電子書籍
原田作品の裏話
2018/07/16 20:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田さんの本に興味がある人にはとっても面白い。というのも作品のきっかけがふんだんに出てくるから。食べ物の話は思い込みが強すぎてトンチンカンですが、まぁそれも一興か。
投稿元:
レビューを見る
原田マハさんのエッセイ。著者のエッセイを読むのは初。
前半は旅とか食に関して面白おかしく、後半はやっぱり真骨頂なんでしょうね、美術に関してが主。わたしもぼよグルやりたいなあ笑。
投稿元:
レビューを見る
エッセイは読まないのですが
敬愛する原田マハさんなので
魔がさしました。
自分に重なる部分もたくさんあって
率直に言って楽しく読めました。
でも、もっとキュレーター時代のお話も
聞きたかったなあ。
投稿元:
レビューを見る
原田マハさんのエッセイ。
思わずクスリと笑いがこみ上げることも。
マハさんと学生時代からの友人である御鉢屋千鈴の二人旅。
≪ぼよグル≫こと≪ぼよよんグルメ旅≫
四季折々の日本全国へ出かけ、美味しいものを食べ、美しい景色を見て、民芸品を買い漁り、宿に着いたらひたすらぼよよ~んとする旅。
この二人旅は原田さんの小説に登場する”ハグとナガラ”だわぁ~。
あぁ~、”ぼよグル”
あこがれる~!!
「合図若松白虎隊」という章で、マハさんが「移動すること自体がテーマなんじゃないか」という旅をする。
そのルートは、福島~花巻~遠野~益子~宇都宮C~福島~会津若松~郡山。
移動手段は新幹線とバスとレンタカー。
この複雑怪奇な行程のチケットを取るために、新宿駅のみどりの窓口で三十分も駅員さんと検討したのだとか。
ここを読んでいて頭に浮かんだのが、立川志の輔さんの落語『みどりの窓口』
こちらも駅員さん泣かせの複雑怪奇な行程(笑)
投稿元:
レビューを見る
旅先でのおいしいものとの出会いが嬉しい。楽しさがあふれてくる。晴れ女とは羨ましい。
多治見に住んでるくみちゃん、「ギャルリももぐさ」って知ってるかなぁ。
金沢で結婚したちえみちゃん、割烹「よし村」で蟹炒飯食べたかなぁ。
新婚旅行中、よく雨に降られた私は雨女〜〜♪
投稿元:
レビューを見る
日本全国にとどまらず世界中を飛び回るマハさんの旅エッセイ。美味しかったお店の名前も書いてくださっているので、機会があれば自分も食べに行きたい…!!
しかし旅を重ねると「どこに行くか」を超えて、旅の目的が「何をするか」(マハさんの場合は陶器を買いに行く、美味しい○○を食べに行く、など)になるのか〜、自分はまだその域にまだまだ達しません。
投稿元:
レビューを見る
原田マハのエッセイ。旅行好きで美味しいもの好きの作者の私生活を垣間見ることのできる一冊。何故、キューレーターから小説家になったのか?など、作者好きなら必見である本である。
投稿元:
レビューを見る
おもしろかった。内容はもちろん、テンポも良くするすると読めるので小説とはまた雰囲気が違う。講演会などもされているそうなので、書くだけでなく話す方にも磨きがかかっていることと思われる。
マハさんは筋金入りのフーテン、ふらりふらふらと旅をする人なんだそう。目的を決めない旅であったり、ガイドブックを開かない旅であったり、はたまた食べたいグルメをピンポイントに狙う旅であったり。スタイルは色々だけどマハさんの気持ちの根っこはブレずに、ただ、とにかくどこかに行きたい、という思いが伝わってくる。
同行者がいても楽しめているのがなんだか意外。自分のペースの旅って、他人とは合わせにくそうなのに、マハさんには編集者の方々だけでなくン十年来の友人その名も御八屋千鈴なる方が旅をともにしている。しかも心から楽しそう。
連載時のなごりで同じことが何度も書かれているのはちょっと疲れるかも。あと画家への愛があふれていてうまいこと小説に誘導される(笑)ピカソの話はぜひとも読みたいな。
投稿元:
レビューを見る
⭐️4.5
さすがマハさん。楽しく読了。
つい先日、大原美術館行ったところだし、ゴッホのことを話題にしたドラマも見たところだし、すごくいいタイミングでこの作品に出会えた感じ。
投稿元:
レビューを見る
前半は旅に関する買い物や美味しいもののことで(始終動いているというマグロ的な内容)、後半は美術ものの作品を出す背景が多く書かれていた。小説すばるで出す時期も違っていた様子。そして、前半はマハさんの明るい地が出ているようで、後半は地は地でも美術に関してで、熱い想いが真摯に語られ。どちらもマハさんなんだなと。今までの作品をより深く知る上でも、読んで良かったなと思う。読んで旅に行きたいと思えるところが山ほどあったし、前世はカキだななんてバシッて言い切ってしまう勢い、面白かった。自分も旅好きだし(最近はそんなに旅していないので、羨ましく思いつつ楽しんだ)、そんなに詳しくないけれど、絵画が好きなのでぴったり合った本って感じでした。
投稿元:
レビューを見る
原田マハさんの本を全て読んでいたのならば、感動すること間違いなしの一冊だったと思う。
そしてその聖地巡礼に行きたくなると思う。
とりあえずマハさんの本を完読したらまた読み返そう。
そして聖地巡礼に!
投稿元:
レビューを見る
無計画に旅を楽しむ。風の向くまま気の向くまま。まさにフーテン。
「カフーを待ちわびて」の裏話が良かった。
書くべくして書いたんだね。
投稿元:
レビューを見る
美術にまつわる小説をはじめ、精力的に書籍を刊行する著者、その創作の源は旅にあった!?
世界各地を巡り、観る!食べる!買う!
そうか、マハさんってフーテンだったのねーw
そして、それなくしては、今のマハさんもなかったってことか!いやー、奥深いですなww
それにしても、お父さんとの交流が、なかなか・・・最後もそのいい感じでまとめられてるし。
宗典さんのエッセイでは、金銭面で家族に苦労させちゃう、ちょっとダメな父親なイメージだったんだけど、それはそれとして、マハさんにとってはいいお父さんだったのねー。
キュレマハを生み出したのはお父さん、と言っても過言ではないな!!
投稿元:
レビューを見る
「寅さん」ならぬ「マハ」さんが、各地を旅します。
食べ物にしろ、人にしろ、出来事にしろ、
そこでの出逢いは奇跡のよう。
大好きな小説「カフーを待ちわびて」が
マハさんに降ってきた出逢いのところも、感涙。
投稿元:
レビューを見る
原田マハさんの旅とアートと食のあれこれ。
ああ楽しい。絵もうまーい。
風の吹くまま気の向くまま、インスピレーション・トリップのはてにある出逢い。仕事とシングルマザーの生涯ワンオペに追いまくられてきた私は、目的のない行動が苦手なわけですが、もっとテキトーに、ゆるっと出かけてみよう。うん。