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1.目的型読書、複数人読書、即実行読書
この本の効果として、何を期待し、それにどれ
くらいの時間をかけられるか。
2.読書会ファシリテーター
養成講座もある。自分のコミュニティを作る。
3.本で重要なのは4%
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<目次>
はじめに
序章 なぜ、活躍できる人は皆「バカ」なのか
第1章 「目的志向型」読書~知的創造時代のスタンダードスキル
第2章 本を持ち、町へ出よう~なぜ本を「みんなで読む」のか
第3章 アクションが変革を生む~複雑な課題を大人数でやっつける時代へ
特別対談 「知的筋肉」を鍛えなければ、日本人に未来はない~「日本3.0」到来のために今、私たちがやるべきこと
<内容>
読書の効能を説いているが、新しいのは(著者などは早くからこの活動をしているようなので、「新しく」はないが…)、「リード・フォー・アクション読書会」の話だ。またそこで会をリードするファシリテーターを育成することが書かれているが、まさにこれからの日本が進むべき道には、「リーダ-」や「イエスマン」ではなく、こうした「ファシリテーター」の存在が大事なことはわかっていたので、こうした読書会を主宰するところから、大きく花開いていければ、日本の将来も暗くないのではないか?
ちなみに「リード・フォー・アクション読書会」」は、あらかじめ本を読まなくていい「読書会」で、内容はぜひ読んで理解してほしい。
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これからの激動の時代に、誰よりも求められるのは、このタイプの「バカ」・・・既成概念にとらわれない発想ができる人。マッドでクレイジーなやつだけど、何かを成し遂げる「バカ」。
知識創造のベースをつくるうえで大切なことはいくつかあるが、最も重要なことは「世の中の本質とは何か」を学ぶことだ。(例:神田さんにとっての『流れとかたち』)
『精神と自然』『構造と力』『ナニワ金融道』
リード・フォー・アクション
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読書術の解説として前半はとても参考になったが、後半はテーマもバラバラで読書会をただ褒め称えるだけになっておりイマイチだった。
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今、日本が直面している現実を考慮すると、これからますます読書の重要性が増していきます。
①人口減少社会(消費者の減少)、②超高齢化(財政負担増)、③少子化(生産者の減少)、
④労働者の減少(年1%の生産人口の低下)と、企業経営に限ってみても、
これから、ますます、抜本的な変革が求められていくでしょう。
また今、非常に関心が高いAI(人口知能)が及ぼす私達の仕事への影響は、想像を絶するものだと予想されます。
そして、その変化は、効率化の名のもとに、以前存在していた仕事や業種、
または組織形態さえ、なくなる可能性も十分に考えられます。
各種統計から、すでに日本の少なくない産業で競争力を失っているとわかります。
国際的発言力も、下降の一途を辿っています。
それは日本モノづくりの要であった電機・半導体の凋落を見てもわかります。
そして、日本の政治家の質を見てもわかります。
この20年で企業の繁栄と個人所得の増加は、全然関係なくなりました。
グローバル化の一つの側面です。
労働に関しても、ますます国際間の競争が激化しています。
日本人の世帯収入の変化を見ても、この20年で25%減少しています。
経済がグローバル化している中で、この20年間で日本企業も変化(終身雇用の終焉)し、
成長しましたが、新興国の台頭により、
相当的に低成長かつ人材のレベル(大学生の学習時間はダントツ低く、英語力も世界最レベル)も、
かなり見劣りします。これから、ますます日本人自身の経済環境を厳しくなっていきます。
こういった状況の中で、読書の「役割」も変わってきました。その道しるべとなるのが、
神田氏が、この著作で提言している「読書会」の可能性です。読書会は、以前も行われていました。
しかし、神田氏が提唱している読書会は、知的生産性や質の高い情報の獲得、
またファシリテーターによる参加者への知的創発など、進化した読書会です。
私の解釈では、神田氏の「読書会」は、「場」を通して、個人が「学習能力」を発展、
向上させるための一つの装置だとおもいました。
これは、今の日本社会は、学習能力が一種の資本になっていて、
それが、社会の在り方と人間形成にも深くかかわるようになったからだと思います。
つまり、学習能力の発展なし、今の社会でも、これからの社会でも、活躍することは非常に困難になるということです。
日本での読書層(一か月に3冊以上の本を読む層)というのは、成人人口の18%という統計があります。
日本の生産年齢人口は7700万ほどで、1400万人が読者層です。
その中でコア層は2割と考えると日本人の300万人程が、学習能力が比較的高いグループ、
もしくは学習能力を向上したい層になっています。
神田氏の著作も、まさにこの層に向けて書かれていると思います。
日本の社会は、以前と違い、ますます二極化になっています。
それは経済的な面と、そして心理的な面です。
希望格差と言って���いと思います。
また、安定した組織や環境というのもなくなっていっています。
ますます、個人の学習能力が重要になり、残酷ですが、学習能力がある同士が、
豊かになっていく社会です。
何から何まで以前の日本とは違った社会が出現するでしょう。
どういう背景で、神田氏がこの著作を出版したかわかりませんが、
わたしは、かなりの「危機感」を持って書かれていると思います。
この厳しい時代を生きるための、
一つの「処方箋」として、神田氏の、この著作は非常に参考になると思います。
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まだ残暑が残っていた今年(2017)の十月の初め頃に、近隣の本屋さんで目に留まった本です。久しぶりの神田氏による新書本と思って手に取りました、内容は2015年に単行本で出された「バカになるほど本を読め!」という、数年前に衝撃を受けた本でした。
今は私が学生、社会人の若かったころと比べてネット利用が本当に楽です。具体的に言うと、分からないことはどこにいてもグーグルで調べられます。今や会議中にスマホを出して調べていても誰も咎めるどころか、知らないならなぜすぐに調べないのだ、という雰囲気です。ノートパソコンを会議室に持ち込むだけでなく、移動中の新幹線の中は言うに及ばず、エレベータやトイレの中、歩きながらもネットに触れているのが現状です。
そんな世の中になっても、読書の大切さは無くならないどころか、私にとっては反って重きを増してきているような気がします。本に書かれている神田さんと私の読書スタイルの差は、電子書籍(キンドル)を普段から使っているか否かでした。会社において、家に帰ってもパソコンのモニターの画面を見続けている私にとって、紙で読む読書は続けていきたいものです。
読書こそ、AI時代の差別化戦略、本の帯には嬉しいことが書かれています。本の中には、読書会を通して、グループで本を読むことの効率の良さを説いています。本という共通の目的を通した異業種交流会というのも良いですね。来年(2018)の目標の一つに取り入れたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・本棚に並ぶ本を見れば、人格が分かると言われるけれど、あなたは知的栄養価の高い本を最近どれだけ読んでいるだろうか(p7)
・読書会とは、あなたの専門分野を見つける恰好のきっかけであり、それを急速に形にしていくメディアである(p14)
・情報自体はもはや価値をほとんど生み出さない、代りに価値を生むのは、個人、そして社会的課題の解決に向けて、大量の情報の中から本質的な課題を見出し、自らの才能を生かす力である(p14)
・私達が手に持つ本を変えると、出会う人が変わる。その本をきっかけに、自分以外の異なる考え方を理解し、今までの狭い世界から抜け出せるようになる。頭の中の世界が広がれば、言葉が変わり、行動が変わる、そして行き詰ったように見える現実にも可能性が見出せるようになる(p15)
・本を持つ奇跡をともに体験し始めるべき、第一歩は本を読むことの目的を持つこと(p17)
・なぜ本離れのイメージが広がっているかと言うと、雑誌が売り上げも銘柄数も減らしている、ここ10年で2007年の1.18兆円から2016年の0.73兆円、ピークの1993-96年から毎年減少(p45)
・知識の創造には大きな二つの段階がある、第一段階は、情報の編集と、第二段階は、知識の創造である(p53)
・知的創造型の読書の原則として、1)目的志向型の読書、2)複数の人と共に読む、3)即、行動に結び付ける(p59)
・知的創造をするには、正しい情報を見分け、誤った情報を排除する「目利��」が必要、それができるようになるには、その分野の本を30冊は読むこと(p63)
・一冊の本の中身のうち、内容を把握する上で重要な文章は、4-11%と言われる、その部分だけを見つめて読めば必要な情報は把握可能(p69)
・みんなで本を読むことが知的創造に効果があるのは、自分一人では考えもつかなかった視点が得られる、そして違うアイデンティティを自分の中に取り込むことが重要である(p105、112)
・リアルな行動にこそコンテンツとしての価値がある(p120)
・意思疎通がままならない原因として、共通言語の不在にあることが多い(p127)
・読書会のメリットは、1)知識創造がしやすくなる、2)自分のコミュニティがつくれる(p135)
・新しいプロジェクトを始めるとき、成功を決めるカギの一つは、コアになる数人のメンバーを集められるか、である(p175)
2017年11月12日作成
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人もお金も動き出す! 都合のいい読書術 [新書版]バカになるほど、本を読め! 2017/8/19 著:神田 昌典
本が持つ、「奇跡的な効果」は私たちの人生の価値を決定するほど重要なものである。だから著者は「本は一人で読むもの」といった孤独な読書観を本書においてぶち壊している。
その結果、私たちは、AI時代に飛躍する、大きなチャンスを見出せるようになるはずである。
本書の構成は以下の4章から成る。
①なぜ、活躍できる人は皆「バカ」なのか
②目的志向型読書
③本を持ち、町へ出よう
④アクションが変革を生む
本書で紹介されているような「一人」ではなく「多人数」で読む読書。読書会のような類には参加したことはない。そして、自分自身が読んだ本についても他の人の書評等もあまり気にして読んだこともないため、私の読書は孤独な読書なのかもしれない。
その一人で行う読書よりもメリットがあると紹介されている「読書会」。魅力的ではあるもののやはりハードルは高い。気軽にいつでもできる読書にやはり自分は頼ってしまう。そしてその読書を続けたい。
しかし、取り上げられている読書会については食べず嫌いではなく機会があればチャレンジしてみようとも思う。また違った発見が必ずあるのも容易に想像ができる。
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本書の要点は下記の三点である。
まずは家に転がってる骨太な本を読もう。
・読書の目的をもち骨太の本を読んで知的筋力をあげるべし
・読書会で読書活動をブーストすべし
・読書で得たものを活動につなげるべし
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読書後のアウトプットの次の段階は、みんなで読む、そして、実生活へのフィードバック。第2段階の実践として、読書会への参加は有効そう。たしかに周りには本について語れる人、ほとんどいないからなあ。
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読書記録です。まだの人は読まないでね。
一度は行ってみたいなぁと思いつつ行ったことがない「ビブリオバトル」。まずは聞き手のみで行ってみようかな、と思いました。本を読んだら行動を起こしなさい、と著者は勧めます。まあそんなに都合よく、お金まで動き出すことはないかもしれないけど…一歩踏み出せば、何かあるかもしれないと思わせられました。
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https://www.read4action.com/report/detail/?id=1868
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今の時代に必要なのは「知識創造」型の読書
「知識創造型の読書」ができるようになる三つの原則
1.目的志向型の読書をする
2.複数の人と共に読む
3.即、行動に結びつける
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オーディオブックにて読了。
読書会を通して学ぶことの可能性を知ることができる本です。
読書会を実践すると、志の高く、同じ方向に向かう人が集まるので、良いコミュニティができる。
特に参加側だけでなく、主催側をすることで、よりその本の理解力をあげたり、ファシリテーションを通してリーダーシップやコミュニケーション能力があがる。
事例として、地域活性化のために読書会を利用すると言うのが面白かったです。
共通の課題書を地域の人が読み、それを多くの世代で議論することで絆が深まる。
また、地域の課題に関連した本を選べば、具体的な解決策につながることもある。
1人で読むイメージの強い読書ですが、複数人でチームを作って本を読むことの可能性を勉強することができました。
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読書することはいい事だ。それは知っていたが無限の可能性を秘めていることを知った。読書会なるものが存在。フェイスブック上にも存在し読書好きの人にはごくごく当たり前のコミュニティなのだろう。私も参加してみたいが今は勇気がない。
読書癖を加速させる1冊と言えます。