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前回ラストに明かされたファントムの正体に驚かされたのに続き、今回もかなり驚かされましたよ。
士道だけが精霊を封印できる力を持っているのはそういう理由があったのかと納得。「封印」という言葉に気を取られすぎていたために封印を続けた先に何が起こるのかを失念していたな。
本当にこの作品は何から何まで士道が物語の中心に居たんだなぁ
本編の方では士道を巡ってラタトスクとDEMの全面戦争が始まるだけに恒例の精霊攻略要素は流石に無いのかなと思いきや……。何時も通りを通り越して12巻の士道を思い起こさせるほどの全力ナンパ男っぷりには笑ってしまったよ
というか士道って一体いつから精霊封印のために相手をデレさせることに躊躇が無くなったんだっけ?前巻の対狂三の際にもラタトスクのサポートをほぼ受けないままデートを続けていたけれど、今回はそれ以上に相手に軟派な言葉を放つ行為に一切の戸惑いが見られないよ!
空中で熾烈な戦いを続ける折紙達の様子も見ものだけどそれ以上に士道の無双っぷり、特に投げキッスでニベルコムを封殺する挿絵が印象に残ってしまう
重要な伏線も大部分が明かされ、士道の最終目標も定まったしそろそろこの物語も終わりに向かっているのだろうか?
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『デート・ア・ライブ』第17巻。
DEMによって士道の命が刈り取られる運命を回避するため、途方のない回数を"繰り返していた"狂三。その事実に気が付いたDEMのウェスコットは、士道の死を"変えようのない運命"とするため、総力戦を仕掛けようとしていた。
その動きを知った士道たちは、同じくラタトスクの総力をもって迎え撃つことに。しかし、DEMは最強の魔術師であるエレンとアルテミシア、大量のバンダースナッチ、疑似精霊のニベルコル等、圧倒的な戦力を揃えている。この戦力の前に士道たちが採った秘策とは―――。
遂に始まったDEMとの総力戦。対ニベルコルの作戦は、まさに「これがわたしたちの戦争(デート)」といったもので、思わず吹いてしまったwニベルコルのあの性格は・・・ああそういうことだったのねと納得(笑)
並行して描かれるウェスコットたちの過去と、士道と真那、そして"澪"の過去。ウェスコットやエレンの目的、士道が持つ特殊能力の秘密等、物語の核心部分が明らかとなり、物語もいよいよ佳境に入る予感。
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表紙は取られたけど、名前の通り狂三の為の1巻。そして、前巻の衝撃のラストに勝る衝撃のラストが待ち受ける。