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京都大学で行われた、企業経営者が登壇した講義を書籍したシリーズ第二弾。
今回も、様々な企業経営者の志や、その企業が掲げる理念、経営そのものに関する興味深い話を読むことができる。
この本で私が興味深いと感じたところは・・・
・サントリーホールディングスの鳥井信吾副会長から、フランスワイナリーの知られざる世界を知ることができたこと。
・セブン銀行の安西隆会長から、災害時にも機能するATMをどこよりも先んじて導入した経緯を知ることができたこと。
・不二製油グループ本社の社長清水洋史さんから、大豆加工の知られざる世界を知ることができたこと。
などである。
優良企業へ投資し、長期的な保有で運用するというスタンスにも共感を持てる。
本シリーズは第4段までは出版されていて、2019年までの講義を読むことができる。2020年はコロナウイルスの影響もあったので、京都大学でのこの講義がどうなったのかも気になる。講義が行われていたら、継続的な書籍化を願っている。
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2021年55冊目。満足度★★★★☆ 京都大学の経営学講義に招かれた企業経営者の講演を書籍化したシリーズもの。この内容は学生よりもビジネスマンにとって、むしろ有益であろう。シリーズ全て読むに値
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まず聡明な学生が集う京都大学ではこのレベルの講義が聞けるというのが羨ましい限りです。
どの代表の講義も、日本の将来はどうあるべきか?
自分や会社で何をすべきか?なぜそうなのか?
そのロジックがしっかりしつつ、教養的な知識もふんだんな講義です。
他のシリーズも読みたいと感じる本です。