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何度か繰り返し開きたい
2019/03/18 11:19
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投稿者:koko - この投稿者のレビュー一覧を見る
成功が幸福とイコールではないこと、幸福を追い求めても幸福にはなれないことを学べた気がする。著者の人生から語られた言葉一つ一つに説得力がある。
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質問に著者が答える形式で、「嫌われる勇気」のような、計算し尽くされた話の展開にはなっていない。その分、前著2冊で書かれたことを現実に落とし込むヒントが得やすいのかもしれないと感じた。
生きる喜びも、幸福であるという感覚も対人関係の中でしか得ることができないこと、
幸福は表現的なものであること、
が今回得た学びだ。
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「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」とアドラーは言います。自分と他人の課題を分け、幸福であることを問う。その勇気を持てる。
「自分の価値を自分で決める」
「今日という日を子どもと一緒に生きられるのであれば、それがもうすでに幸福だ」
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幸福は存在、成功は過程。何かを達成しなくても幸福になれる。
見かけの因果律=本来因果関係がないのに、あるかのようにみなすこと。
名誉心や野心は人生の最後にはまったく意味をなさない。
挫折体験は、必要。空を飛ぶための空気抵抗のようなもの。
課題を分離する。自分の課題だけに集中する。
本は残る。
人生設計はできない。将来はわからない。遠くはぼんやりとしか見えない。日々をしっかり歩く。
幸福は人格である。幸福のコートを簡単に脱ぎ捨てられる人が幸福である。
我々の人生は期待で成り立っている。期待しない勇気、期待を裏切る勇気があれば幸福になれる。
過去を手放す=過去に影響されない。
未来を考えない=いらぬ心配はしない。
幸福とは過程ではなく存在だから。
幸福は外に現れる=機嫌が良い、丁寧、親切、寛大になる。
一人で幸福になることはできない。希望は他人から与えられる。
幸福と幸福感は違う。幸福は知的なもの。幸福感は薬やお酒で簡単に得られる。
目標を達成したら幸福になれる、ということはない。幸福と成功は違うもの。
何が起こるかを知ることはできない=幸福は出来事に左右されない。
人生の意味は、自分が自分に与えるもの。
幸福は人格である。コートを脱ぎ捨てるように気楽にいつでもほかの幸福を脱ぎ捨てられる人が最も幸福な人である。偽りの幸せはコートを脱ぐように脱ぎ捨てられる。真の幸福は一体化したものでなくならない。世俗的な成功、地位、カネ、名誉は偽りの幸せであり、脱ぎ捨てても真の幸福には影響しない。
生活は、期待の上に成り立っている。時には人々の期待に全く反して行動する勇気が必要である。世間の期待通りになろうとする人は、自分を発見しないで終わることが多い。
今ここで幸せである、こと。そのためには過去を手放すことが必要。
過去はやり直せないのだから、もうないと考えること。
起きてないことは考えない。これから先どうなるかはだれにもわからない。
その時、今、に集中する。
問題があっても、今できることをしていこうと考える。
転職をためらうのは、失敗してでも挑戦するという気概がない、こと。挑戦とは必ず失敗すること。失敗しないなら挑戦とは呼ばない。
自分が何のために働くのか。安定した給与のため、というのではなく、成し遂げたい何か、はないのか。
あらゆる悩みは対人関係である。
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読了。
著者自身の半生を述べつつ、アドラー心理学や三木清の「人生ノート」からの引用で、各人のお悩み相談に答える形式。
そもそも成功と幸福は別の概念だと思っている私は、正直あまりピンとこなかった。
原因論を否定し、「人生の嘘」を糾弾するアドラーの考え方は、力強く前向きだと思う。
だが、アドラー心理学ですべての悩みを解決しようとするのはちと無理がある(笑)。
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自分が幸福になる
幸福になることで他人事も幸せに
幸福感と幸福は違う
薬使ったりお酒飲んで酩酊したりして気分が良くなるのは幸福ではなく幸福感
そのときは良くても後でこれで良かったのだろうかと思うこと。
良い学校に行って良い会社に入り裕福になることは幸福ではなく成功
小さいときから親に愛されていたのでそれが当然だと思っているといつまでも他の人から愛されることばかり考える
でも与えられるだけでなく
与えるひとになることが大人
何があっても決めるのは自分が
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最初本屋さんでパラ読みした時は素晴らしい!!と感動したけど、その後買って読んだらあんまり心が動かされませんでした。不思議。
相談も同じようなのがあったり、もうここまできたら挫折って言えばいいのに!!とか、ツッコミたくなりました。
三木清さんや、アドラーのことがたくさん書かれてありますが、誰の言葉の誰の本?とすこしとがった取り方してしまい、こういう本は続けて読むと良くないのかなぁと思いました。
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最悪の時は脱したと思えているが、まだ心元気でなく鬱々としてしまうときがある。やはり岸見氏の言葉は心にしみる。
成熟していく社会で、インターネットの登場により、誰もが成功出来るチャンスが有る社会。Webの情報でも成功者の情報をよく目にするが、出来ない自分のギャップも今の心の重さに繋がっているのだろうか。
先ずは自分が幸せになり、周りに広げていく、そんな生き方なら私にも出来るだろうか。
【学】
人の期待にこたえなくていい
「自分自身を失わなければどんな生活も苦しくはない。自分が自分自身でさえあれば何を失っても惜しくない」
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p122 今はこれからの人生の準備期間ではない。今はリハーサルではなく本番。
まさに!その通り!
今できることをしっかりやっていく。
そんな人生を、改めて強く意識しながら、人生を送ろう。
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アドラー心理学の考えを日常により実践的に導入するにはどうすればいいのか?を考えるにあたって参考になればなと。
本書では様々な相談に対して、筆者が回答する形式なので、相談者の身になって、もしくは相談の内容をこれまで自分が経験したことのある内容に置き換えて考えると非常に興味深かった。
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読みやすかった。相談事に答える形で、三木清やアドラーのエッセンスを知ることができる。一見辛口だが、その厳しさこそがアドラーのいう「勇気」なのだろう。
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もつれた糸がほぐれて、優しい気持ちになった。感情をもつれさせていたのは、他の誰でもない、先入観だらけの自分の思考パターンだったことにも気づく。
成功と幸福は別物である、今は未来のリハーサルではない、など、心に染みることばの数々。
年頃で悩み多き我が子や甥姪にも勧めたい本ではあるが、この本を読んだ私は、これから子ども達との関わり方が変わってくると思う。
積極的に働きかけなくても、普段の子ども達とのやりとりの中で、もつれた糸をほどくヒントを自然に与えられる機会があるかもしれない。
いつか、大切な我が子や甥姪の役に立てるかも、という小さな期待が、私の幸せの1つに追加された。
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幸福は質的なもので、存在に関わる。成功は過程に関わり、幸福の手段。何かを達成しなくても、今このままで幸福であると気づいた瞬間に、人は幸福になる。
体系的に記述するというより、Q&Aの回答や講演録、インタビューから、浮かび上がらせる。バックボーンは、三木清やアランたちの哲学思想。
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自分の価値は自分で決める。
評価と価値は切り離して考える。
何かで評価され、それが良くない評価だったとしても、その人自身の価値が下がるわけではない。自惚れは良くないけど、自分は自分であるという絶対的価値がある。
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P24
幸福はその人だけに当てはまる
P24
人はこの瞬間に幸せになる
P118
人生設計はできない
P185
一からやり直したい
(=過去をリセット)
P187
起きていないことは考えない