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『アイデア大全』に続いて購入。こちらも人文書のようで、ただ読むだけでも面白い。問題をパッと解決するのではなく、道筋を教えてくれるような図書。自分の力にするのは少し時間がかかりそう……
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http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2017/11/post-5cba.html
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問題解決するためのメソッドを端的にまとめた本。何か大きな問題にぶち当たった時に、辞書的に使うと良いなぁ、と感じた。あと良くもまぁ、古今東西の問題解決テクニックをここまでまとめあげたな、というのが正直な感想。これ以外の問題解決のメソッドは無いんじゃないかと思うくらいの網羅性はあるね。何かの問題に苦しんでいる人は、この本を読めば確実に問題解決の糸口がつかめると思う。
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アイデア大全同様。手法一覧と予備知識を得られた。実際に使って粘り強く思考を鍛える必要あり。即効性のある解決法はない。
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【辞書】
今まで開発された問題解決方法がまとめられいます。
「これを使えば全ての問題が解決できる」とはいかないと思いますが、手法としては参考になります。
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リニアな問題、サーキュラーな問題に対する解決策として使い得るフレームワークや考え方などを網羅的に記載した書籍。まとめきるのはすごいな、と思いつつ、個人的には既視感もあり。
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学生や社会人ならみんなお世話になってる「読書猿Classic: between / beyond readers」の中の人の第2作。前作よりも読書猿っぽさが強く、また役立ち度も高い。サイト同様、本書もやはり情報量が半端なく、よくこれだけの引用を詰め込んだものだと。
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37つの問題解決の手法を紹介した、問題解決の参考書とでも言う本。
言わずもがな、ではあるが、この本を読んだだけでは問題解決ができるようになるおはならない。実践して何ぼである。
問題をリニア、とサーキュラーに分けているのが面白い。リニアは原因と解決が直線的なのに対し、サーキュラーは原因と解決が、鶏・卵どちらが先か、というように、お互いがループしている。そしてサーキュラーな問題は、解決が難しいし時間がかかるため、「問題認知」に重きが置かれるということ。
37の手法は似ているものもあるが、1つを使うというより、これを読んだら、いろいろ組み合わせて使う、ということもできるだろう。
個人的に目からうろこだったのは
・100年ルール(大した問題じゃない。これは100年後も重要な問題か?)
・リフレーミング(トムソーヤーのペンキ塗り。つまらないものをさも楽しい、と説明してみる)
・問題を擬人化(問題の事柄を主人公として、人として扱い、仮想インタビューする。個人攻撃に陥ってしまわないため、問題に取り込まれ何をすれば良いか見失っているとき)
・スケーリングクエスチョン(問題を点数化。何をやったら、点数が上がりますか?それが解決策)
・興味深かったのが、ピレネーの地図。プランはないより、間違ったものでもあった方がまし。目標とするものがあると動けるし、間違ってたら修正すればよい。でも、危険も伴うなあと。
太くてページ数はあるが、ソフトカバーなので重くなく携行もできると思います。
それぞれの手法の歴史、提唱者、方法の詳細を調べ、紹介する著者の努力に敬服。
かたくなりがちな内容を、かわいいイラストや、提唱した学者の写真を織り交ぜて、読みやすいスタイルになっているのも良いです。
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100年ルール=これは100年後も重大なことか、と自問する。
ロビンソン・クルーソーの人生帳簿、フランクリンの心の代数。
左側に賛成、右側に反対、の理由を書いてそれぞれを相殺する。
ぐずぐず克服シート=作業を分割して、困難さと満足度を予測する。終わったら結果を記入する。認知行動療法。
ゲートキーパーリスト=課題を分割し予定時間を記録する。ご褒美と罰として寄付を設定する。
いざとなれば人は当初の決意も想定も裏切る。長期的に合理的な決断も、現時点の刺激を最大限に評価しやすい。=自分自身と行動の契約をする。ご褒美や罰も明記する。
変えたいことリストのほかに、変えたくないことのリスト、をつくる=現時点でのポジティブな部分が見えてくる。
リフレーミング=トムソーヤのペンキ塗り。
巨人の肩に乗る=ニュートン
「車輪の再発明」情報弱者ほど問題解決に役立つ情報を探さない。
しらみつぶし検索(力任せ検索)=シンプルだが万能。
フェルミ推定「シカゴのピアノ調教師の人数」など。
KJ法
フランクリンの功罪法
仮想的市場調査法
構造化された先延ばし=先延ばしすることを見越して、それ以外の仕事を片付ける
症状処方=問題をもって問題を制する。取り除きたい問題をあえて促す、意識的にやる、増やす。などで、やらなくなる方法。
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はまらんかった。多分読む方に問題があるのだとは思うし、まとめて読むものではなく座右の一冊とするものだろうが。
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問題解決法37の紹介。
KJ法やロジックツリー、マインドマップなど、すでに知っているものが大半だったのですんなり読めたが、やはり全般的に抽象的にすぎる(技法の紹介、というスタンスなのかもしれないが)ので、いきなりこれを実践するのは難しいだろう。かといってどの方法を深く知るのがよいかの判断ができるほどの具体性もなく、不全感が残りや類
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問題解決の手法と実践に興味があり、手に取りました。
問題解決に関する37の技法を解説されています。
1/3くらいはやったことのあるものでした。
はじめて知る技法もあり、パラパラとみていても、情報量(調査量)がすごくて、「へーっ!」という楽しさがありました。
とは言え、興味の無い方にはつまらない本かもしれないです。。
それぞれの技法ごとに、参考文献の記載があり貴重な調査まとめになっていると思います。
またサンプルストーリによる解説があり、分かりやすくなるように工夫されています。
私は辞書的に使いたいと思ったので、また読み返すことが何度となくあるだろうと予感しています。
いろいろなお困り場面で活用したいので、その引き出しとして、少しずつ磨いていこうと思います。
そのまま書いていることをやってもうまくいかないでしょうから。
気づきとしては、もしかすると、こういったツール群の解説はパターンランゲージを使うと、よりみなさんが入りやすいかもしれないなとも思いました。
個人的な体験からは、原因不明の比較的困難なトラブルシューティングを行う際に、KT(ケプナー・トリゴー)法を使ってみることをお勧めします。
以下は技法の一覧です。
01 100年ルール
02 ニーバーの仕分け
03 ノミナル・グループ・プロセス
04 キャメロット
05 佐藤の問題構造図式
06 ティンバーゲンの4つの問い
07 ロジック・ツリー
08 特性要因図
09 文献調査
10 力まかせ探索
11 フェルミ推定
12 マインドマップ(R)
13 ブレインライティング
14 コンセプトマップ
15 KJ法
16 お山の大将
17 フランクリンの功罪表
18 機会費用
19 ケプナー・トリゴーの決定分析
20 ぐずぐず主義克服シート
21 過程決定計画図
22 オデュッセウスの鎖
23 行動デザインシート
24 セルフモニタリング
25 問題解決のタイムライン
26 フロイドの解き直し
27 ミラクル・クエスチョン
28 推論の梯子
29 リフレーミング
30 問題への相談
31 現状分析ツリー
32 因果ループ図
33 スケーリング・クエスチョン
34 エスノグラフィー
35 二重傾聴
36 ピレネーの地図
37 症状処方
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難しい解説ヌキで、いろいろな手法のよいところがスッとアタマに入ってくるので、めくっていて楽しい。この分野の「偉人・先達」のスナップ写真めいた図版が効果的。
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まとめられた古今東西の問題解決技法が実用的なのはもちろん、その歴史的背景や関連する話題が読み物として面白かった。キャメロット(理想と現実のギャップから問題を認知する方法)の項の、禁酒法失敗エピソードとか。地獄は善意で舗装されている的な。
100年ルール(その問題が100年後も重要か自問して自身の不安を客観視する)、ニーバーの仕分け(課題を細分化したあと可変度の高いものから着手する)、推論の梯子(事実と主観を分けて認知をニュートラルにする) あたりは、手軽に日々の考え方に組み込めそう。折にふれて読み返したい。
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【ノート】
・さすがの内容。一通り、ザッと目を通した。これから、少しずつでも実戦して、自分の血肉にしていきたい。
・と言いつつ、いくつかは自分で既に実戦していたようなものもあった。
・「読書猿」はマキオ的に教育関連の研究者か?何だか、そんな気配をところどころ感じる。