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一九五八年に串田孫一と仲間たちが創刊した山の文芸誌『アルプ』。伝説の雑誌に掲載された傑作山エッセイをここに精選。〈編者あとがき〉池内 紀
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池内紀のエッセイや編著は好きで、幾つか読んでいる。よく立ち寄る駅前の書店で見かけて購入した。
33編編まれていて、知っている著者は僅かに三人。
しかし、印象に残ったのは、堀内幸枝の「市之蔵村」と秋山平蔵の「鎌仙人」だろうか。
単に、僕がこのような傾向の内容が好きだということだが。
最近、めっきり小説を読まなくなり、エッセイやらアンソロジーやらばかりだが、完全な趣味なので問題はないのである。
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アルプは300号まで続いた雑誌だった。まだまだ多くの著者、魅惑的なエッセイがあった。こういうアンソロジーの続編を期待したい。
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【一万円選書】で届いた本。山をテーマにした本は最近よく読むけれど、民俗学の観点から書かれたものや小屋番さんの話が多かった。これは、子供時代を山里で過ごした人、山歩きをしながら文筆で生計を立てている人などが綴った「エッセイ」。書かれた時代が昭和ということもあって、寄稿者の視線の先には山の暮らしがまだあたりまえに存在する。こういうの、もうなくなってしまうのかなぁ。なくしたくないなぁ。都会の人がレジャーで進出してきて彼らの築いたサステナビリティが崩れ規制が強まったのはオリンピックのための宣言の構図に似てる…