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毒唇主義。内館牧子先生の著書。遠回しに言って何も伝わらないよりも毒唇主義で毒舌で口が悪いと言われるくらいはっきり言って物事が正しく伝わるほうがずっと良いのかもしれない。毒唇主義と独身主義をかけるところが内館牧子先生ならではの楽しいユーモア。でも毒唇主義でも度が過ぎた毒唇主義になってしまうと独身主義じゃなくても結果として独身主義になってしまったりするのかな。独身主義でも独身でも引け目を感じるような時代ではないけれど。
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高校で絵ばかり描いていた同級生の意外な未来。
美大を出て、脚本家をしている内館さん。
人生はどこまでも変化を続けるものですね。
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内館さんのコラム?集。
一つ一つは短いものの、日本の伝統文化を愛してやまない著者の想いは伝わってくる。
個人的には最後の解説のやり取りが秀逸。
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昔、著者 内館牧子氏が、テレビで、コメントをしていた時は、この辛口の言い回し方が、余り好きでなかった。
しかし、書かれてた色んな著書を読むうちに共感を覚えるようになった。
言いたい事を、ズバリと、言いきってしまう。
そして、この2章のような、「真冬の冷やし中華」のように知ったかぶりの人の相手をしながら、本当の真の味を知っているのを、ひからすことなく、教えてあげる所など、何か好感が、持てる。
隅田川の七福神には、一度行って見たい気になった。
3キロの道のりの 美味しい食べものの魅力もいいな~。
大学入学も、将棋も無謀さゆえにやり出したのに、ちゃんと、筋が通っている。
そして、文明の利器を使用せずに、過剰な情報や余計な情報をカットしつつ、自分の信念を持ち、この時迄は、鉛筆で、筆耕されていた。
もう、そういう時代で無くなって来ているけど、メールでなく、私信は万年筆で、書かれていた事も、やはり仕事柄身に付いていらっしゃるのだろう。
大相撲が、小さい時から 好きであった所以で、毎度、大相撲見解の時に、著者の名前が登場するが、「礼節」と、「規範意識」の内容は、とてもよく吟味されていて、伝統を守る意識が、継続される事に意義を感じてしまった。
お病気をされたから、人の痛みやこれからの人生の生き方について、書かれている。
年をかさねると、1年が、アッという間に過ぎ去ってしまい、それと共に、身体も老いを感じるようになる。
後悔の無い人生の無いように時間を捻出しながら、再スタートしなくては、・・・と背中を押してもらった本である。