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米澤穂信のデビュー作である古典部シリーズの解説本.
著名作家との対談や,著者への質問コーナー,古典部部員の本棚紹介など.
古典部シリーズ短編も一作収録.自分はこれを読みたくて購入.
再び折木の読書感想文ネタ.
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古典部シリーズの新作が読めるだけでも価値があるが、さらに色々作者の解説などもあって面白かった。ぜひ次回作を早めに。
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映画「氷菓」が公開されたのを機に読んでみた。古典部シリーズの全てが詰め込まれているファンブックのような印象だった。物語に書かれていない人物の人となりや都市設定、登場人物の本棚なども載っていて、ファンにとってはたまらない一冊だったろうと感じる。奉太郎の読書感想文から紐解く、さるかに合戦と殺人というシリーズ未掲載の物語も意外なところから謎が仕組まれていて楽しめた。恩田陸さん、綾辻行人さん、大崎梢さん、北村薫さんとの対談は作家同士通ずるものなど興味深く読めた。サイン会の裏側も楽しめた。
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古典部書き下ろし短編、古典部シリーズの裏話、古典部メンバーの本棚、米澤氏が影響を受けた本の紹介、各氏との対談など、薄めの本ながらも盛りだくさんの内容。米澤氏作の未読の小説や、この本で上げられている古典のミステリや古典のSFはどこかのタイミングで読みたいところ。
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【CONTENTS】Interview 〈古典部〉シリーズ15年のあゆみ/〈古典部〉書き下ろし短編 「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」/対談集――北村薫、恩田陸、綾辻行人、大崎梢/著者による〈古典部〉シリーズ全解説/さらにディープな〈古典部〉隠れネタ大公開!/米澤穂信に30の質問 読者編/作家、声優、漫画家編/あなたの本棚見せてください! 古典部メンバー4人の本棚大公開/お仕事場拝見 2017年/『いまさら翼といわれても』刊行密着レポート!/米澤穂信のマイルストーン/講演録 物語のみなもと/門外不出の〈古典部〉ディクショナリー
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『氷菓』から始まる「古典部シリーズ」は、15年で6冊。
シリーズ物として、6冊は少なくはないけれど、決して多くはない。
こうして丸ごと1冊のファンブック兼ガイドブックが出版されたことは、読者に相当愛されている証拠に思える。
内容は、15年の歩みのインタビュー、過去の雑誌(野生時代)に掲載された作家同士の対談、古典部シリーズ書き下ろし短編、古典部の世界観を伝える、メンバーのプロフィール紹介と、(空想)本棚拝見、シリーズの用語辞典、そしてウェブ上でも公開されていた、米澤氏に対する質問など。
書き下ろしは、目からうろこの読書感想文だが、これを、後輩たちへのお手本集に収録する国語教師の頭の柔らかさに感動した。
質問は、読者から、に加えて、『氷菓』のアニメ版関係者など。
「ハルヒ」シリーズの谷川さんの質問は、ミステリについて深く、且つ真剣に追求していて、軽いQ&Aコーナーでなく、対談編と同じ位のレベルであった。
用語集「古典部ディクショナリー」は、本編のあれこれを懐かしく思い出しました。
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日常の謎にの奥深さがよくわかりました。
あんなこともそんなこともこんなことも、
ミステリーについては全然知らなかったけれど、
古典部シリーズは楽しく、面白く読んだのです。
蘊蓄を語らずとも、
面白いものは面白いのだなぁと実感。
新作短編を目的によみましたが、
最後の古典部の辞書が面白かった。
もう一回読みたいなぁ。
映画は観ないけれどね。
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タイトルにある通り、米澤穂信氏と「氷菓」に始まる氏の古典部シリーズファンのための本。
書き下ろし短編や、恩田陸、綾辻行人などとの対談などがあったが、個人的に面白かったのは古典部主要4名の本棚公開、という企画。著者のキャラ付けの面白さを感じる。
そんな中、講演録書き起こしもあったのだが、そこで触れられた「物語の発生」という話での喩えに感心した。棒人間を5人並べただけの絵、その中の一人に斜線を引いただけで様々な物語が産まれる、というものだ。なるほどこれはシンプルに、物語のあり方を説明しているよなぁ。
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ある日、大日向が地学講義室に持ち込んだのは、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」という冊子。盛り上がる一同に、奉太郎は気が気でない――。書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メンバー四人の本棚、著者の仕事場や執筆資料も初公開!
短編はもちろん面白かったですが、一番印象に残ったのは読者&著名人からの質問コーナー。ややはぐらかすような答えもありましたが、キャラクターたちへの考えや今まで影響を受けた作品について知ることができて、逐一雑誌を追っていない自分にとってはまとめて読めるのはありがたかったです。そして著者の物語に対する思いというか、書くことへのスタンスが講演会の内容から伝わってきた。どうかこれからもたくさん書いて届けてください。新作も待っています。
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折木の中学生とは思えない読書感想文に感嘆。
ミステリ好きだとしてもここまでやろうとするのは凄い(文字数会わせるの大変だったんじゃないのかな)。
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古典部の書き下ろし短編を目当てに購入!やっぱり面白いな〜ホータローの読書感想文、どんだけ完成度高いんだよとニヤニヤしながら読みました(笑)
古典部のキャラの本棚が印象的で、える嬢の本棚はなんともメルヘンチック!「ムーミン谷の冬」があるのは、らしいなと思いました。
あとは米澤さん×恩田陸さん・綾辻行人さんとの対談も面白く、また一気に読みたい本が増えました。
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古典部シリーズファンブック。古典部シリーズは一応全部読んでいますが、初期のは読んだのが昔過ぎてややあやふや……なところもあるので、読み返したくなってしまいました。そしてまたこっちを読む、と。
短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」も収録。うーむ、奉太郎の読書感想文が楽しすぎます。斬新というか何というか、目からウロコなんだけれど。まさかこんなことまでやっていたとはね(笑)。
そしてインタビューな対談も盛りだくさん。本の話もいっぱい。実に楽しい一冊です。
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短編目当てで、結局短編以外はたいして読むところなかった。
古典部最後まで書くつもりあるってことが分かっただけで満足です。
短編はホータローくんの中学時代の読書感想文のおはなし。
中島敦の「山月記」と芥川龍之介の「猿蟹合戦」。
この短編を読んで、芥川の猿蟹合戦を読んでみたのだけど、最後の「君たちもたいてい蟹なんですよ。」というのは何やら怖い。
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インタビュー。対談。北村薫。
短編がひとつ入ってる!
米澤さんの読書遍歴や影響を受けた作家さん、Q&A、古典部シリーズにまつわるあれこれなど、きゃーきゃー思いながら読んだ。
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06/08/2018 読了。
図書館から。
古典部読み返そうかなー。
ちょいちょい会話に上がる部分で忘れているところもあるし、トリック的な部分でも新しく読めそう。
そしてアニメ化の功績!!