、ずっと面白くないぞ……そもそも本人が最後に言っているようにラストまで頑張って読んできたのになんか思想的なラストでがっかり感すごいし、こういう構成の本にするなら月島凪という人そのものに魅力がないといけないと思うんだけどそれも感じられないし……なかなかつらい時間だった……むしろ事件内のことのほうがスリルあって読める内容だった。
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ドキュメンタリー撮影のためのロケハンに訪れた六人。他に誰もいないはずの無人島で次々起こる不審死、そして六人全員死亡。残された映像に果たして事件の真相は隠されているのか、というミステリ好きにとってはたまらないシチュエーションなのですが。
……なんだか地味、という印象。さくさくと淡々と人が死んでいって、サスペンス感はそれほど盛り上がらなくって。彼らの死の真相も、まさかそういうの!? とある意味意外。ちょっと予想したのとは違ったかな。
とはいえ。なんのための事件だったか、という真相は……うわああ、そう来るか。たしかにアレが出てこないなってのは引っかかっていましたが。そういうことかあ。
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絶海の孤島で人が次々と死ぬ設定はアガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を彷彿とさせますが、ストーリーテリングが優れている訳でもなければ探偵たちの推理合戦も唸るほどでもないですし、真の結末も釈然としないものであまり面白味がありません。意図的に著者がそうした捻くれっぷりは感じるものの、もう少しなんとかならなかったのかと思ってしまいます。
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映画製作のロケハンで孤島を訪れた六人が全員死亡。録画されていた膨大な量のテープにより警察は事件性なしと判断したが、本当にそうなのか…
序盤は普通にわくわくするが、地味な展開に捻った真相。でも名探偵月島凪を知らなければ、あまりインパクトがない解決編かも。実験的ではあるが評価がわかれる作品だろう。
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最初は結構ドキドキ読み進めてた。途中の長めのストーリー展開も個人的には面白かった。
なのに。。うーん。。
後半、というか終わりが残念。。かな。
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絶海の孤島で6人が死亡した真相は?
面白そうな題材と思って読み始めたが、、、。
展開も今一つだし、推理はもっとつまらない。
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なんか 面白かったー!
サクサク読めて グイグイ引き込まれて
あっという間に読んだ気がします。
設定も面白かったと思うな〜
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本書だけで評価をするのが難しいかと。詠坂さんの作品を読んでいる人にはラストにやられるかなと思いました。 本作がはじめての重版(らしい)と聞いて複雑な気持ちになりました。
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詠坂さんは、やっぱりちょっと苦手かな。
独特過ぎて。こういう手法なんだろうけど、
凡人の私には、ひねくれ過ぎてわざとつまらなく描いてるようにしか思えない。
詠坂さんの本が面白いと思える人は、かなりの上級読書家だなと思う。
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島に渡ったスタッフ6人の性格に個性が無いから誰が誰なのか分かり辛い
だから誰かが死んだとしてもあまり感情移入出来ない
探偵も終盤にちょっとしか出て来ないのも駄目だし、そんな理由で6人が死ぬか?って感じの結末で納得出来なかった
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現在進行形の事件ではなく、探偵事務所に持ち込まれた記録映像を見ながら真相を推理していくかたち。臨場感はあまりなく、新聞の記事を読んでいるようだった。色々な場面に共感できず残念。
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無人島に取材に行ったクルー6名が島内で全員死亡。取材用カメラで最後の殺人は記録されていたが犯人は自殺した。なぜ犯人は死んだのか?他の4名は誰が殺した?を探るミステリー。
事件部分の取材ドキュメンタリーが放送禁止っぽくてワクワクしながら読みました。だから月島探偵に事件自体つまらないって切り捨てられてしょぼんとなった。最後の月島探偵との対話パートは謎解きというよりは作家と編集者の打ち合わせって感じで、楽しんで読んでた側としては白けてしまった。
事件も小説もすべては月島探偵のためでしたが、月島探偵のすごさや魅力が伝わって来ず、いまいち納得ができませんでした。
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本作品は月島凪という遠見事件にて佐藤誠を自主に追い込んだ名探偵をどれだけ知っているかが肝になっている。
しかし、この探偵だが過去作品にほとんど登場はしない。関係者によって人物像が話されているのがほとんどだ。少なくともドゥルネシネーアの休日は読んでいた方が良いか。