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話題の本だったので読んでみました。
タイトルに「訊いてみた」とありますが、まさにライターさんが著者に訊きながら書き上げた、といった感じです。
そもそも富裕層を相手にしている著者さんなので、「庶民でもできる」とレクチャーしている運用術は、どこか距離感がある感じがしました。
ただし、第5章は富裕層を顧客として実務に基づいた内容が描かれており、この章だけはとても生き生きとした筆の運びだったように感じます。
なお、運用術の中で説いているVIX指数への投資と、景気サイクルに応じて臨機応変に対応する点は、私も同感です。
私も、いわゆる「ほったらかし投資」は賛成できません。
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あまりこの手の投資解説本を読まないので比較できないが、景気循環を四季に例えた点と、分散投資にVIXを組み込む点が目新しいのだろうか。失敗はしないポートフォリオな気がするが、インデックス頼りだとリターンもそれなり。「日本の庶民でもできる」っていうタイトル通りで、資産のことではなく、リテラシー庶民ってことなんだ。
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プロの運用は全体の流れとともにそこそこではなく、リスクをヘッジしている。生活費とは別に運用専用の財布を持ち、市場の変化に応じて投資対象を変える。指標はアメリカ国債の2年と10年の金利、数年単位のサイクルを読み取る。
具体的でシンプルで素人にもわかりやすいです。
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大雑把という言い方が正しいかは疑問だが、長期的なスパンでのマクロ経済状況を捉える上での《春夏秋冬》のやり方は、初心者に限らず投資をしている人にとっては非常に役立つ知識だと思う。
具体的に示されているPFについては丸々これを鵜呑みにしないで、自分の状況を見て精緻に調べた上でフィットする商品を選ばないと逆にヤケドすると思う。
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紹介したファンドが上場廃止になっていること、庶民という割に相場の波についての考え方は経済の知識がないと大変難しい内容になっていることなど聞いてこれを実践できるかと言われると難しいと感じた。
ヘッジファンドの方でも相場の先読みはできないということを証明した本。
分散投資にvix連動のものをヘッジとして買うのは面白いと思った。