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今回は泣ける長編。
天照大御神や須佐之男命とよく知っている神様達のもう一人の兄弟。
秘められた過去に御用人が臨んでいく。
神様の世界も大変!
ホロリとさせられた今回の御用人シリーズ。
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月読命を巡っての荒魂探しの御用.竹取物語異聞と絡めてすっきりとドラマチックに展開する.須佐之男命の優しさが新鮮です.
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今回の主役は月読命。私も前から月読宮、月夜見宮は気になってた。天照大神と月読命と須佐之男命。姉弟愛が壮大だった。竹取物語の異聞と月読命のフィクションについては感動した。望の月の絵、見てみたいな。
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長編の方が面白いです。
今回の御用は大変な御用でしたが、それだけに記紀に月読命の記述が極端に少ない事や竹取物語なども絡めてあり、良彦も御用人としての覚悟を問われるなど面白かったです。
またまた最後に、今度は方位神に何やら起こりそうな気配が…続きも読まなくっちゃ!
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面白かったー!シリーズ2回目の長編。今回の御用の依頼神は、力が削がれ昨日のことも思い出せない月読命(つきよみのみこと)。彼には「荒魂」がなく「和魂(にぎたま)」だけで顕在している。良彦は、失われた荒魂を探すことを決意する。 姉の天照大御神、弟の須佐之男命に比べて月読命の古事記・日本書紀での記述が少ないということから、ここまで話を作り上げられるのがすごい!竹取物語が絡んできて、ロマンを感じる。あと、穂乃香ちゃんに友だちができたのも嬉しい。変わろうと努力すれば、人は少しずつ変われるんだね。
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シリーズ第七作。そろそろマンネリ気味…なところに取り上げたのはイザナギから生まれた三貴子の天照太御神、月読命、須佐之男命。
中でも古事記や日本書記で記述が少ない月読命。
それだけ解釈の幅や想像の余地があり、作家さんとしてもドラマの作り甲斐があるだろう。
さらにそこに竹取物語異聞まで絡めるとは。
チャラ男・大国主命が今回意外とシリアスに頑張ってるのが興味深い。
御用人・良彦の試練と穂乃香の新しい出会いもある一方、黄金ら神様側の不穏な空気も感じる。
今後の展開はどうなるのか。
個人的にはシリアスな黄金よりもスイーツ大好きモフモフ方位磁石な黄金の方が好きなんだけど。
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今回は天照大神とその弟の月読神、末弟の須佐之男命のお話。
長編でした。
キーワードは家族と月かな。
穂乃香ちゃんも出てきていくつかの話がいろいろ進みました。
月読神のお話は(色んな人が)可哀相だったり、理不尽だったり。(笑)
面白かったです。
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今回は長編。
この人の話はサラサラしたした文章で、良くも悪くも軽く読める。また、設定やキャラ(=素材)は面白いのに、後半の展開の詰め込み感ご都合主義感が否めない。
それでもなんか手にとってしまう、このシリーズの一貫した魅力、それは主人公の良彦。
彼が本当に人に対しても神々に対しても真っ直ぐで、こちらも心動かされることが多々。
捻くれているので、意図的に“イイこと”を言ってくるものに対してはなかなか素直に感じることが出来ないのだけど、彼の言葉には何度ハッとさせられたか、励まされたか、慰められたか。そして良彦を通して、著者の暖かいまなざしを感じる。
シリーズも7巻目となり、登場人物も定着&安定してきている。まだまだ面白くなっていきそう。(そして関係ないけどアニメとかに向いてそう)
なんだかんだお気に入りシリーズなんだけど、著者が場数を踏んでいくことで、今後より引き込まれるような文章になっていくことを期待して★3!(上からな物言いスミマセン)
最後に。表紙、きれいだなあ…。
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朝を迎えるごとに記憶を失ってしまう月読命。彼の御用は、こんな自分を支えてくれる実弟・須佐之男命への贈り物を探して欲しいというものだった。
いつも通り行動を起こす良彦だったが、それはやがて予期せぬ方向へと一同を導くことになり……。
一方、穂乃香はとある女子生徒と「月」をきっかけに距離を縮め、次第に彼女の心に寄り添っていく。
記紀に伝えられることなく葬られた神々の秘密が今、月光に晒される――。
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2018/3/7
出ましたスサノオ。
さすがに私でも知っている。
私、国文科だったんだけどね…
記憶力皆無だからね…
今回黄金の出番が少なくて寂しかった。
それでかな、今回あんまり乗れなかった。
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いやこれは、今回は力作だなあ。
この数巻でスサノオさんの伏線が張られていたのだけど、満を持して彼の登場となった今巻は、でも主役はスサノオではなく月読命だった。
これまでのお話と違って真っ向から古事記や日本書紀の裏側でこんな隠された物語があったかもしれないというお話は非常に面白かった。
そして、姉弟の想い、時を越え繋げられた人の想いに胸が熱くなった。
それと同時に、大国主と良彦の関係がとてもステキだ。
うん、いい話だった。
それにしても宣之言書の”大神”て結局誰なの?
この展開だと天照の事じゃないよなあ?
どういう設定なんだろうねえ?
ちょっと気になる。
さて今回は黄金の出番は少なかったけど、どうやら次は黄金メインなのかな?
それにスサノオが絡んでくるのだろうか?
なんとなく終わりも近付いてきたのかなという印象だけど、次巻も楽しみ。
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今回の神様は疎い私が名前を聞いたことのある方々で、人間くさいやり取りがあっておもしろかった。
良彦くんと穂乃香ちゃんがどんどん成長していて頼もしい。すごいなぁ。
次も楽しみ。
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シリーズ7巻。連作短編が多いシリーズだが、今回は長編。長いが、長さを感じさせない。若干ご都合主義なところはあるかもしれないが、救いがあるので読んだ後ほっとする。
本当に、こういうお話だったらいいなと思った。
2018/9/20
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穂乃香ちゃんが自分らしく歩み始める様子と良彦が迷いながら自分の歩む道を突き進む様子がシンクロしていてワクワクが止まらなかった。思いあう心があっても、誰かの我慢の上に成り立つものはやはり悲しく、痛みを伴っても前を向いて未来が見える形を模索する事の大事さを感じた。
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7冊目は月読命、出雲大社や須佐神社など個人的に思い入れの深い土地は出てくるものの、黄金率が低すぎてモフ不足は否めない。月読命がなぜあまり祀られていないのか、というシリーズでもかなり巨大な謎に御用人良彦が立ち向かう。しかも黄金抜きで。とはいえ、ラノベらしく爽やかに軽くてとてもエンジョイできた。
最後にモフモフも記憶をなくしている、というような一節があり気になる。