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ずっと読みたかった本でした。
何より、短編が読みたかった。
奉太郎の中学時代の読書感想文の話でした。
中学の頃から奉太郎は奉太郎なんだなあと思いました。読書感想文をよんで奉太郎のことがもっと好きになりました。
(最後の方は奉太郎が色々かわいそうだった)
他にも古典部シリーズ制作の裏話や、古典部メンバーの本棚が見ることが出来て、とても満足の行く内容でした。
これからの古典部シリーズへの期待が高まりました
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古典部シリーズが大好きな私には最高の1冊だわ!(*゚Д゚*)書き下ろしも嬉しいし、対談も楽しい♪そして読んでいた時に気づかなかった隠れネタが多くて少し悔しい(-_-)もう一度復習しようっかなぁ(^^)
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「古典部」中心に、米澤穂信の大解剖。
古典部書き下ろし短編
「猿と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」
なかなかおもしろかった。古典部の新入生大日向が、こともあろうに奉太郎の中学生の時の読書感想文を持ってくる。奉太郎の中学では在校生が感想文を書くお手本として、先輩の感想文をまとめたのを見せる、というのを国語の先生が行っていたのだ。
1年は「走れメロス」2年は「山月記」3年は「猿蟹合戦」。部員の前で肴にされてしまう奉太郎。しかも猿蟹合戦は芥川龍之介の書いた短編で、千反田はそこに奉太郎のある意図に気づく・・ う~ん、やるじゃないか奉太郎!
古典部メンバー4人の本棚は? 米澤氏が30冊考えた。奉太郎の棚には篠田節子の「夏の災厄」があったのがうれしい。
米澤穂信の作られ方
氏の年表。影響を受けた本、発表した本。
講演録「物語のみなもと」H28.1.10岐阜県にて
物語は役に立つのか? いやいや日常生活は物語に満ちている。たとえばコマーシャル「24時間闘えますか」にも働く先の栄光の物語、ドリンクを飲めばその栄光につながるのだという物語がある。物語は人を導き、鼓舞する。書く身としては自分はひとつの情報体だ。自分が死んでも作りだした物語が拡散し、自分のかけらが残る。自分の小説が誰かの物語の源になるかもしれない、そう思うことで、私はけっこう満足する。
人間はなぜ物語を作れるのか? 自分は、物語は、なぜだか出てきてしまう。
2017.10.13初版 図書館
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2022/7/24
短編がとても良かった
メロスといい奉太郎は文才があるなぁと思うけど、よく考えたら、米澤穂信さんが奉太郎ぽい作文を書いてるわけで、本当にすごい
それぞれの本棚紹介も面白かった
インタビュー系は、相手の方をあまり知らなくて楽しめず
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本編を読んだのが昔すぎて、内容をかなり忘れてしまっていたことに気付いた。最新作が出る前にもう一度最初から読み直したくなった。
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氷菓シリーズにまつわる話だったり、短編が載っていたりして、読み応えのある本だった。
氷菓シリーズが好きな人にはおすすめ。
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短編の『虎と蟹,あるいは折木奉太郎の殺人』目当てだったけど、対談やインタビューなど盛りだくさんで短編以外にも楽しめた。古典部メンバーの本棚を覗いてみよう企画が好き。みんな充実した読書をしていてすごい。
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SL 2023.5.6-2023.5.8
短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」収録。
奉太郎の読書感想文。面白すぎ。
とにかく続編待ちます。
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古典部シリーズ、一気に読んだので早く続きが読みたい!こんな気持ちで皆さんずっと待っているんだろうなあ…。
シリーズのおさらいをし、米澤さんの人となりを知り、他の面白そうな本にも出会えるお得な一冊。
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やっぱり古典部は面白い!キャラの掛け合いもホータローの内心も、特に心の声が一癖二癖あって読んでて笑っちゃう
奉太郎の絶妙に厨二くさいところも好き
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読み切り、作品の情報をはじめ、作者の古典部シリーズに対する思いなどが細かく書かれていて満足感のある一冊でした。
メインキャラの本棚紹介コーナーが非常に良い。
インタビューなどでも沢山のミステリ作品が上げられていて読んでみたくなりました。
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古典部シリーズがどのように作られたのか、各キャラクターの役割や作られた順番など、ファンにとっては興味深い話が沢山載っていた。
古典部員の本棚も期待通りに面白かった。
著者がモチーフにした海外ミステリや最近面白いと思った本などがいくつも出てきたため、読みたい本が増えた。
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新作短編も収録!人気作家とともに歩んだ〈古典部〉のすべてがここに!
ある日、大日向が地学講義室に持ち込んだのは、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」という冊子。盛り上がる一同に、奉太郎は気が気でない――。
書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メンバー四人の本棚、著者の仕事場や執筆資料も初公開!
『氷菓』以来、米澤穂信と一五年間ともに歩み、進化を続けている〈古典部〉シリーズについて「広く深く」網羅した必読の一冊。
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「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」
読書感想文を皆で読む。
冊子に載せていいと安易に許可したばかりに、こんなことになるなんて過去の自分は何も考えなかっただろうな。
この一冊を読めば氷菓と米澤さんの関係を知れるだけではなく、米澤さん自身のことも深く知れる気がした。