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愛らしいクリクリお目目からは想像もできない過酷な猫生、痛々しい傷。お父さんの膝が好き、最後まで涙なしには読めませんでした。
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あらすじ
目が見えない、人間に虐待を受けてのか背中に傷がある猫を里親として引き取ったけど、腎臓も悪く180日で亡くなってしまう。
みつきちゃんは、パパのおひざと、カニカマが好き。
家に来たらすぐ馴染んでくれた。
感想
お医者さんから、もう長くないことを告げられたとこ。
まだあきらるのは早いって、言われてうれしかったところ。
最後も、パパのおひざに乗りたがったところに感動。
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動物の死を扱う小説やエッセイは、必ずと言ってよいほど涙を道ずれにする。この本も、読んでいて号泣である。人間に虐待を受けたであろう黒猫が、それでも人を頼り甘え、人との結びつきを強めていく。しかし、その猫の抱えていた重病は、人との結びつきをわずか180日で終わらせてしまう。しかし、その猫を世話した人にとっても、その猫自身にとっても、その180日は忘れられないものになっていく。動物好き、猫好きな人が読んだら必ず涙するだろう。いや、そうでない人でも泣くはずだ。写真に写る猫の丸い目が印象に残る一冊。