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お悩み相談所の雑貨店の物語。
こういう善意に溢れたお話って、やっぱりいいなぁ。
特に、ラストの白紙のお手紙への返答が最高。
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5編からなら短編が「丸光園」を通じ、大きな1つの話になっている。
ナミヤ雑貨店から最後に「名無しの権兵衛さんへの回答」が全ての流れをスッキリと収めていて良かった。
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時空を超えた人の繋がりを描いた５つの連作短篇。安心して楽しめる物語は円熟味のなせるものなのか。一気読みする展開ではないがジワッとくる感動が心地いい。２章が一番好きだしやられた。
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最近当たり外れが激しい東野圭吾さんの新刊。ミステリーでない新境地とうたってるだけあってこれはすごかった。ほんと東野圭吾ってなんでも書けるんだね。他のひとが書いたら鎮痙で安っぽいものになりそうなのに。最初30ページ読んだだけでこれは当たりだと確信した。良作に出会った時に起きる鳥肌が立ち続けるような感じ。
パラレルヒューマンワールド？ 的なね。
ナヤミ相談をひょんなことからのることになるナミヤ雑貨店で働くナミヤさん。そしてそれは過去、33年前のことで、平成の現在を生きるあることを起こしてひょんなことから、や、運命の巡り合わせでナミヤ雑貨店に身を潜める青年3人の奇蹟。
ほんと泣ける。泣けるよ。魚屋のミュージシャンの話とナミヤ三世代の話がとくに泣ける。
ほんと素敵。いやらしくなくてすとんって落ちるの。ほんと東野圭吾ってすごいなーって思うよ。彼の作品全作読んでるけど、こんなのも書けちゃうのかと驚いた。売れっ子だけどまだまだ面白い作品を生み出してくれそうですね、楽しみ。
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読み出しは、ネタ元は生協の何とかさんかという軽いノリで、何故、犯罪したらしい少年たちが回答者なのかという疑問を持ちつつ、孤児院と雑貨店の繋がりと時を超える手紙の因縁とか、登場する全ての人物に全て繋がりがあり、最後はあるべきところに、すっぽりと納まる心地よさは、実に職人らしい仕上がりの作品となっている。作りこみ過ぎが鼻につくということで厭う人もいるかもしれないが、素直に読後の余韻を楽しんだ方がよい。どんなに荒んだ人でも、心のどこかに何かが残るだろう。人気作者とか他のシリーズとか先入観を持たずに読むことをお勧めしたい。
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タイムスリップをモチーフにした短編集。
ただし、人ではなく手紙がタイムスリップします。
個人的にはとても好きです。
お話の構成としては、白夜行みたいに点が集まって一つの線を織りなしていくような感じです。なので、それぞれの短編は全く独立しているわけではないです。
どの短編も心温まるストーリーです。
最後も良くできていて、自分も応援されている感覚になりました。
やっぱり東野圭吾はすごいと思います。
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人々からの相談に答える不思議な雑貨店にまつわる連作。
ハートウォーミングな話で、なかなか読みやすかったです。
ただ、重松さんとかぶってるというのが最も強い印象です。
そして、白石さんともかぶってます。
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なぜか、相談事を受付ける雑貨店。それを色んな人が利用し、それに携わる人々の絡み、現在、過去、未来を繋ぐ出来事！この構成力の凄さは東野圭吾ならではのものである！
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【収録作品】回答は牛乳箱に／夜更けにハーモニカを／シビックで朝まで
黙禱はビートルズで／空の上から祈りを
善意で成り立つ物語。雑貨店の奇蹟だけれど、そこには誠実に生きてきた人間の足跡があった。人の誠実さが報われる世の中であってほしい。
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最初の方はいまいちだなぁと思っていたいれど、「第4章 黙祷はビートルズで」が凄く凄く良かった。
途中で読むのをやめなくて良かった。
久しぶりにビートルズを聞きたい。
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最近の東野圭吾さんの作品はマンネリかな…と思っていましたがこれはスタンダードで単純に分かりやすく楽しめました。
ナミヤ雑貨店で起こった一日だけの奇跡。
過去の人と現在の人を繋ぐ不思議な物語。
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ミステリーものだと思っていたら、ファンタジー。
読んだ後はほっこり、いい話だなぁーと思える内容でした。
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話が面白いのは面白いが、あまりにもすべての登場人物が、ナミヤ雑貨店と「丸光園」に関係する人々で、きっちりはまりすぎて気持ち悪かった。
ミステリー小説、推理小説なら謎解きとともに張り巡らされた伏線が最後にピッタリ合うってのは最高ですが…。
この話では、この小説の世界って“狭っ！！”と思ってしまいました。
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東野圭吾ってミステリーのイメージだったけど、これは違った。
でも短編が繋がっていくにつれて、気持ちも温かくなれて、こういうのもいいな。
今までの作品を読んでなくて、もしこの本を最初に読んだとしても、東野圭吾好きになってたと思った。
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東野さん新境地な作品かな。なかなか面白かったです。私の悩み？迷い？ナミヤ雑貨店さんなら何て答えてくれるんだろう？心はまだ切れていない・・・そう信じてみるべきかもな。
