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絵本なんだけれど、
途中に月食とか日食の説明が入っていたりして、
「なんでなんで?」という子どもにはいいと思う。
物語を楽しみたい子は抜かして読めばいいのだから。
紙が厚くて、本が重くて・・・
それは良し悪しかな、
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2019.10月。
和田さんの。月っていうのも、おはなしも、絵も、色も、雰囲気も、素敵。とても素敵。やっぱり子どもなんだなと思う。世界を救うのは。
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▼図書館で読んだのだけど、だいぶ内容は忘れてしまった。和田誠さんにせよ安西水丸さんにせよ、あの昭和~平成の方たちは当然絵が素敵なのですが、今にして考えると後進からすれば「ずいぶん長くトップの座にいましたね」というところもあるだろうなあと思いました。
▼しかしこういう絵本的な本というのは、一種贅沢ですね。読めば15分で味わえてしまうけれど、けっこうな値段がするし良い紙を使いたい。文化度と言うのはこういう本がどのくらい市場に価値があるのかによって決まるのだろう。そういう意味では和田さんにせよ安西さんにせよ、必然的にアメリカ文化憧憬者にそりゃなるよなあ。彼らが子供だった頃の日本にはそんな余裕はないし、世界中見渡してもそんな余裕があるのは…だったわけだから。
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「ぼくたちの手が月にとどくより前の、そういう〈おとぎばなし〉の一つ」と前置きして始まります。お月さまのお話はどれも、疲れる現実から離れてホッとさせてくれますが、この本は、〈おとぎばなし〉でありながら、その間に、天文学上の月の知識を挿入し、ストーリーにも、国家紛争のタネとか、「えらい人」のエゴをひっくり返す子どもたちの活躍とか、大事なことがちゃんと語られている、という、只者でない絵本です。復刻されて嬉しい限りです。