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将来の結果の不確実さを統計学では分散といい、その度合いのことを標準偏差という。リスク(標準偏差)10%という商品は1年後に平均値から±10%以内に68.3%の確率で収まり(1標準偏差)、±20%以内に95.5%の確率で収まり(2標準偏差)、±30%以内に99.7%の確率で収まる(3標準偏差)
投資成果は銘柄選択や投資タイミングではなく資産配分によってほぼ決まるという研究結果があり金融のプロの間では常識である。
資産配分を決定する大前提は自分のリスク許容度=毎年〇〇万円までの損失なら耐えられるか把握し、その範囲内で資産配分をすること。希望リターンから決めてはいけない
資産配分を決定する方法としては、①世界市場ポートフォリオ=世界各国の株式時価総額と同じ比率で配分を決める、②有効フロンティア=同じリスクで最もリターンが高い組み合わせを選ぶ
ブログで無料公開されている
「投資信託のブログ ファンドの海」
「ひと手間くわえた積立投資で資産形成」
各資産の期待リターンやリスクなどの基礎データが入っており自分の希望配分を入力するとリスクとリターンを自動計算してくれる
高金利の外貨は長期的には通貨安になって金利差は相殺されてしまう=金利平価説、なので外国債券は国内債券と期待リターンは同じということになり、為替リスクを背負うため高リスクである。
ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」で低コストインデックスファンドを最新情報をもとに徹底比較している。
現在のコスト水準であれば新しい魅力的なインデックスファンドが登場してもすでに投資した分はそのまま置いておいて今後積み立てる分から新インデックスファンドに乗り換えるだけでいい。
世界の有事で株式が暴落すると円高になるので、外貨にたくさん投資しているとダブルパンチである。その為国内債券を保有することで緩衝材の役割を持たす。
大災害時にはすぐに引き出せるキャッシュが必要なので生活圏に店舗がある銀行に預けておくべき、ネット銀行ではいざという時に店舗がないので引き出せない。
出口戦略は
①加齢に伴いリアロケーション(資産配分比率の変更)
ポートフォリオの債券比率を高めて保守的な資産配分に変更する。相場状況に関係なく定期的に行うべき。上げ相場の時にこそ有利。
②定額ではなく定率での取り崩し
資産配分比率を変えないように取り崩す。
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インデックス投資では超有名なブロガーの水瀬ケンイチ氏の著書です。書いてあることはインデックス投資家ならばほとんどは誰でも知っている内容で、私としては特に目新しいことや知らないことは無かったので★4つにしていますが、投資に興味のある方や初心者の方には★5つです。
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アクティブファンドのうち、7から8割はインデックスを下回るパフォーマンスしか出ません 積み立てるときは定額取り崩す時は指定率と覚えておいてください
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この本を読む前は、別の本を読んでインデックス投資をしていたが、約1年投資しているがなかなかリターンがなく、少し不安になっていた。なので他の本を読んで、比較して何が自分にとってベストなのかを見極めたいと思った。
この本を読んで、特に為になったのは以下の点
・アクティブファンドの70%はインデックスファンドに負けている
・積み立て投資が良い。毎月購入すると価格が平準化される。
・インデックス投資をする前に最低限生活費の見直しは必要。(不動産とか)
・生活防衛資金は、生活だけでなく心の安定も守ってくれる。
・一度、最悪の事態を覚悟してしまうと逆に心が落ち着いてくる(投資以外にも言えること)
・大暴落が起きても市場に踏み止まることが出来た投資家はV字回復のリターンをたっぷりと享受していた
・資産配分のキモは意外にも国内債券(値動きの違う資産クラスを組み合わせる)
・新たに積み立てる場合、すでに保有しているものはそのままにしておく。(現在のコスト水準であれば)
・年1回のリバランス(著者はお正月の暇に任せてやっているらしい)
・ ロボアドバイザーの手数料は資産金額の年1%とべらぼうに高い
・若い人は投資を増やすより仕事の収入を増やす方がコスパが良い
・平均回帰法、大数の法則(短期ではなく長期で、1000年に一度の災時でも2、3年で市場は回復している
・出口戦略として、債券比率を増やすというのがある
・資本主義経済が無くならないかぎり大丈夫
また、著者のブログにも参考になる記事が多々ありそうなので見てみたい。
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長期的なスパンでの投資で肝に免じておかないといけないことは実にシンプル。
人の豊かになりたいという欲望が続く限り、人口が増える限り、世界経済は乱高下しながらも成長していく。
その恩恵に対してこつこつと積立を行うことで、10年後、20年後、その先自分の資産は増えていく可能性が高い。
見えない未来に期待をもって投資を継続するには、大暴落があっても我慢すること。
我慢するためには、過去の長い歴史でみると、右肩上がりになっている成長の波を自分の腹落ちする形で落とし込んだり、ある意味楽観的な態度で回復するから大丈夫と思ったりすることが大切だ。
インデックス投資に対して著者のエピソードも踏まえながら、面白く投資の心構えが体得できる本。
投資に時間をかけすぎず、コンスタントに積立を行う。普段は投資のことはそんな深く考えず自分のしたいことに時間を割くことが大事。そんなことを教えてくれる内容だった。
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・概ね既知のもので目新しい情報はなかった
・逆にいえばそれだけインデックス投資は初めてしまえば、「ほったらかし投資」できるのでタイトルに偽りなしといえると思う
読了日:2018/12/06
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前から気になっていたインデックス投資を始めようと思い購読。
何冊か投資信託の本を読んでいたので、考え方や選び方、積み立て方等、基本的な部分は良い復習になった。また、具体的な証券会社やインデックスファンドの種類、出口戦略についての考え方等、より実践的な部分も学ぶことができ、期待していた通りの内容だった。
インデックス投資家15年実践録は、株式市場に影響を与えた出来事が年代別に記載されていて、何故インデックス投資を続けるのか、という部分について説得力が増し、インデックス投資を始める良い後押しとなった。
これからインデックス投資を始めるにあたっては、“資本主義経済の拡大再生産の力”を信じ、“リスク許容度の範囲内”で“バイ&ホールド”を続けていきたい。
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この本を含めて、投資に関する本を三冊読んだが、これが一番分かりやすく為になる。
書いてあることは似ている部分もある。
私もインデックス投資をはじめることにしよう。
巻末の購入者限定pdfファイルも開いてみた。
熱中して読めた。
やはり投資の初心者が読むには、この本はうってつけだと思う。
他の本は、初心者が読むには専門的な内容が多く、頭に入ってこない。
この本も専門的な内容は勿論あるのだが、他の本に比べると読みやすい。
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歴史と未来を信じて長期コツコツ型のインデックスファンドへの投資を勧める。「自分のリスク許容度範囲内で投資する」「投資は自己責任であることを肝に銘じる」ことが大事だね。インデックス投資環境も整いつつあるという。少し研究してみようかなと思わせてくれる本だ
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金融業者じゃない視点ならではの情報が多かった。
特に出口戦略についてや、15年間の実績のデータはためになる。
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参考になりました!買ってよかったです。周りの大切な人に勧めたい。私も昨年ウォール街のランダムウォーカーは読んでかなりの衝撃を受け、これを私の指針としようと思いインデックス投資を始めました。そして、つみたてNISAを始めました、これからも更に投資を増やそうと思っています。よく勉強されており知識も経験も豊富、本当に頭の良い方。かつとても良心的。日本人はみんなこれを読んで、もっとハッピーになりましょう!
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インデックス投資初心者なので、わかりやすくて丁度よい本でした。
著者が強く薦める理由も大体理解できました。
もうちょっと勉強してみようと思います。
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お金の増やし方をシンプルに述べた本。
要はインデックス投資信託に積立投資しひたすら我慢して持ち続けなさいと。この手の内容の本は過去3冊読んでおり、基本的な内容は全て同じなのでさっと読めた。非常に分かりやすく、相場に張り付けないサラリーマンの自分には一番あった方法だと思う。でもある程度上がったら売る、下がってから買うを繰り返してしまう悪い癖が直らないのが悩ましい所。何とか直していきたい。
後この方法を真っ向から否定している本を最近2冊(ジムロジャーズ、CIS)読んでおり、彼らの言い分も頭の片隅に置いて行動したい。
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インデックス投資を始めよう!と思い完読後積立NISAの口座開設まで進みました。
次の商品を選ぶ段階で手が止まってしまった。
数値の見方などがイマイチわからない…。
長く持ち続ける商品なので小心者のわたしにはすぐ決めることができませんでした。
重い腰を動かす導入としては良本、それ以上のことは追加で調べようと思います。
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NISA枠をどう活用するか考えなおすため、再読。読みやすく、1〜2日で読めてしまう。今後も世界が成長する保証はないけど、キャッシュばかり持っていても不安だし、やっぱりNISAとiDeCoくらいは活用しようと思います。2020年からはつみたてNISAに移行しようかなぁ…