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コミック 第62回小学館漫画賞一般向け部門 受賞作品
みんなの評価4.1
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評価内訳
2018/10/12 20:16
投稿元:
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フォントの話、雑誌インタビュー、映画化といった出版系あるあるな話の合間で、中田伯が大丈夫か気になってたまらぬ。
2020/05/06 02:03
編集指南書。これを参考書としてハンターハンターを読むのである。 主人公の心がオリンピックを本気で目指してた柔道の子という圧倒的なキャラづけ、それゆえ「社内で有名な子」になる設定。何者でもない私はどうにもできない苦しさを前に辟易とするばかりなのでした。 編集者への憧れを膨らませる。私がやりたかったの営業だなと思った。消費者と近い立場で、購入までどうつなげるか戦略を練っていく小泉さんのところかっこよかったな。1番好きなところかも!!
2020/11/28 19:39
フォントのお話。普段、あまり意識せずに見ているけれど、確かに書体から伝わってくる情報は多いと思う。こだわりの世界が面白かった。あとは漫画の映画化。裏話が興味深い。
2021/03/19 20:40
今回はまずフォントの話から。 いろいろな字体が使われるように なってきたとはいえ まだ手書きの吹き出しにも 作者の個性が残るのが漫画。 大手出版社や新聞社は 独自のフォントを持っている… くぅ〜なんかカッチョイイ! 後半は漫画原作の映画の話。 最近、多いですもんね。 心ちゃん担当の漫画じゃなくて 『たんぽぽ鉄道』なんだけど 読んでいて現実のように 「やめて〜世界観を壊さないで〜」 と思うような展開でした。 もちろん、ちゃんと着地しますが。
2021/09/29 14:36
フォントの話に本当に驚いた。一冊に本を作るのに、本当に計り知れない人々が関わっていいることを改めて感じさせられた。また、タンポポ鉄道の映像化にはそれぞれの作り手の思いが詰まっていて、ジーンと来た。この巻は特に、ものを作ることへの愛が詰まっていると思う。
2022/05/10 18:13
小説を原作とする映画を、幾つも見たことがある。 イメージ通りだったという人は、 ほとんどいないのではないだろうか。 たぶん各々が各々の登場人物を思い浮かべ、 舞台となる街や風景を想像している。 時に作者の意図通り、時に作者の意図から離れ、 読者はある意味、自由に世界を作り出す。 作者の創る世界と読者の作り出す世界、 それは同じものを元とした異なるものかもしれない。 読者の作る世界は、読者のものだとも言える。 だから映像として見せられると驚かされる。 えっ、こんな物語だったの。 こんな色合いが広がっていたの。 主人公はこんな人なの。 作者の創った世界、読者の作る世界、 そして映像として描かれる世界。 その3つがケンカする場合もあるし、 うまいこと調和する場合もある。 さて、これが漫画となると少し話が違ってくる。 絵として提示された世界があるから、 作者の世界と読者の世界は、 かなりの部分を同じくしている。 そこに映画が来る。 絵として表現されたものに、 さらに映像とした世界が作られる。 難しい。 形が似ているかどうか。 と、 醸し出す雰囲気が同じ匂いかどうかは違う。 それを理解して、表現するのは難しい。 コアな人物の醸し出すものが変わってしまうと、 物語自体が変わってしまうことにもなる。 だから漫画を原作とした映画は難しい。 でもその試みが成功した時の喜びも大きい。
2024/04/25 22:54
『本当にいい仕事は目立たない』。名言だ。 フォント、確かにデジタル化で昔より一般人も選ぶ機会が増えている気がする。 心ちゃん、担当作家にほかの担当作家の話をするのはどうなのだろう。 前から三蔵山先生やいろんな人に話しているけれど、プライバシー漏洩がちょっと気になる。 大塚さん、避けられているのが目に見えて分かるのによく同じエレベーターに乗って世間話をしようと思えるな。 良い話風だけれど役者成田の事務所の社長が腹立たしい。電話でOKしていた癖に反故にするなんて。 こんな事務所の役者を使わずとも良い映画になったのではと思ってしまう。