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こんな本が高校の数学の副読本であると大変ありがたい。
筆者の数学への思いが伝わってくるが、それであっても数学者への道は途中で挫折したという。数学は真の天才のみに許される世界なのだろう。
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経済学博士で数学に精通する著者が素数の素晴らしさについて書いた一冊。
割り切れない素数について現在でも解明されていないことが多くあることや桁が増えるにつれて減少傾向にあることなど存在しか知らなかったので素数について基本的なことを知ることができました。
また、パスワードのセキュリティに素数が応用されていることや昨今話題のビットコインによる応用されている技術であることは勉強になりました。
数学に関しては疎いので、本書のほとんどが数学者の素数の研究や理論なので日常生活における素数の身近さを感じることは出来ませんでした。
その道に精通している人が読めばかなり有用な一冊であると感じました。
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[再版]2017年9月15日
読み物としては、難解。でも、専門書でもない。
読み切るのに結構時間をかけてしまったが、
著者が随所でいうとおり、数式を流して短時間で読み切るほうが、本書の面白さが味わえるような気がする。
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話の内容はとても面白く、ゼータ関数や量子力学の世界までも素数が関連してくるというのは面白かったです。
また、自然数の二条の逆数和などの式は有名ですが、そのような直感とは反した結果になるような数式が数多くあり、その説明についてもしっくりくるものがありました。
ですが、数学的な知識がないと内容が理解しにくい部分があるので、数字が苦手な方はかなり読んでいて疲れるのではないかと思います。
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2024年はアメリカで13年と17年の素数ゼミが221年ぶりに同時発生するそうだ。推定一兆匹。前回の1803年はルイジアナ州を買収してる頃で、素数ゼミなんてあまり研究されてないでしょうから、今回すごい発見があるのかも。
素数好きとして読破をトライしてみたものの、中盤以降のガウス、オイラーあたりからはやはり着いて行けなかった。いつか理解できるのだろうか