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伊藤潤二氏の作品『伊藤潤二自選傑作集 歪(2018)』を読了。 2015年にリリースの作品「伊藤潤二自選傑作集 」が大好きな作品でここ最近また読みだしたので、この『伊藤潤二自選傑作集 歪(2018)』もチェックしてみた。過去の作品で読んだことが多い作品があるが、自作解説がとてもいい。
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伊藤潤二はかつて友人宅にあったうずまきを読んで衝撃を受けた。グロテスクでありながら、異常なまでに繊細な絵がとても印象的だった。今回初めて著者が選んだ短編集を手にしじっくりと読み、あらためてその絵の美しさに感嘆し、ストーリーの奇想天外さに感服した。どの作品も印象的だが、最後の『緩やかな別れ』は特に素晴らしく、ホラーでありながらも感動的だった。浅野忠信主演の映画『岸辺の旅』のようだった。遅まきながらこれから伊藤潤二作品を集めなくてはならない。
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『うめく排水管』『なめくじ少女』『緩やかな別れ』が収録されているのは嬉しいですね。アニメを観ていましたが、やはり『緩やかな別れ』は普段のホラーからのギャップも相まって、すごく好きでした。
久しぶりに読んでみて思うのは、やっぱり絵がすごく好きなのです。『噂』での、沼に入る少女の描写、すごくよい! 「ウォーターハウスか!?」ってなりましたもん。