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個人投資家さんには、
景気指標を読む時の参考書として
本書をお勧めしたいです。
主な日本の景気指標の解説です。
投資経験の浅い方には難しく感じるかもしれませんが、この程度の指標が読み解けるようにならないと、投資成果が上がらないと思います。
勘や直感、あてずっぽうで売買をするのはリスクが高まります。「損をしたくない」と思いながら投資をするなら、本書レベルの内容は理解しておいた方が失敗を抑えることができると思います。
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方向性か水準を示しているのか、を区別する。わざと区別しないで自説に結びつける論評も多い。
鉱工業生産指数は信頼度が高い。
製造工業生産予測指数、機械受注統計は先行指標になる。
GDPは、個人消費、輸出、設備投資で説明できる。在庫動向に注意する。
景気動向指数にはCIどDIがあるが、CIのほうが注目度が高い。先行指数、一致指数、遅行指数がある。
第3次産業活動指数=第3次産業の動向がわかる。公表日が遅い。
日銀短観の中では大企業製造業の業況判断DI。3ヶ月に一度。
毎月公表されるのは、日経PMI、QUICK短観、ロイター短観。日銀短観の速報版の役割。
消費者物価指数は注目度が高い。コアコア=生鮮食品とエネルギーを除いた総合。
政府見通しは上方バイアスがある。
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文字通り民間エコノミストのトップが書いた本。いままで読んだ景気予測本では白眉。実践的でかゆいところに手が届く内容。統計の読み方から、予測の仕方まで惜しみなく解説されている。ただし、情報量も多いので初心者には難しいかもしれない。