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誰もがいずれは歳をとって“老人”となる。
だから、老人の存在を否定するものではないが、高齢者の割合が大きくなりすぎた今のこの国で、様々な問題が起こっているのも確かだ。
情報番組で専門家が、老人問題について呼ばれて解説している。
この本の作者も、たびたび呼ばれるようだ。
私たちも興味を持って、メディアからの情報に当たるのだが、時間が経つと忘れがち。
この本には、それが分かりやすくまとめられている。
老人の行動の原因を解説し、どう接したらいいのか提案し、これから老人になる人たちには、どうしたら“困った老人”になるリスクを減らせるか提案している。
身近にある、“老人に優しくない制度(制度?)”をちょっと直したらいいのでは?という提案も。
信号機を見やすくする、渡れる時間をもっと工夫するなど、もしかしたらすぐに出来ることかも知れない。
年老いた親に困っている人たち、年老いたお客の対応に困っている店員さんたちにも、是非一読をお勧めしたい。
ちなみに、完璧に高齢者を扱っているのは、『詐欺師』だそう。
びっくりだ!!
詐欺師に負けてはならない。
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人の事はあまり言えませんが本当に、情けない老人が多くなっているとおもいます。もっと若い人の見本になるような行動をとろうよ。見ていて恥ずかしく、情けなくなる。
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すぐ読める。老人になった時に、普段の物事がどのように感じられるかが非常にわかりやすく書いてある。
・耳鼻科で書類を揃えて補聴器を安く買う、何度かメンテナンスする。
・ネガティブ発言を封じるのは逆効果。庭掃除などリスクの少ない仕事をさせる。
・伴侶に先立たれた高齢者は自殺する可能性が高い。こまめに連絡を。
・塩味は若い人の12倍で同じに感じる。だしで旨味を、一部の料理だけ薄味にしてアクセントを。
・あれ、これ、それは取り繕いの可能性あり。認知症かも。
・日本の信号は高齢者には優しくない。赤が青に変わるのを待ってから渡る。
・高齢者の事故で最も多いのは家の中。照明をケチらない。
コラムの五感の低下も印象的。
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家族も歳をとり、仕事で高齢の方と
接する事もあるので、手に取りました。
老化について知識があれば、お互い
少しでも気持ちよくコミュニケーション
が取れるのではないかな。
子供時代のない人は居ないし、
生きていれば、自分もいつかは老いる。
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ご老人には感じ悪いタイトルだとはおもうけれど、
行く道だ。
戦争の話をしたときはどくだみ茶を飲むとか 笑
反復したり、体を動かして得た記憶は忘れにくいんだって。
何回も同じ話をして嫌われる高齢者が多いから…
同じ話されるの、ほんとうっとおしいー。なんなんだろ、あれ。いなすの苦手だから、毎回聞かされちゃう。
他、(以下メモ)
P36
高齢者の耳は高音域が聞きにくいにもかかわらず、リクルートメント現象といって、一定の音量を越えたとたんに急にうるさく感じてしまうのです
高い音は小さいと聞こえず、大きいと突然耳なりのように痛いほどの音になる
難聴になればなるほどそれがおこる
あとは、現象としてはなるほどーと思うことが多かったけど、その対処法というのがどれも納得するような説得力にはかけていた
と思う らんらんらーん
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面白かったし勉強になった。
自分視点であまり考えられてなかった。
老人と接する時に色々と注意していきたい。
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今まで気づかなかったことが、年齢を重ねるうちに、自分の老いた親の事が、自分の身体にも起きている事に、ここ数年理解してきた。
少し調子が、悪くて、病院へ定期検診と共に、出かけてみて、質問したら、「老化現象でしょう!」と、何事も無く言われるだけで、どう対処しても、年を取るのを止めるわけには、行かない。
先ずは、予防策だけでも・・・・
この本では、16パターンに分けて書かれている。
少しでも、老いを理解して、自分に出来る事を率先しなくては、と、思っている。
高齢のご両親をお持ちの方も、老いては行く道・・・読んでおいて、年よりの事を理解しておいて欲しいと思った。
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『昔はこんなひとじゃなかったのに』
『なんでわかってくれないの』
”よく聞きます"
日本はこれから高齢化が進みます。
知っているだけで心が乱れないこともある。
備えの1つとして、持っておくのもありかと。
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老親と接する時の心がまえとして読了。
親にあてはまりすぎて驚いたが、自分にもあてはまるのだろうと思うと驚愕。
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加齢による体の不具合の説明がわかりやすいし、自分の偏見に気づけた。
生きてる限り誰もが通る道だから読んでおいてよかった。
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実家では、老いた父と弟が二人で暮らしていて、
いろいろと大変そうなので、何か参考になれば・・・と、
こんな本を読んでみました。
老人の困った行動、
・都合の悪いことは聞こえないふりをする
・突然「うるさい!」と怒鳴る
・無口で無愛想
・約束したのに忘れる
などなど・・・
当てはまることは、たくさんある。
しかし、これらは、認知症とか、頑固な性格によるものばかりではなく、
「老化」による身体の変化なので、
イライラせずに、冷静に対応するべきだと、
その対処法を医学的に優しく解説しています。
すべてが解決するわけではないけど、
なるほどぉ・・・と思うこともあって、参考になるかも。
今度、実家へ帰るときに、弟に持って行ってあげよう。
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感想
老人に対する接し方。理解をしても実行に移せるか。いずれは自分も老化し世話をされる側になる。今のうちから知識を持っておけば動揺も少ない。