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美しい本だった。絵が単純なのに、それが意味することはとても深くて難しい。ひとつひとつのページ数は少ないので、子供に話すのにちょうどよいかと思う。子供が理解できるよう説明できるようにしたい。
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物理界で有名な理論をその理論の理解を助けるイラスト(スケッチ)とともに解説した本。
古代から20世紀以降までと、非常にカバー範囲が広い。
できるだけ平易に書かれているのであろうが、これでもまだ難しい。
加えて、ほとんどの理論で、スケッチとその説明文が離れているのはよろしくない。説明とスケッチを行ったり来たりしなくてはならないので、ここは不親切。もし再版の機会があるのであれば、スケッチの位置を動かしておいてほしい。
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企画というか、着眼はとってもよい本だと思うのですが、中身は期待外れでした。
51のスケッチとしては、原画に近いものを想像していたのですが、その多くは、著者がわざわざ描き起こしたもので、もともとのスケッチのもつ歴史的(科学史的)な意味が損なわれている印象を受けました。
また、スケッチの説明も、何だか浅いというか、事実の羅列に近く、深みがない印象でした。
とはいえ、事実の羅列の中には初めて知ったこともあったので、その点については、評価できると思います(というか、そのぐらいしか、評価できるところがない…)。
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51の発見はとても有名なものが多いが、発見の背景や物理学者のヒューマンドラマが魅力的で、楽しみながら一気に読める
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物理学の歴史と基本を再確認するための本である。また、それらの法則にはそれを説明するための簡単なチャートがあるということが分かる。
物理学はたくさんの実験や難しい方程式を解くことで発見される。しかし、それを説明する絵は思いの外シンプルなものが多い。本書はそれを紐解きながら一つの法則が他の法則とどう絡み合っているかなどの背景を含めて説いている。一度学んだことがあるのであればすいすい読めるだろう。