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今年(2017年)になって「文学少女」を見つけて、全巻読破するくらいはまってたので、この後日談は思いがけないプレゼントになりました。
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15cmは大きいか、小さいか。
「僕とキミの15センチ」をテーマにしたアンソロジー。「文学少女」シリーズや「バカテス」シリーズの番外編もあり、なかなかお得感のある本だった。全体的に恋愛モノ、というかボーイ・ミーツ・ガールが多かったのは、レーベルゆえか。
竹岡葉月「金曜日は恵比寿屋に行く」なんとなくオチは想像できたが、短編でも個性的なキャラクターが満載だった。
羽根川牧人「アイスキャンディーと、時を重ねる箱」過去を変えたらどうなるか、タイムパラドックスに関わっている物語だけど、短編だから単純にハッピーエンドでよいでしょう。
野村美月「“文学少女”後日譚 つれない編集者に捧げるスペシャリテ」編集者と書いてミューズと読む。某芸人のネタじゃないけど、「甘ーい!」と叫びたくなる話。
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タイトルをお題として20人の作家さんが書いたお題小説アンソロジー。
自分も最近似たようなことをやったので、さすがにプロ作家さんたちは同じお題でもバラエティに富んだお話ができるんだなあと感嘆した。
個人的に好きな作品を上げていくと、
「十五センチ一本勝負」
このワンシーンだけで文字通り”勝負”する姿勢がいい。そりゃこの距離ならキスするわなあ。
「Xp;15cm」
本好きなしっかり者の彼女と恋が始まりそうなシチュエーションに萌える。これは続きが読みたいなあ。
「十五夜さんは十五センチほどズレている」
十五夜さんはいったい何者?!本でしかできないような表現を駆使しててニヤッとしてしまった。
ラスト三本の森橋ビンゴさん、井上堅二さん、野村美月さんの作品は、いずれも別作品の登場人物たちの後日談で、元作品がお気に入りな自分には、どれも懐かしく楽しく嬉しい作品だった。
とりあえずそれぞれに一言づつ。
侑子ちゃん、おめでとう!
ほんとにお前らは相変わらずだなあ(誉め言葉)
心葉くん、遠子さんを大切にしろよ!
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"15センチ"のライトノベル作家達の短編集 。
石川博品の15センチの女子高生達がかわいい。さよならがとても切ない。
佐々原史緖の15センチのケーキのメッセージプレートの文字が素敵。とても良い言葉。
竹岡葉月は曰くありげな人たちがいて、15センチの金魚が釣れて、最後に恋の予感の話。
御影暎路の15センチは羨ましい。とても羨ましい。
東雲侑子、天野遠子幸せに…
巻末のPRページがいつにもまして興味深くて、懐かしくかんじた。