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昨年1月にJASIPA定期交流会でご講演頂いた著者の城田さん、打ち合わせのときに、「クラウド、ビッグデータ、パーソナルデータ、フィンテックと続いた衝撃シリーズ、次は人工知能ですか?」とお聞きしたら言葉を濁されてましたが、本書では、自動運転、音声操作、チャットボットなどを含む人工知能系を主軸としながらも、VR/AR/MR、バイオメトリクス、センシング、ブロックチェーンと多岐に渡って新しい技術でビジネスがどのように変化するかを展望しています。
VR/AR/MR、バイオメトリクスなどあまり注目してなかったところも含めて幅広く注目すべきテクノロジーとビジネスが未来が俯瞰できてとても良かった。
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トレンドテクノロジーの分かりやすい解説本。理解しやすいレベルで説明してくれているので、ニュースなどより深く専門書より浅く知りたく場合に最適。ただ、すでに現時点でも最先端ではない感じもあり、最新テクノロジーを紙という古典媒体で記述することの限界を感じられるのが、面白く、せつない。
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執筆時時点でのICTを中心とした最新テクノロジーの解説本。全くの新しいテクノロジーや現時点で未注目のテクノロジー等の説明はないので、「大予測」というほどではないように思った。
あと、ブロックチェーンの解説のところでちょっと気になったのが、ASICやFPGAがブロックチェーン専用の半導体部品の名称のような書き方がされているところ。
ASICやFPGAはあくまで半導体部品の一般名称なので、ブロックチェーン用のものもあれば、車用であったり、デジカメ用等々がある。
とは言っても最新テクノロジーの概要が理解できるという点で有用な本である。
10~20年後くらいにこの本を見返したとき、本書の予測がどれほど当たっているかを検証してみたい、と思った。
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タイトルで損をしているように感じるが、日本人著者による『インターネットの次に来るもの』といった内容。翻訳書にありがちな冗長な部分がなく、非常に読みやすい。内容も単なる技術説明で終わるのではなく、深い洞察が伴っている。正直、日本人でこのレベルの書籍を書ける人がいることに驚いた。少し時間を空けて、何度も読み返したくなる一冊。
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AI、自動運転、スマートスピーカー、チャットボット、ブロックチェーンあたりの次世代技術の肝と趨勢を端的にまとめて書いてある。お役立ち。
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チャットボットや自動運転などの人工知能、ポストスマホを狙うVR・AR・MR、それと、バイオメトリクス認証やセンシング技術やブロックチェーンについての本。
訴訟大国のアメリカでは、毎日4万1000件の民事訴訟が起こされていると書いてあって驚き。こういうところは確かに、AIを導入したほうがいいのかも。
にしても、緊急時には運転操作を人間に代わるレベルの自動運転のテストでも、1,2時間もするとハンドルから手を放し、後部座席にいったり窓から顔をだしたり、同乗者とキスをするような人もでてきたと書いてあって、そりゃまだ事故が起きて死ぬこともあるだろうなと思った。自分もそんなテスト受けたら、たぶん途中で寝る。
それにしても、音声アシスタントの性能は、Googleアシスタントがアレクサと比べて圧倒的によくて驚いた。というよりも、アレクサが低すぎじゃないか。なんだよ回答率13%って。
ちょっと驚いたのが、グーグルアシスタント以外主な音声アシスタントで使われている検索エンジンは「Bing」だということ。SiriもアレクサもBingなのか。知らなかった。
それと、スウェーデンではマイクロチップが少しずつ普及してきていて、親指と人差し指の間の皮膚下に注射器でNFCが搭載されたチップを埋め込んで、手をかざして決算するなんてことも行われているらしい。さすがキャッシュレス先進国。お金だけじゃなく、カードやスマホまでなくても決算できるようになるのか。ちょっと怖そうな気もするけど、これなら盗まれないし手軽だし、セキュリティ性も高いから案外いいのかも。