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サービス。私も、どれだけ上から売って、下に下すか?が、焦点だと思っていたのですが、それが幻想であるという事を、簡単な三角形の相似から知って、確かに理系的理解だな、って思ったのですが、それ以降は、私には難しく、理解できませんでした、一応理系ですが。スピンの打ち方、そもそものストロークを思い切り振る、など、興味深い話だったのですが、残念です。ぜひ、頭脳が9割、を、読んでみたいとは思いました。
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大学の研究室の後輩に凄い人がいて、スキューバダイビング、スキー、テニスができて、英語ペラペラの、後輩からこの本を紹介されました。一応、私も理系なので、本のタイトルに「理系」」がついていると気になります。
著者がだれかも確認せずでネット購入しましたが、共著の一人である田中氏の名前は知っていました。テニスの選手を目指さない、練習時間が週末しかとれない、高校生のように部活で復習ができない「ウィークエンド手にスプレーヤー」がいかにして上達していくかを研究されている方で、「写真に写っている姿と、自分の感覚は異なります」と言われていたことが印象に残っています。
この本は、田中氏が常日頃から言っていることを、理論物理学者で、週末プレーヤでもある、共著の松尾氏が、自分の体験と物理学の裏付けをもって、田中氏の言われていることをサポートしています。
特に印象的だったのは、サーブは下から上へ打つ、グリップは強く握る、体重移動ではなく軸足移動、スプリットステップはジャンプするのではなく重心を低めに、自分の利き足・利きテイクバック・利きフィニッシュを探す、ラケットの加速は体幹の回転運動からであり腕の振り回しでない、と、このように重要ポイント満載です。
これからも何度か読み直して、週末のテニスに取り入れて、自分のテニスレベルもアップさせたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・現象アドバイスは、打ち方の見た目、フォームを分析して伝える。体感アドバイスは、プレーヤーが身体で感じたことを伝える。だから時に理論と真逆のアドバイスを言うことがある(p5)
・巷で流行りの運動連鎖は、天才やセンスのいい人の上達法、運動を連続で行いながら正解を出すのはほとんどの人にとって無理、なので身体の動きを制限する、単純化する、パラメータを減らす(p25)
・予測として、1)ガットにあたるボールの感触、2)あなたが売ったボールがネットを越え、対戦相手のコートにバウンドするまでの軌道、3)ボールのはね方を見て、次のボールを予測する(p34、36)
・予測>判断>動き>打ち方、の順序でミスの原因がある、特に、予測・判断を重視する(p38)
・週末プレーヤは疑似体験をする、自分が試合をできないので、他人の試合を見ることで経験を積む(p49)
・対戦相手は、ローボールかハイボールヒッターかを見分ける、ローボールヒッターはクロス、ハイボールヒッターはストレートが打ちやすい(p66)
・ジャンプする理由は、1)回転エネルギーが大きすぎて結果的にジャンプしてしまう、わざとしていない、2)高い打点のボールをために、わざと打点移動(軸足移動)に使う(p94)、身体はなるべく浮かして打たないようにする、体を安定させるには地面に沈むこむようにする(p73、75)
・体幹中心のフォアハンドとは、肩・腕・ラケットの相対的な位置は不変、ただし、体の正面が向いている位置は変化する、これを体幹の回転で行う、バックハンドも同様、肩中心だと位置関係が変化する、体幹打ちをするのでパワーが出る(p99、100、102)
・ボレーは、グリップは強く握って、面ブレしないようにしてボールを打つ、但し打つときに力が抜けないようにする(p117)
・片手バックハンドは、グリップエンドを相手コートに向けた状態から、左ひざをコートにつけて居合抜き(p135)
・初めからヘッドダウンするのではなく、インパクトの直前にラケットダウンが起きて、インパクトへ向かう(p151)
・スピンは、ラケットヘッドを上げて、下げる、ワイパーのようなスイングにするとスピンが利く(p154)
・スプリットステップは、沈み込む動作のこと、ジャンプではない(p159)
・いわゆるテイクバックをするのではなく、股関節がロックされた状態で「捻る」(p166)
・ボレーは横向きにならない、打点を身体の前にする、踏むこみも原則不要(p179)
・ボレの基礎は、止まって打つ、待って打つ、ボールを懐に入れて、体幹の力で打つ、グリップエンドから振り出し、遅れてラケットヘッドにすると勢いのあるスイングとなる(p186、190)
・サービスもスマッシュも、下から上に打つ、ラケットがボールに対して、下から上に入っていくのが正解(p205)
・左肩があったところに、ボールを投げた右肩がすっ飛んでくる感じ、これが体幹が回っている打ち方(p208)
2018年7月15日作成
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本屋でパラパラと立ち読みして、めちゃくちゃ面白くて、買ってみました。
テニスをやっていて、疑問に思っていたことが、ほとんど解消されていくような
素晴らしい一冊でした。
これまで感覚で語られてきたことが、実際はどういうことなのか、というかそもそも正しいのか、科学的に分析され説明されています。
どうしても頭で考えなきゃ動けない自分にとっては、とても助かる本でした。
もっとこういう視点でのテニス関連書籍が出てほしい!
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”理系なテニス” ”物理で証明”っと如何にも科学的にテニスを解説された指導書かと思いきや、ただ単にプロテニスプレイヤーである田中信弥さんと理論物理学者の手にスプレイヤー松尾衛さんの共著という事だけで、残念ながら物理学的側面からテニスを解析した項目は殆どありませんでした。”9割の人が間違えている 常識”っと言うのもいささか言い過ぎかな~。。。
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物理の先生とプロテニスプレイヤーが交互に解説してくれる。
物理学アプローチとテニスの経験則と。
サーブメインの球出ししよう
ジャブショットを見つけよう
1人のプレイ映像のみみよう(ステップやショット後どうなってるか確認するため)