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宮下さんのエッセイは、読んでいてとても心地よい。
私にも男、女、男、3人の子どもがいるので、子育てのことや日々の暮らしの様子がとても身近に感じられ、興味深い。
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20180218 羊と鋼の森からのファン。知らないうちにこの作者というより家族のファンになっていた。又、続編も出そうで楽しみ。
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宮下さんの人柄が家族をも包み込んで,とても温かい関係を築かれているのがわかります.子供さんたちも素直に育っているようで,本当に素敵.作品の中のいろんな人たちに少しずつ似ているように感じます.自作について書かれているところが面白かったです.
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読了。
「神さまたちの遊ぶ庭」を読んで宮下さんのエッセイをもっと読みたいと思い読みはじめた。
北海道での暮らし、福井に帰ってからのこと、子供達、家族、友人。肩の力を抜いて、場所が変われば人も違う、人が変われば考えも変わる。そうか、そういうことか。と、本をめくるたびにうなずいたり、笑ったり。彼女の紡ぎ出す言葉が心に残る。思い出してはクスッと笑えるそんな本です。
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ふるさと福井で、北海道の大自然の中で、のびやかに成長する三人の子どもたち。その姿を作家として、母親として見つめ、あたたかく瑞々しい筆致で紡いだ「緑の庭の子どもたち」(月刊情報誌「fu」連載)4年分を完全収録。ほかに、読書日記、自作解説ほか、宮下ワールドの原風景を味わえるエッセイ61編、掌編小説や音楽劇原作など、単行本初収録の創作5編も収載。本屋大賞『羊と鋼の森』誕生前夜から受賞へ。そしてその後も変りなくつづく、愛する家族とのかけがえのない日々。著者充実の4年間のあゆみを堪能できる、宝箱のようなエッセイ集!
地元の新聞社が月に一度発行する情報誌『fu』に、二〇一三年からエッセイを連載してきた。「緑の庭の子どもたち」という、子どもたちがテーマの文章だ。本になるとは思っていなかったので、ずいぶんリラックスして書いている。寝ころんで読んでもらえるくらいでちょうどいいなと思う。読んでくれた方の夢も、きっといつのまにか叶っているに違いない。これはしあわせのエッセイ集なのだ。 (「まえがき」より)
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どのページを開いても、宮下さんのお人柄の魅力がほとばしり出てくる。彼女の目が見つめるもの、彼女の心が受けとめる事々、なにからなにまでに著者の慈しみがあふれていて、心が洗われるようである。愛と信頼がぎゅっと詰まった一冊である。
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宮下さんの本はそんなに多く読んでないし、特に好きっていうわけではないけれど、たまたま手にとってみたら、なかなか興味深く読むことができました。子供に関することが多かったことや、宮下さんがその土地に根ざし、自然そしてその美しさを繊細に受け、しっかりと生活しているということ、人柄を知ることができたからかもしれません。数々の連載をまとめたので内容的にかぶるところがあるにしても、読み進めると、時々行間ににじみ出る、暖かい紅茶のふくよかな柔らかい味わいを感じることができ、それが本人のこういった姿勢、生活から出てくるものなのだろうと思いました(この本だけでなく、他作品でも感じるものの元でしょう)。宮下家の緑のお庭を覗いた様な感じで、子育てについては、少々自分の刺激になりました。数冊しか読んではいませんが(申し訳ないけれど)、今後は注目して見ることにしました。
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ものすごく健やかなのである。
宮下さんの三人のお子さんも、住んでいた北海道での日々も
何より宮下さんのものの見方、感じ方が真っすぐで健やかなのだ。
作家って、こうもっとドロドロした人間がなるものだと思ってました(←偏見)
一年間家族で山村留学してたという
北海道の村の描写が本当に素晴らしい。
森の息遣いや動物たちの可愛らしい姿が見えてくるようでした。
本屋大賞を受賞した『羊と鋼の森』は
こんな素晴らしいバックグラウンドから生まれて来たのだね^^
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「神様たちの遊ぶ庭」とは別の媒体に書かれたエッセイ。北海道で暮らした1年、のちに福井での生活。宮下さんの母たる思い、子供たちの健やかな成長を知ることができてとても嬉しい。宮下さんは音楽が大好きで、お料理の本をたくさん持っていて、お菓子も作ったりする。きょうだいは仲良くて、夫さんには絶対的な信頼を寄せている。なんだか眩しすぎるご家族です。親戚でもなんでもないのに応援したくなってしまう。
宮下さんが北海道の暮らしも、福井での暮らしも、とても大切にされいていることがよくわかりました。宮下家は未来に向かって進み続けています。それは「今」進行形で書かれています。
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”羊と鋼~”良かったのでエッセイも続けて読んでみる。
山村留学?だっけ北海道のどえらい山奥で家族で住むなら今しかないと(子どもが3人いて上の子が中学生くらい)住んでみたり、とその行動力がすばらしい。(旦那さんの仕事はなんだろ)
とにかく書くことが好きで子ども達のことも大好きなのがよく伝わってきた。
”羊と鋼~”の映画の三浦友和&山崎賢人のくだりも興味深かった。
著者絶賛おすすめの”くまとやまねこ”は是非読もうと思った。
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著者の北海道暮らし、本屋大賞受賞と、その後の生活などについてのエッセイ。3人の子供の成長も感じられ、北海道での生活での新たな発見、子供達も自然の中ですくすくと成長し、長男は大学へ進学し、故郷を離れ、寂しく感じる著者の親心も感じる。苦楽や笑い、辛さを乗り越え、家族の絆が深まり、何気ない日々から子供から親も学び取る姿がホッコリとする。本屋大賞受賞後、イベントやメディアへの出演などの多忙な中、全国放送の情報番組で子育てについて、アナウンサーと話す姿が微笑ましい。本屋大賞の重み、授賞式のスピーチは興味深かった。
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子どもを温かく見守る宮下さんの文章がとても優しくて、なんだか泣きそうになる。そのままで大丈夫だよ、と言ってもらった気分。私もこんな母になりたいなぁ。(結婚もしてないけど。)受験生の息子さんの、のんびりした生活にびっくり。賢い子は、賢いんだなぁ。羊と鋼の森は、調律師の話ではあるけれど、宮下奈都さんにとっては、トムラウシの雄大な自然をなんとか言葉で表現しようと書き上げたものだった。言葉で表現できない圧倒的な美しさだから、同じように言葉では表現できない「音楽」の力を借りた。そうだったんだ。
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とても胸に沁みる、心地よいエッセイ集でした。3人の子どもを育てながら執筆活動を続ける宮下さん。個性の強い彼らをどこか達観した姿勢で見つめ続けた文章には、ただの育児エッセイとは全く違う感動がありました。北海道の山腹の緑の庭で伸び伸びと育った子どもたちは、しっかりと自立し巣立って行く。親の手から飛び立つ我が子を、全幅の信頼を持って手放す姿が素晴らしいと思いました。家族のことだけでなく、一つ一つの出来事を綴った文章の正しさに身が引き締まります。宮下奈都という作家が、ますます好きになりました。
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宮下さんの「神さまたちの遊ぶ庭」に続くエッセイ。
今回はお子さん達の事、本屋大賞受賞の事、自作の本の事などなど。
宮下さんのエッセイを読むと失礼ながら、宮下さんをすごく近しい人に感じる。
気取らなくて、子育ても一生懸命で、さりげない日常が本当に素敵だと思う。
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宮下奈都さんのエッセイ集「緑の庭で寝ころんで」読了。前作「神さまたちの遊ぶ庭」をイメージしていたので、ちょっと違う印象でした。でも、宮下さんの日常生活や考えがわかって良かった。内容は大きく分けて「日々のこと」「他作家の本のこと」「自作へのコメント」そして本屋大賞「羊と鋼の森のエピソード」など。やっぱり娘ちゃんの話がクスッと笑えて良い。前作では空想のワンちゃん「ワンさぶ子」も実在していたし、お兄ちゃんの話も良かった。結局は宮下奈都さんの人柄や考え方が好きなんだなと思った。のんびり読みたい時にオススメ♪
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宮下さんのエッセイは癒される。
うまいなぁ。
あれやこれやの小説が宮下さんから生まれたのがよくわかる。
親子の話が好き。
『緑の庭の子どもたち』もとてもよかったものね。
長男くんのポケットはすごい。
いろんな本を読んでらっしゃる。
いくつかメモした。