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久しぶりに、これぞ「バチカン奇跡調査官」であると思う展開のお話でした。ひとりの少女を救いたいというひたむきさと、それを守ろうと決意したふたりに、ラストシーンには涙していました。
(ところで、平賀さんが4巻で死にかけたシーンは憶えてるのですが――具体的な原因は何だったっけ?…てなってしまった自分が申し訳なく……。4巻、読み返してまいります……。)
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シリーズ最新作。
アニメDVDつきの限定版も出ていたらしいが、なんやかんやで放映を見ていなかったので、通常版を購入。
けっこう長いこと読んでるシリーズだけど、安定しているのは凄い。
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平賀ってこんなにきかん坊な感じじゃなかったよね?
何かに没頭することは良いけれども、もっと節度のある対応だったと思うんだよね。
ロベルトも過保護過ぎるでしょ!
さらりと受け入れ過ぎているように見える。
もっとビシッとシャンとしてた人だと思ったけど。
やたら説明の多い内容で結局の所、奇跡調査に必要な事柄ってどれくらいあった?
あれ省けば、半分くらいのページで済むし、もっと内容に深みが出ると思うんだけど、真ん中でバッサリ過程がぶった切られて結末に持って行っても、その分時間勿体ない。
心情台詞も今回初めてに近いくらい入れてたけど、同じ様なことばかり呟いてるし、いらなかったよ。
ロベルトの料理場面を見ても、料理をする自分からしたら、その説明じゃ料理になってないような感じがしたし、再現しろって言っても無理だな…説明がなってない。
アニメ化されて、表現が感化され過ぎたんじゃないかって気がするし、1冊に1つの奇跡調査じゃなくても、2つのお話入れても良いと思う。
テンポも上がるし、展開のワクワク感が増す。
それに、もう少しガルドーネだとか違う場面を盛り込んでほしい!
最初の頃は、読み進めるのが楽しかったけど、最近は手が止まっちゃうことばかり…。
億劫にさせない変化をお願いしたい!
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だんだん、ややこしい内容になってきたかな。まぁ前作と違って、奇跡調査に関する内容だったから良いです。
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面白く読んだけど、なんだろ、バラバラな感じ。
隕石、三位一体の女神、妖精。繋がっていない。
ラストは良かった
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なんだか調べた知識を羅列してる感が強めだった
SFでいう設定にページを割くみたいな感じかなあ
しかし天国すごいなぁ
すごい財力である
大きく言えばこれも奇跡だね
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えーと……鳥ってそんなふうに人間と全く同じように喋れるまでに調教できるのか。いや、そこは突っ込んではいけないのか。
ちょっといい話だったけど、それはそれとしてスペック高すぎる鳥が気になってしまいました……
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ロベルトの長いウンチクの所がやっぱり面白い。古代メソポタミアの神の特質がエジプトの神やユダヤ人の神に受け継がれた話などは特に面白い。エジプトのアトン神を唯一神とする考え方をモーセが受け継ぎ、ユダヤ教の一神教の考え方を作った部分は松岡正剛の文明の奥と底にも紹介されてたから有名な説なのかなと思った。
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2018.12.23
最後のロベルトのいつもの(?)語るシーンからラストにかけて泣きそうになりながら読んでた……
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ある意味、初心に返ったように例の組織もなく、二人で奇跡かどうかを確かめる回でした。
ロベルトのうんちくが全然残らない。。難しい。。
頭痛の伴わない頭痛、というのがあるのか。。
骨の病気だったり、新しい知識は増える。
博士が相変わらず不憫(笑)
ラストの二人の選択はどうなのだろう??
目的が奇跡調査、故にいいのだろうか??
フィクションとして割り切るべきだろうか??
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読書録「バチカン奇跡調査官ジェヴォーダンの鐘」5
著者 藤木稟
出版 角川書店
p250より引用
“ 自分自身や親しい人の病苦や死、その悲
しみや未知なるものへの不安、そうした数々
の悩みや苦しみは、時代が変わってもさほど
変わらない。教会や聖職者に代わってそうし
た問題を解決する何かを、人々は求めたんだ。
”
目次から抜粋引用
“鐘は鳴る、奇跡の印として
鳥と聖母
謎多き道の始めに立ちて
悪しき霊らの為業
墓標と少女”
天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
テリー小説。人気シリーズ長編第十四弾。
これから春を迎えようとしている、フラン
ス中央の小さな村。毎年恒例の山の祠での礼
拝で、決して鳴るはずのない祠の鐘が、高ら
かに鳴り響いた…。
上記の引用は、産業革命後の心霊学ブーム
に対する、主人公・ロベルトの台詞。
自分でどうしようもない時に、何かに縋りた
くなるのはよくあることなのでしょう。気を
つけたいのは、そういう人が弱っている時に、
つけ込もうとする人たちなのではないでしょ
うか。
オカルトと宗教と科学が上手く噛み合った、
私がシリーズ本来の面白さだと思っている部
分が強く戻った一冊。悲しくて切ない結末は、
ここ最近では一番だと思う作品です。
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今度の舞台はフランス。
ただ、なんの組織も出てこないし、死人が出た原因も隕石に当たっちゃったとか、正当防衛とか。。。
シン博士とのやりとりがちょっと多かった印象があるかな、程度。
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平賀とロベルトの関係性がうまく反映されているなと随所で感じられた。シン博士のキャラクターもいい味を出してる。
いつもの壮大さを想定して読み進めていると、いい意味で裏切られる。仕掛けは変わらず壮大ですが。献身的な様ってどうしてこんなに刺さるんでしょう。
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キリスト教の歴史語りの長さよ……。興味がある人にしたら面白いんだろう、と、心を無にして読み進めた。今回はさほど突飛なエピソードが出てくるでもなく、砂漠に取り残されることもなく、終わり方もきれいでした。が、戻ってからどう報告するの!?とか、突然終わってしまったので驚いた。
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平賀の純粋な心…科学的な心?でロベルトの悩みが一掃されてしまうのがとてもいい。
普段からロベルトも多くの人も難しく考えすぎなのかなと思わされました。
奇跡に関しては通常通りに調査して、最後は思いつかない意外な結末でした。自然の奇跡と人工的な奇跡を調査で明らかにしていくために、平賀の科学的な視点とロベルトの宗教的視点で紐解いていました。
個人的には調査に行く前のサウロ大司教に呼び出されたあと、ロベルトの家で食事も共にするところが毎回好きです。